今日の福井は朝降った雨でとても蒸し暑かったのですが
昼頃から強い陽差しになり蒸し暑さは和らぎました。
昨日の休日、
ＮＨＫの「明日へつなげよう」を見ました。
それは、
福島県の請戸地区にある「請戸小学校」を震災遺講にするという番組でした。
（うけどしょうがっこう）
1階は（津波の被害）津波に全て奪われ荒れて変わり果てた教室、
２階は（原発の被害）机も椅子もランドセルさえもそのまま残された教室・・・
その学校を後世の人々に形として残す為に
「震災遺講」にするのです。
この教室で学び
８年前に小学生だった子供が今は大学生になっていました。
その子供達が８年前に転校先で
「汚いから側に来るな」
「側に来るとうつるから向こうへ行け」
と、いじめを受けたそうです。
当時の教頭先生だった方が声を詰まらせて
「子供達にすればどうすることも出来ない事を言われていじめられて・・・」と、涙を流されていました。
子供がこういった事を言うのは親や周りの大人が言うから
真似をしてそういった事を言っていじめるのだと思います。
何の罪も無い被害者の子供達なのに・・・
只でさえ傷付いている子供達の心に更に傷をつけるような言動は周りの大人が正さなければいけません。
情けない、
人間の悪いところが出たと思います。
番組では感動するところもありました
バイク愛好家がイベントを開催したところ
遠くは北海道から２日間かけて来た人や全国からツーリング仲間が福島に集ったのです。
これには人間の素晴らしさに胸が熱くなりました。
写真や語り部だけでは伝えきれない所もあると思います
いろいろ大変でしょうけれど
将来に「震災遺講」として残すのは良い事だと思いました。
考えさせられる番組でした。
それでは、
今週もよろしくお願いします。