えー、まずは、その①ということで。
タイトルは、そのまんま、ガイノイド=女性型ヒューマノイド。
インスタにも書いたんだが、プロットをGeminiにつくらせて肉付け
は俺がやる。さてどーなるかっていう、いわば実験小説なんだね。
コレはですね、半分パロディってカンジに仕上げたい。マジすぎると
バイオハザードの恐い世界になりそうなんで。ハイ。
2100年、人類は巨大な宇宙ステーションを完成させて、いよいよ火
星移住への第一歩、火星の地球化(テラフォーミング)にのりだした。
宇宙ステーションは、SSS-GAIA(スーパー・スペース・ステーショ
ン・ガイア)と呼ばれ、アクセスはロケットによらず、日本が設置し
た宇宙エレベーターで乗り込むように設計されている。
クルーの総数は男女合わせて500名。高度3900km~96000kmの間
に、天文学から医学まで多彩なジャンルの研究施設が置かれ、その中
に火星移住プロジェクトの技術者たちも顔を揃える。
そこへ赴任したのが若き天文学者であり基礎物理学にも通じた村上淳、
30歳。時速200kmで1週間のエレベーター移動で、SSS-GAIAに到着
すると、G17と呼ばれる美しいガイノイドが歩み寄り、居住モジュー
ル内の部屋へとエスコートする。
G17とはつまり村上専用に割り当てられたロボット秘書。職務上の身
の回りの世話をするアシスタントのようなもの。
シンギュラリティ後のAIを搭載したG17は比較にならない知能を持ち、
村上には従順、人と話す以上の会話が成立する。日々、右腕となって
寄り添ううち、村上はG17を人間の女性のように扱うようになってい
く。
ロボットであるG17に恋愛感情はないのだが、人間がやさしく接して
くれることは嬉しい。村上はG17に『ルミ』という名まで与え、ルミ
は学習機能によって次第に女性らしい感性を身につけていく。
ところが、そこへ。
天体観測員として新しく赴任してきた江坂麻里絵(30)。村上とは大
学は違うが同期であり、学生時代、ハワイのマウナケア天文台で出会
った二人は、一時期恋人関係に発展する。
麻里絵は独身主義であり、再会をきっかけに村上との関係が復活する。
けれどもそれは、女性『ルミ』にとっては寂しい変化・・。
村上は、さてどーする色男ってか。(笑)