車中でZZZ。 | 潤 文章です、ハイ。

潤 文章です、ハイ。

俺のペンネーム。ジュン・フミアキである。

 

車中泊したいわけだよ。クルマん中に布団持ち込み、

あとはポタ電でも積んでおき、明かりが点けばそれ

でいい。キャンパーではない。何が悲しくてクルマ

ん中で調理せないかんのか。車中油だらけなんての

はまっぴらごめん。

 

えー、俺ってじつはバイク野郎だったわけ。若くて

貴公子だったころ、ナナハン乗ってた。おぅ!

思い立ったら夜中だろうがソク動く。常にソロだ。

どっかの誰かさんが用意してくれたレールに乗っか

り遊ぶのが嫌いでね。遊びは自分で創るもの。

 

でまあ、いまさらバイクじゃあるまいよと思ったと

きに車中泊。普通車のワンボックス、そのボロくさ

い中古でいいんだよ。どうせ中をいじりたおす。

 

たとえば職後に思い立ち、翌朝を待てないわけで。

スタートしておき目的地の近くで寝ちまう。翌朝は

至近距離から活動開始だ。

その昔、芦ノ湖あたりに釣りに出かけた。そんとき

も前夜に出て車中仮眠。朝まだ暗いうちから釣り竿

振った。そのノリですよ。

(あ、そんときはもうクルマだったか)

 

七尾から珠洲・輪島。いっぺん行こうと思ってるう

ち地震だもん。うん、そうなんだ、計画してるヒマ

があったら動かなきゃ。かつてそうだった俺だが、

いつの間にか脚よりハートが退化した。歳くったぜ。

 

観光地の近くでは車中泊禁止ってところが多いらし

いね。宿商売あがったり。その圧力で。

そのへん俺は心配ないね。観光地なんてもんに興味

ナシ。『俺たちみんな』の中にはいない人ですから。

若い頃からそうだった。マイノリティを生きてたい。

 

どっかに安いワゴンはないものか? 探してみっか。