体の免疫を落としていた頃、
何を食べても体に合わない時がありました。
常にお腹に食べものが入っていない状態で
栄養もとれていないようで、毎日フラフラしていました。

同じ症状の方たちからも
「何を食べていいかわからない」
という言葉をよく聞きます。

私も白米でさえ合わなくなった時があり
途方にくれました。
免疫が落ちているから、食べれない、
食べれないから、ますます免疫が落ちる・・・
という、悪循環を数年間、繰り返しました。

玄米は体にいい、とは聞いていましたが
白米でも合わないのに、玄米は消化に悪いと
思っていたので、食べたことがありませんでした。

ある日、酵素玄米というものをいただいたんですね。
小豆と玄米を炊き、3日間、保温するというものでした。
見た目、お赤飯みたいに赤く、モチモチしていて
とっても美味しそうで「食べたい!」と思ったんですね。
頭で考えるというより、体が求めた感じでした。

それから、8ヶ月間も食べ続けました。
体に良いから、健康のため、ではなかったですね。
とにかく美味しかった!毎日食べても飽きなかった!

玄米を食べると、みなさんもおっしゃいますが
そんなにおかずを必要としないんですね。
そして、昔からあったような煮物・お味噌汁だけ
というような和食がよく合うように思います。

酵素玄米は玄米に水と塩を入れてから8分間
右回りにかき混ぜるという正式な方法がありますが
私は小豆の効能のほうに惹かれました。

小豆には解毒作用があり、古来から日本には
毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる風習があったそうで
きっと昔の方々は、小豆の持つ効能を知っていて
上手に生活の中に取り入れていたのでしょうね。

ひょっとしたら、新月・満月に合わせて
食べていたのかもしれませんね。
宇宙の動きに合わせた生活も素敵です。
こんな過ごし方しているよ、というお話があれば
ぜひ教えてください♪

小豆はそのほかに腎臓を強化し、むくみをとる作用もあり
ゆるんだ腸を引き締める効果もあるそうです。
体の中で水分調整がうまくできなかった私にとって
良かったのかもしれません。

冷えとりでも、一番冷えに弱い臓器は
腎臓といわれています。

「肝心要」という言葉がありますが
本来は「肝腎要」だったそうですよ。
かなめは、月に要と書いて腰、
「肝腎腰」
大切な意味があって言葉が生まれたのでしょう。

8ヶ月も食べ続けた小豆玄米ご飯ですが
ある日から喉を通らなくなりました。
毎日は食べれなくなったのです。
体にストップがかかった感じになりました。
それは飽きたのではなく
きっと大きな解毒が終わったのだろうと思いました。

今は、食べたいなと思った時に作って
楽しんで食べています。
炊いてから3日間保温することによって
酵素が働き玄米がモチモチになります。
これも発酵のおかげなんですって。

素材をより美味しく、栄養的にも
高く変えてしまう発酵に、今日も惹かれています☆彡

小豆玄米ご飯の炊き方

玄米 カップ6
水   カップ8
小豆 カップ8分目
塩   大さじ1弱

全て合わせて炊くだけですが
*炊飯器や土鍋であれば、6時間以上
水をいれて置いてから炊きます。
中火より弱い火でゆっくりと炊きます。

*圧力鍋でしたら、すぐに炊くことができます。
あまり浸水しすぎると、やわらかくなりすぎて
べちゃっとします。浸水して圧力鍋で炊くなら
水を半カップ減らします。

炊いたらすぐにでも食べれますが、
3日目間、保温しておくと、酵素の働きで発酵し
色も赤くなり、お赤飯のようになります。

3日以上から7日ほどまで食べれますが
だいだいその間に終わってしまいます(*^^*)
保温でパサパサしてきたら、水をふって
かき混ぜたら、また戻ります。
ここが白米の保温と違うところだなーと思います。
白米は炊き上がりをすぐに食べるのが一番おいしい!!

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今日も皆様にとって、よい一日となりますように
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