長い間、ほとんどの食べ物が合わなかったため
おのずと食に対して考えてきました。

しかし、その考えてきた大半の内容は
特効薬的な、これを食べたら治る、とか
この成分の食べ物は改善する、などといった
いわば魔法のような、それさえ食していたら
前のように健康な体に戻れるようなものを
探していたように思います。

今の考えは「それはないと思う」です。

今、情報が多すぎて、しかも必ず真逆の説があり
迷ってしまいます。

お白湯がいいと言えば
水を一日に2リットル飲む健康法があったり、
果物がいいと言えば
果物は食べない方がいいとあったり、
加熱しないで生野菜がいいとあれば、
加熱料理が好ましいとあったり。

私ね、どれもいいと思うんですよ。
それは、人の体温や生まれ持った体質がそれぞれで
万人に同じ健康法ってないと思うのですね。

もし、何かを試して、自分に合わなかった時に
「あの方法は間違ってるよ」と思わないようにしたいのです。
それは自分の体質、体温に合わなかっただけで
好んでしている人は、自分とは真逆だったりするのです。

それは、私が母と全く真逆の体質で生まれたため
理解するまで、お互いに苦労したからです。
私が不調を訴えたときに、親ですから一応心配をし
自分にとって良いことをしてくれました。
しかし、体質が真逆ということは
してもらうことも全て逆なのです。
アドバイスや食事療法も私にとっては
合うものではありませんでした。

親もやってもやっても良くならない娘を見て
だんだんとさじを投げるんですね。
最後には「気にしすぎだ」と。
うーん、これは難しい問題だと思います。
確かに気で治す人もいるでしょう、
ですが、私は崩れたものは修正をかける、
という考えでいきたいと思います。

気が弱いから、体質が弱いから、こうなっている
とは思いません。
何か間違っているから、それを修正する
という考えはいかがでしょうか?
その間違いは自分ではなかったりします。

それが食べ物に入っている添加物であったり
大量生産をするために使われた農薬や
飼育環境、そのほかに栄養神話など
何かバランス、調和が崩れたものではないかと
思ったりするのです。

私はそのようなものを撲滅や反対運動はしません。
そして農薬や添加物も否定はしません。
恩恵も受けているはずで、それらが全くなくなった世界が
理想でしょうが、そうなると消費者が文句をいうものなのでしょう。

ただ、これらが行き過ぎて、今、バランスが崩れてきた時代に
入ったと思います。そのバランスが崩れたのを知らず知らずに
食べたりしている結果が今ではないかと思うのです。

自分でよりよいものを選んでいくことはできます。
最初は難しそうに思いますが、意外と簡単ですよ。
そして、生活がシンプルになります。
迷うことも少なくなりますしね。
そんなお話を少しずつしていけたら、と思っています。

もう一度いいますね。
あなたが間違っているわけでもなく、
あなたの体が弱いわけでもなく、
体は当たり前のサインを出しただけと思っています。
  


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今日も心温まる出来事が、皆さまにありますように
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