昨年末、みつろうさんの伊勢記事を参考にして伊勢参りに行きました。
予定していたところは全て回ったつもりでしたが、瀧原宮だけ忘れていて、それ以来ずっと心残りの場所でした。
瀧原宮だけに伊勢に行きたいとは言えないし、なかなか行く機会がないと思っていました。

今回、友人とキャンプをするのにどこも天気が悪く、三重県の尾鷲だけ予報が晴れだったのでそこに行ったのですが、隣が伊勢なので、なんとな~く瀧原宮の位置を調べてみたんです。
すると国道42号の一直線上、32kmとあるじゃないですか!

イケる!行けるじゃないの!!!

ここから自問自答が始まりまして( ̄▽ ̄)
「おおおー!これは行けってことでしょう!
いや、待てよ、子供の夏の思い出の方が優先だ。
帰り道にちょっと寄ってもらえないかな?
いやいや海に行ったら最後、夕方コースでしょう・・・。
私に与えられた時間はただ一つ、日の出から子供が起きる時間まで。
子供らは朝寝坊ときた。都合よし!
母ちゃんは7時までに帰る!旦那さん、お願いしますm(_ _)m」

というわけで、快く?送り出してくれた旦那さんに感謝して、念願の瀧原宮に行ってきました(^^)
日本一、朝が弱い友人も行くというので、目は開いてなかったけど車に乗せて行きました。

瀧原宮に着いて、鳥居をくぐった瞬間、2人から出た言葉は同じでした。
「これ、伊勢神宮だよね」

ミニ内宮だよね、伊勢神宮が広かったらここで参ったらいいよね、最後にはここだけでいいじゃん、というくらい規模は小さいのですが印象が内宮そっくりだったのです。

後で神社のパンフレットを見たらちゃんと書いてありました。
今の内宮に天照大御神が鎮座する前に立ち寄った元伊勢であり、内宮を作る時の雛型になった場所だと。
本当にその通りでした。

参道を歩いていると、異次元空間に迷い込んだような、今思い出しても時空間が止まった感じがします。
photo:01



早朝ということもあり、太陽の射す光が幻想的でした。
奥には11月に式年遷宮をする社殿が立っていて、檜の香りが参道までしていました。
photo:02



ここへ来たら、北海道のある方がしていたことと同じことをしたいと思っていまして、同じ構図で参拝している写真を撮ってもらうことにしました(^。^)

カメラを友人に渡したところまでは覚えているのですが、元伊勢といえども鳥居をくぐり社殿敷地内に入ると場の空気が違う気がして、すっかり忘れていました。

参拝が終わり、友人からニコニコ顔でカメラを手渡されてお願いしていたことを思い出したくらいです。
まぁ、その時のニコニコ顔が妙に気になりましたが、理由はこちらでした。
photo:03



何だこれは?

中央にクマが写ってる(ー ー;)
リラックマの伊勢旅行記になってる(ー ー;)
リラックス クマなのに直立不動で立ってるし。
もはやリラックマしか目に入らないという…(ー ー;)

友よ、笑いに変えてくれてありがとう。
カミ様も楽しいほうがいいよね。きっとそうだ、と都合よく解釈し帰ることにしました。

参道途中で友人が言う。
あれ?手を洗わなかったよね、ここはどこにあるの?!

私も内宮の五十鈴川のように天然の川で洗うはずだった!と思い出し、参拝後に探すことに。
参道入ってすぐ右側降りたところにあるし、看板もでていたのに見落とすとは(・・;)
内宮に似ていると景色を眺めているうちに通り過ぎてしまったようです。
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せっかくなので川に降りて清めることに。
神社を出る前に清めてどないすんねんっといいながらグダグダ参拝でしたが、伊勢に来たら必ず行きたい場所になりました。

ちなみにリラックマは友人が持ってきたものだと思っていましたが、落し物だったようです。
参拝されたら見つけてみてくださーい(*^^*)
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社殿の鳥居の上のほうにキラキラ光る丸い物がありました。
蜘蛛の巣でしたが、曼荼羅のようできれいでした。こんなところに張れるなんて幸せな蜘蛛ですね。
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今日も皆さまに素敵なことがいっぱいありますように☆彡