少し前のことですが、山登りに行ってまいりましたクローバー

 

日本百名山の金峰山と、山梨百名山の国師ヶ岳

 

https://www.yamanashishi-kankou.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/2021oodarumi-naka_compressed.pdf

 

うちから、登山口の大弛峠まで、車で約1時間のところなので

前々から行きたいな~と、あたためていた山です車

 

金峰山に登ったのは、8月のこと

 

息子(6歳)が、夏休みに山登りに行くことに乗り気になってくれまして

山小屋でのお泊まりも、良い体験になるかなぁということもあって

1泊2日でゆっくり登ることにしましたニコ

 

離れたところからでもわかる、特徴的な山頂を目指します

 

眺めも良し富士山

 

岩がごろごろしているところが多く、子どもにはアスレチック感覚で楽しい様子

 

樹林や平坦な道はすぐに飽きて、おやつタイムを所望したり、しりとりループにはまったり

ときにはキノコ観察や苔観察をしたりでキノコ

 

「あと何分~?」→「あとちょっとかな~」 を何十回も繰り返しながら

そんなこんなで登頂拍手

 

五丈岩、この石の積まさり方はスゴイキラキラ

 

何が封印されているのか・・・

ピラミッド並みに超自然的な感じ

 

お隣の瑞牆山も見えます

 

瑞牆に似たような、岩がそそり立つような景色があちこちに広がっていて

特に夕日が当たる頃合いになると、ここ魔界ですか?という雰囲気宇宙人オバケ

 

目的地の金峰山小屋音譜

 

スタッフさんたちはみんな親切で、清潔な小屋、整った設備に、美味しい食事とフリードリンクコーナーアップとても快適に過ごせましたほっこりラブラブ

 

翌日、金峰山からの下山のあとに、続けて国師ヶ岳にも足を延ばしたかったのですが

思った以上に疲れていたので、無理せず温泉へと下りましたぼけー温泉

 

 

そして9月、国師ヶ岳にも登りたい気持ちがやっぱり膨らんで、国師ヶ岳リベンジもみじ

 

途中の乙女湖にも寄り道です

 

朝から雲が増え続ける中、10分おきに繰り返される、行き倒れゴッコチーン

(空いていてよかった・・・)

 

山頂は、残念ながら雲の中でした

奥に見えるのが、奥秩父最高峰の北奥千丈岳

 

こんなお天気でも、子どもは景色にお構いなし

お猿ゴッコのほうが楽しいようで何より猿

 

国師ヶ岳の名前の由来は、かの作庭家、夢想国師が修行した山ということで

夢想国師はいったいどのような思いでこの山に籠ったのかうーん

凡人には図りかねることですが

 

奈良吉野の金峰山とのつながりとか、南北朝時代の権力闘争の魑魅魍魎の時代背景とかを鑑みるに、純粋な修行を超えた、やむにやまれぬ事情があったようにも思えてきます

 

国師ヶ岳から40分ほど下ったところに、天狗岩という場所もあって

私が住んでいる地域の神社「大嶽山那賀都神社」の奥の院なので、ぜひともお参りしてみたいところなのですが

破線ルートだし、子連れだし、ガスってるし、今回はガマンガマンあせる

 

とにかくこの、金峰山・国師ヶ岳あたりの山々には

古代の山岳信仰が色濃く残っていて興味深いです真顔

 

かなりザックリかいつまむと・・・

 

山への自然信仰から始まり

麓から山を拝むための里宮が出来て

そこに神道が入ってきて神社になり

さらに仏教が伝来して神仏習合

檀家制度や廃仏棄釈などの紆余曲折を経て、混ざり混ざって今に至る

 

そんな、古代から現代までの数千年が、山から神社、お寺などから垣間見えて面白い

 

そんなことに思いを巡らせながら帰路についていたら、キツネさんに遭遇

道路脇でくつろいで、逃げる様子もなくこちらをジッと見てくるところからすると

誰かからエサをもらったことがあるな?

しばし目が合ったあと、プイっといなくなりました

 

 

降りてきて、何気なくテレビを付けたら瑞牆山をやっていてイヒ

来年は瑞牆山だね!と息子と意見が合ったので、今から楽しみですウインク