この記事、更新間隔が随分とあきました。
さて、この日の午前中は今回ポートランドに来た目的の一つ、娘の大学
キャンパスでのポートレート撮影を実施。
あいにくの曇り空ではありましたが、むしろポートレート撮影には光が
回る環境だったともいえ、途中、Nikeの広告撮影プロカメラマンチーム
と交錯したり、あるいは大学スタッフが飛び入りで参加してくれたり、
良い雰囲気で撮影することができました。
娘のポートレート写真は掲載できませんが、その間の雰囲気オフショット。
(助手1号は撮影の合間に遊ぶ)
(キャンパス内のフットボールグラウンド)
そして、午後からはもう一つの目的である、ポートランド国際空港(PDX)
での飛行機撮影に行きました。
チャーリィ古庄プロから事前にどこで撮影するのが良いか、レクチャーを
受けていましたので、そこを目指して移動。
普通であれば市内からストリートカー(トラム)で直通で行けるのですが、
この時期、補修工事が大規模に行われていたため、途中までバスで行き、
そこからトラムに乗り換えるという面倒さ。
しかし、時間はたっぷりありますし、旅行に来ているのですから、そういう
ローカルな雰囲気の部分も味わうのも一興と思い、市内からバスに乗って
トラムに乗り継いで行ってきました。
(バスからトラムへの乗り継ぎ駅:Parkrose Sumner)
比較的治安の良いポートランドの昼間なので良かったですが、
どこの国でも公共交通機関で、空港方面というのは治安の悪くなる
方向ですので乗り継いで行くのはお勧めはしません。どうしても
待ち時間が生じますし、見通されやすく逃げ場がない。
(直通運転がされているときは大丈夫だと思います)
それはさておき。
ストリートカーで空港に着くと、ターミナルを抜けて右側にある駐車場の
方に行きます。
(駐車場への連絡口)
この連絡橋の近辺からでも見渡せることは可能。
しかし、さらに進んで長期駐車用ゾーンの最上階まで行くとコロンビア川に
沿って滑走路が並ぶPDXの全容が見えます。
(駐車場からの眺め)
左手に雲をかぶっているのがランドマークのMt. Hood。
コロンビア川-滑走路10L/28R-ターミナルビル-駐車場-滑走路10R/28L
という構造になっています。写真に見えているのは10L/28R。
(28Rに向かうSWA機)
(Mt. Hoodを背景にアプローチするSWA機)
R6 + RF70-200mm F2.8LIS (クロップ), F10, 1/1000, ISO400
大三元望遠ズームしかこの旅行では持っていかなかったので、やや焦点距離が不足。
クロップして320mm相当でこれぐらい。トリムもしているので400mm相当でしょうか。
後ろの雲がもう少し上がってくれれば壮大な雪山バックの綺麗な画が撮れたのでしょうが、
お天気ばかりは仕方なし。夏場の方が良いシーズンのようです。
(コロンビア川をバックに離陸)
R6 + RF70-200mm F2.8LIS (クロップ), F5.6, 1/1250, ISO400
川の向こうは住宅地になっており、疎林が川辺にある美しい風景の街が広がってます。
大手ではUnited AirやAmericanが飛んでいて、SouthwesternやAlaska航空など
も多く飛んでいます。オレゴン州とはいえ、人口もそれなりにいるポートランド市
(州最大)の国際空港なので、便数も多くあり、中小型機が二つの滑走路を頻繁に
離着陸するようなところでした。
チャーリィ古庄プロから事前に聞いていたので、駐車場から撮影していましたが、
他にもアメリカ人観光客らしい人がふらっと立ち寄って撮影していたり、動画を
しばらく撮っていたりと、大都会のダウンタウンで望遠レンズを構えるような
緊張感はなくて助かりました。
空港内とはいえ駐車場であって、ひと気の少ないポイントでもありますし、夜間や
朝夕は避けた方が良いのかも知れません。
また、レンズは400mm程度のものがあった方が壮大な自然環境と絡めて撮れる
チャンスが広がるものと思われます。
(本ブログのすべての写真の著作権はカイザーに属します。一切の無断複製・
転載・二次利用を禁止します)
(2024.03.02掲示)