先週日曜日の7/28に台風くずれの熱帯低気圧が大雨をもたらすなか、
イタコモータースポーツパーク(カート場:https://itako-msp.co.jp)
にて行われた標題のワンスマさん主催の走行練習会に参加して来ました。
短い時間内にぎゅっと押し込んだような練習会で、なかなか充実したものに。
その一端のご紹介。
全体スケジュールは、
10:00集合、ブリーフィングののち、練習走行に移り、
11:00-11:20 フリー組①+同乗走行
11:20-11:40 レッスン組①
11:40-12:00 フリー組②+同乗走行
12:00-12:20 レッスン組②
12:20-12:40 フリー組③
12:40-13:00 レッスン組③
ここまでで走行プログラムは終了。その後インストラクターの澤プロ
による走行レクチャー
13:10-14:00 レクチャー
といった感じで進行しました。
(雨上がりのコース)
ブリーフィング中までは本降りの雨が続いており、コース内にはかなりの水たまり
が生じていました。
澤インストラクターも、全周700m・コース幅5-6mのカート場なので、そもそも
全開走行しない、できない場所であることに加えて、wetコンディションなので
自分でレブリミットを4,000回転とかに決めて走るように指示を出していました。
実際に、バックストレートの直線終了時でも70-75km/hぐらいしか出ない、
出さない中で、コーナリングのためのブレーキ操作・ステアリング操作を意識
して行うのですが、なかなか難しかったです。
レッスン組とフリー組に分かれていますが、特に大きな差はなく、同乗走行タイム
の中でレッスン組が澤インストラクターの同乗運転と自分が運転しているのを見て
もらえる逆同乗がある点だけの違いです。
他人が運転しているのをコース外から見ていて、澤さんの講評を聞けるのは全員同じ。
1周45-50秒ぐらいのコースですので、1本20分の練習時間で2分前チェッカー
で、一番最後にコースインして、最初にコースアウトしても17-18周は走れます。
同時走行車両も6-7台なので、混雑して来たら一旦コース外に外れてやり過ごし、
車間を調整しつつ、自分のペースで練習することができます。
とはいえ、低速の中でも確実なポジショニングやコーナーリングを実践する
のは難しく、荷重移動を意識しながらの滑らかな運転というのはまだまだ
実感すらできませんでした。
走行後に、澤プロからのレクチャー。
車載カメラ(澤プロのヘルメットに仕込んだドライバーズカメラ)の動画を
再生しつつ、各自の走りと澤プロの走りを比較してみたり、アマチュアドライバー
あるあるの状況を指摘したり、短い時間の間で充実したレクチャーがつづきます。
昨年参加した富士スピードウェイの広場練習会で、
クリッピング・ポイントの意味(=アクセルオンできる場所)ということを教わった
のですが、今回は、
ブレーキングは終らせるところから考える(=ブレーキ終了場所は速度に変わらず一定)
という言葉が目から鱗でした。
実際は走行後のレクで教えてもらったポイントなので、実走行で試せなかったのですが、
ブレーキをかけ始める場所を意識ばかりしていた私としては、そうではなくて、
どこでブレーキを終わらせる必要があるから、このスピードなら、ここからブレーキを
始めないといけない、というロジックは大変勉強になりました。
まだ車の荷重変化やローリングの変化が感じ取れていないレベルなのでまずは、アクセル
とブレーキからしっかり学んでいきたいと考えています。
(追記)当日の冒頭に澤プロによる模範走行があったので、アップしておきます。
ロール量の多いMazdaロードスターなので、荷重変化の具合などがよく分かります。
インストラクターの澤さんはこのスピードでしたが、実際の練習会参加メンバーの
速度域はこれよりずっと遅かったです。