デイサービスのこと | タイ料理 辛口ネタ☆ぴよ姐の辛口まぜごはん☆

タイ料理 辛口ネタ☆ぴよ姐の辛口まぜごはん☆

勝手に自称タイ料理あにゃりすと☆ぴよ姐が
タイで感じたこと 日本で感じたこと
Bitter&Sweetの辛口まぜごはん食堂へようこそ。

私の母は、北海道のそこそこ不便なところで、父が亡くなってから一人暮らしをしている。

近所に仲良しさんが何人かいるが、交通の便が決して良いとは言えない場所に住んでおり

もともと社交的ではないので、放っておくと引きこもる。

食べることにあまり興味がないので、放っておくと食べ物が適当になる。

 

ということで、週に2回デイサービスに通っている。

デイ・サービスでは年齢は若い方だそうだ。

 

朝迎えに来て

午前中は脳トレ

お昼を食べて

午後はゲームをしたり、皆で何かを作ったりして

送ってもらって帰ってくる。

 

午前か午後のどちらかに入浴タイムがあるとのこと。

 

『今日は何をしてきたの?』とか『お昼ご飯は何食べたの??』と聞くと

答えられる時もあるし、なにやったかなぁ?なんだたっけなぁ?という時もある。

こちらが、午前中脳トレでしょ? どんな脳トレしたの?と質問していくと思い出すことがほとんど。

 

お昼ご飯もなにたべたっけなぁ???

お肉だったの?お魚だったの?と聞くと、殆ど思い出すことができる。

 

覚えられない、忘れちゃうというのではなくて、

覚える気がないのだと私は思う。

 

それ、自分の意志で、今日はこれしよう!とかこれやりたいというのではなく

『デイ・サービスにいって用意されたことを言われたままにする』という感じなのだろう。

 

食べ物も自分で選択できない、用意されたメニューを食べる。

今日はパン食べたいとが、ご飯食べたいとか、肉がいいとか、あるとおもうのですが。

 

これって?だれのために役に立っているんだろう?というプログラムで一日過ごす。

そういうのって記憶にのこらないんだろうなぁと感じる。

 

だれかのなにかの役に立つ役割を持つって必要なのだと思うが

それをどうしたら実現できるかというのは、とても難しいことだと思う。

 

人やお金の関係で、できることも限られる。

 

私の年代で、いわゆる首都圏や県庁所在地以外で生まれた人は、就職などで親とは離れた場所に住む人もとても多い。

親が一人になったときの対応は、

傍に呼んで暮らせばいいじゃない~という人も多いが

実際の経験者から言うと、そんな簡単なものではない。

 

離れての介護、施設の検討など、親と離れて暮らす人が多い年代。

いろいろ難しい。