川越店・大宮日進店ともに休業が続き、ご心配・ご迷惑をおかけしています。
１０月２９日（金）、川越店内の猫１頭に猫白血病が確認されました。
この子は以前に多頭飼育崩壊現場から保護した子で、一緒に保護した猫の中に猫白血病の猫がいました。そのため、保護時には、２か月半と通常よりも隔離期間を長くとりました。その間に猫白血病ウィルス検査を３回行い、その全てで陰性が確認されていました。獣医師とも相談し、陰性確定と判断しました。しかし、川越店内フリーになったあと、口元に違和感を感じました。猫白血病によくある口元の汚れを確認したからです。１０月２９日（金）夕方に受診し、猫白血病陽性の結果を確認しました。そのため、翌３０日（土）から川越店を臨時休業とさせていただき、当該猫と接触した猫全頭のウィルス検査と隔離作業を行っております。
当該猫が川越店内フリーになってから約２週間の間に接触した可能性のある猫全頭のウィルス検査を数回に分けて昨日までに終え、全頭の陰性を確認しています。
ただ、猫白血病の潜伏期間は通常ひと月といわれているため、このまま川越店の猫たち全頭の隔離と１２月に入ってからの再検査を行わなくてはなりません。
現在、シェルターと大宮日進店にケージを増設し、川越店の猫たち全頭の隔離を行っています。みな、いつもと変りなく元気にしているのでご安心ください。
大宮日進店は、このまま隔離場所として使用するため、当面の間、お休みとさせていただきます。川越店は、大宮日進店の猫たちやデビュー待ちだった猫たちを引っ越しさせて、１１月９日（火）には再スタートする予定でいます。
譲渡会に関しましては、平素から仲間のボランティアさんとの共同開催であること、デビュー待ちや預かりさん宅に保護猫たちがいることから、予定通り行わせていただきます。
シェルターを運営している知り合いのボランティアさんに相談したところ、ねこかつでは今回のようなことは初めてでしたが、同じような経験をした方が数名おりました。その方たちのところでは再検査を行ったところ、猫白血病の感染は確認されなかったということでした。
また、この間に川越店にご来店いただいた方の中には、ご不安に思われる方もいらっしゃるかも知れません。もちろん人間には感染しませんし、猫同士の感染力も弱いため、仮に猫白血病ウィルスを持っている猫と接触したとしても、そのウィルスを家に持ち帰り、ご自宅の猫に感染するということもありませんので、ご安心ください。
今回の件でウィルス検査費用やケージ購入費用など直接の出費だけで約１００万円かかることが予想されます。コロナ禍での厳しい状況での運営でしたが、さらに厳しい状況になってしまいました。
ねこかつのボスのダンなど、みんなの元気な顔を早く見せられるようにスタッフ一同総出でがんばっておりますので、より一層の応援をお願いいたします。
保護猫カフェねこかつ
梅田達也
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