立秋も過ぎ、朝晩は肌寒く感じるようになりましたが

昼間はまだまだ暑いです晴れ

 

畑の忙しさに、コロナの波もあり、夏休みも徒歩圏内で過ごしたのでした

 

近所の川原で涼んだり

 

庭で花火をしたり

 

夏野菜も色々と収穫できましたクローバー

 

 

 

今年初めて、笹を支柱に使ってみました!

 

 

 

 

事の起こりは冬雪雪の結晶

 

うちの近くの道路脇に笹が茂っていて

雪が降ると、雪の重みで笹がしなって、道行く車のフロントガラスにバシバシ当たるので

こりゃイカン、と笹刈りしたのでした(真冬なのに、汗だくの一仕事おーっ!

 

そんな笹が、ほどよく乾燥していたので、試しに畑の支柱にしてみたところ

 

とっても優秀キラキラこれは使えるビックリマーク

 

 

いっぱい枝分かれしているので、キュウリとかエンドウ豆とかインゲンとか

いい具合に絡むのですウインク

 

しかも、いちばん下の枝分かれ部分を地中に埋めることで、粘りが出るので倒れにくく

何本かまとめて差せば、いちいち紐で結束しなくても支えあってくれる

 

素晴らしい~キラキラアップ と、感動していたのだけど・・・

 

思えば、市販の支柱って、天然の笹や竹をマネしてプラスチックで作ったものなのだから

元祖の本物を使えばいい、というだけのことなのですよね

野菜がまだ野生だった頃は、そうやって育っていたのでしょうし

 

 

ふと思い出した、90代の大先輩のお言葉

 

「なんでもかんでも、中間層がありすぎて、余計な経費を払わされている

 効率化だの特産品だのと聞こえのいいことを言って、作るものを限定されて

 機械やら資材やら肥料やらを買わされて、ローンまで組まされて

 直接生産しない者がウマい汁を吸う

 そして、農家がわずかに残った金で、ほかの誰かが作ったものを買うなんて

 甚だ馬鹿馬鹿しい

 そこに土があるのだから、自分の食べ物くらい自分で作ればいい」

 

なるほど・・・真顔 説得力ものすごいです

 

たしかに人間社会は、分業化と専門化によって、豊かな暮らしを実現してきたけれど

今や産地偽装どころか、残留農薬や放射線、遺伝子組換えが溢れかえって

本当に信用して買えるものが随分少なくなってしまいました

生産地に近い所で見聞きしていると、けっこう闇だらけでコワいですゲホゲホ

 

 

世界では食糧危機がずいぶん進行していますね

日本も、値上げの次は、いよいよ来年くらいから食糧危機でしょうか

 

海外の食糧が入ってこない

農家が生産するためのタネが入ってこない

肥料も農薬も入ってこない

追い打ちの原油高と円安

 

もし、食糧支援や配給が始まったとしても、そういうのって

グリホサートまみれの組換え食品とか、粗悪品の在庫処分なんだろうなぁと思うと

いっときお腹がふくれても、病気になったら元も子もないので

やっぱり自分で自分の食糧自給率を上げなくちゃおーっ!と、思うのです

 

そんなわけで、土地に馴染んできた固定種を、地味にコツコツとタネ取りです