最近、気になる言葉があれば、その通りに動いたりしています。
もちろん、いつもそればかりではありませんが・・(^^;)

位山で出会った方に「尖り山」と
言われ、後日、東京から
富山に向かう予定だったのですが、その時期、高速道路が
混むこともあり、向かう途中で行き先を変更しました。

御神体の山にはふもとに神社があることが多く
違っているかもしれませんが、今回、皇祖皇太神宮を目的と
していました。
富山にもありますが、北茨城にもあるので、近いこともあり
そちらに行くことにしたんですね。
着いて、人一人、猫一匹もいないような静かな場所で
あっけなく終わってしまい、半日以上どうしようかと
思っていたところ、友人から鹿島神宮とお話をもらったので
気軽な気持ちで遊びにいったんです。

向かいながら調べていたら、摂社という場所が2つあり
本宮より、そちらが気になったんですね。
どうも性かもしれませんが、発酵にしろ、神社にしろ
出来上がったものではなく、祖になるところ、生み出す元が
好きなようです。
鹿島神宮には坂戸神社と沼尾神社が2つの摂社があり
親みたいなものでしょうか、元となったところだと思うのですが
あれだけ大きな神宮でありながら、摂社は小さいのです。
左が坂戸神社で、右が沼尾神社です。
社がよく似ていました。
 


その場所は鹿島神宮の近くなのですが、住所だけでは
わかりにくく、ずいぶん道に迷いました。
とくに沼尾神社がぜんぜん見つからないのです。
後でわかったのですが、手元にあった住所と
カーナビが示した場所が皆違っていたためでした。

カーナビがなんとなく示した場所を沼尾神社だと思い、
車は入っていけなかったので、歩いていった場所があるのですが
確かに社があり、坂戸神社と同じ形をしているのですが
「香取氏子」になっていたので、沼尾ではないということは
わかりました。

でもそこがとても気持ちの良い空間だったんですね。
飛騨の「日抱き」の祭事ではないですが
木漏れ日から地面に映る太陽の日を抱くように
一人で思う存分過ごしました。
霊感や、そういうものは一切持っていませんが
エネルギーという微流を感じる場所でもありました。
場所確認で降りただけだったので、貴重品を全て
置いていったので、写真はないのです。
森の中にひっそりとたたずむ社は、トトロの世界のようでしたよ。

その場所を離れてから、すぐに沼尾神社は見つかりました。
後日、香取神社が楽しかったので、総本山である香取神宮へ
行こうと思いました。
何を求めているわけもないですが、
最近は目の前に現れた言葉、感情に従っています。
きっと私たちの周りには、キーワードや人の縁など
常に周りにあり、繋がっていくものかもしれません。
たまたま神社巡りみたいになっていますが、
人や物との出会いも、みんな意味があるものだと思います。

後日、友人が香取神宮の参道で出店することがあり、
ちょうど良かったという、軽い気持ちでついていったのですが、
鹿島の香取神社で感じたような思いがどこにもなく、
どうしたものかと、友人が出店して待つ間、考えていました。
奥宮というところが気になっていたのですが
どうも、違うところと勘違いしていたようで
このまま帰るのも心残りだと、夕方間近に探すことにしました。
もう少しリサーチをしていればいいのですよね(^^;)
いつもこんな感じだから、探し回ることになるんですね・・。

鹿島神宮と香取神宮には要石といって、
昔地震を抑えたり、下では一つに繋がっているという説があります。
左が鹿島で、右が香取にあった要石です。
凹凸でセットと考えられていて、石の形のそうなっています。
 

香取の奥宮に行きたくて、多分、勘違いしていたので
探すことにしました。
山の中というか、こういう場所を歩くのは大好きなのですが
迷っていたので、同じ場所をぐるぐる回っていました。
上から見ていたら滑稽に見えていたことでしょう。
左に行けばすぐなのに、と。
 
 
 結局、違う道から行くことにしまして、香取神宮の鳥居の手前に
農道のようなわき道があります。
看板も何もないですが、もし行かれる方がいらっしゃったら、
こちらからも行けますので、行ってみてください。
鳥居の前の駐車場脇です。
 

この坂をずっと登っていった先に、奥宮はありました。
見てすぐに、ここを探していたように思います。
 

 
おこがましいですが、ここへ来たかったと感じました。
これもおこがましいですが、要石が何か抑えているとするならば
この奥宮の社だけではなく、この小山自体が
抑えのようにも思います。

日没前ということもあり、参拝の人がいなかったので
一人でいさせてもらったのですが、何か奉納する言葉、音楽、舞でも
あればいいのに、と芸のなさを思いました。
鞄にたまたま「阿波の唄の力」という本を持っていまして
最近、阿波言葉を教えていただいたこともあったので
たどたどしながら、阿波音を読ませてもらったんです。
しかし、慣れていないので、トチるわ、噛むわで
聞いているカミさまもコケるわ、と苦笑していました。

もう帰ろうと振り返ったとき、後ろに少しだけ面識のある人が
立っていたんですね。
挨拶もそこそこに、今から祝詞を奉納しますので、
ご一緒にと言われ、思わぬ奉納に参加させていただきました。

そこで今まで何となく思ってきたことなのですが
起こる出来事、出会いは全て寸分の狂いもなく
起こっているのだと思えるのです。
ずっと迷っていた時間も、必要だったことで
先でも後でも、その人に出会えなくて
これからも、そんなタイミングの連続だと思うのです。

一瞬、一瞬の出来事、出会いを
これからも大切にしていきたいと思います。

今日も、みなさまに良いご縁がありますように☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*