スペインから帰国して、
月曜から現実世界に戻ったわけですが。。

スペイン旅行の振返り記録🇪🇸
芸術編☆


ハート日曜日の記録ハート
→スペイン土産でひとり朝ごはんヽ(*≧ω≦)ノ
→スペイン料理でふたり夜ごはんヽ(*≧ω≦)ノ
彼とあえて嬉しい反面、寂しさが募る日曜日。。




スペイン、マドリードでの芸術鑑賞①
「プラド美術館」キラキラキラキラキラキラ



ここで有名なのは、
エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの
スペイン3大巨匠の作品!!!

前日の予習では閉館一時間で回れたのは
入り口からの1フロアのみ。(全3フロア)

この日はそれに日本語の音声ガイドも入るので
効率よく見ないと回れません!


ってことで、まわりかた予習&結果。


 くま  カエル  タコ  ちょうちょ  ハムスター  ゾウ

(予習編)

トレドで活躍したエル・グレコ

彼の作品は主に1階、8B,9B,10Bのお部屋

「ある騎士の肖像」「キリスト復活」など。
エル・グレコの作品は宗教画ばかりで
特徴は中指と薬指がくっついた奇妙な指と
人体が引き伸ばされたような描き方。さらに
暗い色彩の中にも鮮やかな青、赤がポイント。



スペイン黄金期の画家 ベラスケス

有名なのは「ラス・メニーナス」(女官たち)
≪12の部屋≫

マルガリータ王女の奥に鏡があり、その中に映っている
のはベラスケスが仕えていたフェリペ4世とそのお妃の
肖像画。つまり、この作品をみている私たちがいる場所に
この国王夫妻が立っているという位置関係になります。
その国王夫妻を描いているベラスケス本人は、一番左に
絵筆を持ってこちらを見ています。国王夫妻のデッサンを
しているお部屋でマルガリータ王女とその女官たちが
戯れている……そんな空間を描いているんですね。
同じ時間と空間を共有しているかのような絵です!
(サイトより抜粋)


18世紀の宮廷画家 ゴヤ

18世紀にカルロス4世の宮廷画家として活躍。
「見たままに描く」ということをモットーに
していて、いくら国王夫妻といえども美男、
美女には描かなかったとか。

「カルロス4世の家族」≪32の部屋≫
「着衣のマハ」「裸婦のマハ」≪16の部屋≫
「マドリッド 1808年5月3日」≪65の部屋≫
ゴヤの晩年の作品   ≪67の部屋≫

  ・晩年は耳が聞こえなくなり情緒不安定になったため
狂気に満ちた暗く、気持ち悪い作品になっています。


これで一時間ほどだそう。

知識ない者にはありがたい案内♥️



プラド美術館前にて♪


(そしてここから観賞後の結果編)


予習した絵画以外も素敵な作品が多くて
一時間ではとても回りきれません!

友達と、2時間後に待ち合わせて各自
好きに回るも足りず、更に1時間追加。


それでも足りなかったけど、
午後にゲルニカを見に行きたかったのと
鉄道の時間もあるのでプラド美術館は
三時間で終わり。

中にはカフェもあるので、
今度もし来ることがあれば一日のんびり
観たいなと思いましたヽ(*´▽)ノ♪



良かった作品は

◆ヒロニエムス・ボス

「快楽の園」「七つの大罪」など。

(画像、wikiより)

ボスの作品はとにかく幻想的というか、
不思議を越えて奇天烈というか・・・。
はい、怪物に溢れているんです。当時の美術界に
はない革命を起こしたので、シュールレアリスムの
先駆者とも言われています。


カラフルでファンタジーに溢れる作風。
エル・グレコの暗いタッチやミステリアスな
作風よりこちらの方が好き。



◆ゴヤ

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス

(1746年3月30日-1828年4月16日)はスペインの画家、

版画家。ロマン主義の代表的な画家。

 

ゴヤは18世紀後半から19世紀初頭にかけてのスペインで、

最も重要な美術家とみなされている。

美術史においては"最後の古典巨匠"であると同時に

"最初のモダニスト"として解説されることが多い。

また最も偉大なモダニズム肖像画の一人とも評される。


※以下の画像も同サイトよりお借りします


「スペイン王カルロス4世とその家族」

ゴヤは40歳から首席宮廷画家となりますが
「見たままを描く」を画家として王族達に
おもねることをしませんでした。
カルロス4世(右側の黒い服の男性)でなく
実際の権力者である妃が中心だったり。。

左側の青い服は息子のフェルナンド7世ですが
の右側女性(彼の妻)が完全にそっぽを向い
ていたり。。。こんな肖像画ってあります?


裸のマハ」「着衣のマハ」

裸のマハは世界初の陰毛の生えたヌード画。
当時ヌードはご法度だったようで、ゴヤは
異端審問にかけられるはめになりました。




彼の晩年の黒い家14作品は、
プラド美術館奥の部屋にまとめて
展示されています。

どれもかなりの迫力。。。


と、絵から当時の王朝や歴史的背景、
画家自身の苦悩や心的変化を感じられるのが
古典芸術の楽しさ。

このあと、ソフィア王妃芸術センターへ
行くのですが、ここに展示されてる近代芸術は
正直、難解すぎてよくわかりません。。。


(つづく)

2/20~24  ぱんだパンダ