師走のCafe自愉時間の話題は、ハナアブ!
花に来る虫って、チョウやハチは知ってるけど、アブ?
ハチとアブってどう違うの?
そんな素朴な疑問をもっている私たちには、
最初に出されたハナアブクイズ(6枚の写真のうち、ハナアブはどれ?)も超難問。
でも、答え合わせをしながら説明を伺ううちに、
見分けポイントを抑えられるようになりました。
そこまで分かった上で伺った、形態から行動までハチに擬態したアブのお話には、
みんな感心しきりでした。
蜜が浅いところにある白や黄色の花に広く訪花するハナアブ、
寒い冬でも動けるハナアブは、
安定して花に訪れてくれる頼れるやつ。
これからの、生き物をとりまく状況が変動する時代において、
頼りになる送粉者かもしれません。
普段は気にも留めないような多様な生き物がいることで、
様々な方向に複雑に絡みあった生き物同士のネットワークが作られる、
それが生態系の安定性を担保しているのだろうということを
しみじみと感じるお話でした。
たくさんのへえ~を紹介してくださった平岩さん、
一緒に楽しんでくださったご参加のみなさま、
ありがとうございました!!
前肢を黒く、ハチの触角のように擬態しているハナアブのまねをするゲストの平岩さん!
次回は、新年早々の開催です。
新しい年の始まりに、これからの地球でどう生きるかをご一緒に考えましょう。
詳細は、別記事にて。