続けて、６日目はやはり娘が大学の授業に出ているので
その間の時間を使って、我々夫婦は街中散策。
この時期、オレゴン州は雨季なので雨が降る日が多いです。
しかし、欧米の街は風情があっていいですね。
日本の都市は特に電柱と電線だらけで困るところに、色合いもバラバラで、
手入れもされていない建物が多くて撮影しても景色になりません。
ストリートカーに乗っても良かったのですが、西岸海洋性気候の雨なので
それほどでもなく、ホテルから歩いて、目抜き通りのパイオニアスクェアまで
いきました。
（裁判所とパイオニアスクエア）
平日なので、人がまばらにしかいませんが、この階段の上のところに
キッチンカーが並び、昼時にはランチを購入することもできます。
（Nordstromと広場)
上の写真の反対側です。
この広場の周辺の数ブロックにわたりブティックやデパートが並び、
繁華街の中心となっています。
（ルイ・ヴィトン）
ヒッピー文化の中心の香りを残すポートランドだから、ルイヴィトンの
ブティックもサイケデリック（死語）に飾っている？
いいえ。
ポートランドでは2022年のBlack Lives Matter騒動の抗議活動が暴徒化し、
ターゲットになったのが富裕層向けのブティック。
結果すべてのショーウィンドウが破られ、今もその目隠しに板が張られている
のがここルイ・ヴィトン。
そこにスプレーペンキで落書きが描かれてしまって、この状態に至ると
いうわけです。
東京の街では（ネットカフェなどに寝泊まりして）見かけないホームレス
がそこかしこにいるアメリカの大都市の風景と合わせて、市民社会が二極化
した世界をはっきり意識させられる光景です。
そういえば、3月に着任したばかりの日本の総領事が市内でホームレスの
女性に襲われて怪我をしたという報道もありましたね。意外にコロナ禍の
傷跡なのか、中国人憎しのAsian Hateのあおりなのか、闇は深いです。
Pioneer Placeのビルの中は有名店やお土産物屋さんが多く入っていて、
Apple Storeなどもこの周辺にあります。
（Pioneer Placeビル）
我々は時間つぶしなので、Pioneer Placeの中をウロウロと見て回り、
上階のギャラリーが雰囲気良さげなので、ちょっと立ち寄り。
(Gallary Go Go)
新たな展示に向けて準備している出展者やオーナーと話をして、写真をパチリ。
右側の空間に出品物を展示する準備中だったのですが、展示前に家内が
小物を一つ購入。私も別のものですが小物を購入してこのギャラリーを
後にします。
（カメラを持って彷徨いていたので、オーナーからはArtistか？と聞かれ
てしまいました）
この後、Cafe Umbriaに行って、軽いランチを食べ、その後また街中を散策
してホテルに戻り、休憩。夜は娘と合流し、イタリアンレストランへ出かけ
て1日終了という日でした。
(Cafe Umbria)
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（2023.08.30掲載)