林の中に咲いていた椿
ご近所の木瓜の花
3月1日
公立高校入学試験の
合格発表日でした。
孫です
どうなることかと心配していましたが、何とか希望する高校に合格することができました。
今どきはオンライン発表なんですね。
こちらからは連絡せずにいたのですが
母親から
「受かりました」
とLINEがきました。
「よかったね。」
と返信はしたものの、すぐには信じられなくて、オンラインの入力ミスとかはないのだろうかと半分疑うような気持ちでいました。
その後高校へ書類を受け取りに行き
写真を撮ったたようです。
帰宅後またLINEがきて
「いっしょに受けたお友だちがだめだったみたいで、喜べないと落ち込んで、部屋に籠もって出てこない。」
と、ちょっと心配な内容でした。
結局夕方まで籠もっていたようで
母親もどうしたものかといっしょに落ち込んで半泣きで電話がきました。
夜になってやっと出てきたようですが
夕食もお祝いモードではなかったようです。
友人が合格できなかったことで
こんなに落ち込むのかと意外でしたが
一人っ子の孫にとっては、友人の存在はそれほど大きなものだったのかもしれません。
そういえば
と、思い出したことがあります。
孫が小学校3年生くらいの頃のこと。
仲の良いお友だちが、廊下で6年生の男子とぶつかって転び、顔に擦り傷を作ったそうです。
そのことを話してくれたのですが
「その男の子は『ごめん』だけ言って行っちゃったんだって。ごめんだけだよ。『ね』も言わないんだよ。普通、『ごめんね。』って言うでしょう。」
と、とても憤慨していました。
孫にとっては、「ごめん」は「ごめんね」に比べて気持ちのこもっていない言葉だったのでしょう。
友だちのために憤慨して話す孫の気持ちと、独特な言葉の解釈に感心したことを覚えています。
かわいかった孫も今はしっかり
反 抗 期
親やわたしにはぶっきらぼうで
省エネの言葉しか使いませんが
お友だちのためにこんなに落ち込む
やさしさがあるのなら
まっ、いいか
というところでしょうか。
十五の春の新しい生活が
どんなふうに始まるのか
期待半分心配半分で
応援することにします。