先程、
かれこれ2年ぶりぐらいになる「久しぶりのお客様」が
(女性)ご来店になりました。
カウンター席のいつもの場所へお掛けになり
いつものアメリカンコーヒーと
クロワッサンをご注文になりました。
そして、
お召し上がりになりながら
「奥さまはお元気ですか!^^」と、おっしゃるので
いいえ、実は・・・
昨年の2月に逝去したことをお伝えしたのです。
「エ~ッ!? どうして!」と、驚かれて
「全然知らなくてゴメンナサイ!」
そこで、
それまでの経緯を詳しくご説明したのです。
最期の一週間は家に連れて帰れたこと。
息を引き取る最期のひとときは
妻がしゃべれはしないのですが
ベットから起して欲しいような仕草をするので
妻を起してベットの端に妻を抱きかかえて並んで腰掛けた事
しばらくすると起きている姿勢が辛いのか横になりたい仕草をするので
横に寝かせたこと・・・
そして、
又、、お越す・・・
それを繰り返した4度目に抱きかかえた僕の腕の中で息を引き取ったこと・・・
(最期は抱いていて欲しかったんだと思います)
ですが、
妻を一人残して僕が先に逝ったのでなくて
本当に良かったと思っています。
お客様がうなずきなら涙ぐまれ
「奥さまはご主人の腕の中で息を引き取られて、お幸せだったと思います」
「世間のほとんどの人が病院で息を引き取られるのに・・・」
「最期はご自宅にご主人と居れたのですから・・・」
その涙目を見たらその頃のことをまた少し思い出してしまい僕まで込み上げてきたので
側を少し離れてごまかしました。
最近はダメなんです
ニュースを見ていても
ドラマを見ていても、涙するのを見たらすぐにもらい泣きをしていまいます。