お盆の準備をしました。
昔のように盛大にはしないけど、それでもスーパーなどではお盆用品が売られ、今年も毎年お供えしているものを準備しました。

毎年同じ物を用意するので、何も考えず先祖をお迎えする、迎え火で使う棒を買ったのですが、これ麻の茎だったんですね。

今までは白くて軽い木、という程度にしか思っていなかったのですが、昨年、麻を教えていただいたので、やっと気づくことができました。

商品名にも「麻がら」と書いてあるけど「おがら」と言っていただけなので気にも留めず、麻を「お」と読む事も知らず、商品を手にして自分に情けなかったです(T ^ T)

麻の茎は多孔性なので燃えやすいというのもあるでしょうが、植物の成分からすると清浄するので、先祖が迷いなく来れるように、または不浄なものまでを持ってこないように、そんな意味も含まれて麻を燃やしたのではないでしょうか。

忘れ去られるのが麻の運命なのか、私達の意識低下が今の結果なのか、どんな意味をもっているのかと考えるときもあります。
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