落語 | cafe-me-timeのブログ

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そもそも何で太鼓持ち(幇間)に興味を持ったかって言うと

落語に太鼓持ちがよく出てくるからです。

「うなぎの幇間」「太鼓腹」など、結構好きです。

寄席にも何度か行きました。まだ、昭和の名人が生きていた頃。
5代目柳家小さん、林家彦六、三遊亭圓生、若かったころの
立川談志、などなど。あと先代の林家三平や橘家圓蔵なども。
落語はテレビで見るとコマーシャルの関係でどうしても短く
なってしまうのですが、全部で1時間ぐらいの噺もあります。
 落語は自分の人生を肯定的にみてくれます。良いも悪いも人の
「業」につき楽しくても辛くてもそれが人生で、最後は笑おうという大らかな気持ちにさせてくれます。だから、勇気付けられます。あるいはほっとしたり。落語やコメディが私の人生。
古今亭志ん生師匠のcd20巻セットを2,980円で買いました。
志ん生師匠は私にとっては神様のような人で、「ん、2,980円
で神様、随分と安い神様だねぇ」と上の方から聞こえてきそうですが。わけもなく眠れない夜など、師匠の声を聴いてから寝ると
よく寝られます。志ん生師匠は人間国宝なのですが、家族にとっては、とんでもない父親だったらしく、飲む・打つ・買う、で家にお金を入れず、絶えず借金取りに追われ、その都度、引っ越してたそうです。今の世の中なら即刻糾弾されて、とても人間国宝などとはならなかったでしょうね。だけど、それが芸の肥やしということならば、今の落語があまり面白くない理由も分かります。ずっと以前、立川談志が「このままだと落語は廃れてなくなるね、小朝程度の話芸じゃ落語は支えられないよ。」って言ってました。なるほど、今の若い落語家が「えー、昔はって言いますと・・・」って言っても「俺より若いのが何言ってるんだ」ってことになりますし。
この頃(昭和30年代から40年代)の録音を聴いてるとお客さんの笑い声が大人から子供まで聞こえます。
きっと親子で寄席に行ってたんだろうな、いい時代だったんだ
ろうな、と思われます。
 ところで、コーヒーの好きな落語家は以外と多く、浅草の老舗
の喫茶店にはよく落語家が来てたそうです。古今亭志ん朝さん
なども。
 上野や浅草に落語を聞きに行きたいけど、ほぼ、名前を知らない人ばかり。迷うなぁ。
 
「おーいハっあん、そんなに急いでどうしたんだい」
「おう、熊さんのまえだけどよ、俺、今泥棒追いかけてるんだ」
「おめえは町内で一番足が速いじゃねぇか、お前に追っかけられた泥棒は災難だな、で、泥棒、どっち逃げた?」
「うん、あとから来る」