2-4 色っぽく撮る 〜タングステン1灯サイド光
(設営状況)
ストロボのモデリングライトを利用してのMGRA
お得意のサイドライト。
ライティングをやや高めの位置からスタート。
(15) Face open +Body close
ボディはサイド光にして陰影をつけ、顔は光源に
向けることで変な影を落とさないライティング。
1灯でレフ板なし。
ここはハイコントラストで撮るのが意図なのでこれもあり。
(16)Face open + Body open
少しボディを振り戻してもらって、ボディにもフラット気味に光を入れる。
(17)Face open + Body open
同じ立ち位置、ライティングでもカメラの位置を変えると
影のつき方が変化する。基本の復習。
(おさらい:構図のバリエーションの付け方の基本)
1. タテ構図、ヨコ構図
2.寄り、引き
などのバリエーションに加えて、
3.ライティングによるバリエーションの付け方
があります。これも単に定常光・瞬間光ではなくて
光源に対して、
①モデルの身体・顔の向きを変える、
②光源の位置を変える、
さらに
③カメラの位置を変える、
という工夫によってもバリエーションをつけることができます。
基本中の基本ですが、リハビリ中の身としては復習が重要。
(大きなライト位置だけではなく高さの変更も重要)
3. 格好よく撮る
3-0 設営状況
ここでの撮影は小型のソフトボックス使用は変わらず、
モノブロックストロボ1灯でのサイド光という構成。
やや光源の位置を低くしてコントラストを活かせるような
セッティングにした上で、光軸位置をモデルではない場所
にズラすことでホットスポットの位置や影の出方を調整する。
3-1 フレーミングで影を活かす
(18)バストショット(ヨコ)
(19)フルショット
少しアングルが高すぎ。今少し低く構えると格好よく撮れる。
(20)ニーショット
モデルに行くのではなく、影をいかに活かすかという意識が
格好良い写真へのステップ。
(21)バックショット
顔に影を落とすだけではなく、顔を明るく活かして
影でスリムなスタイルを強調したりできる。
(フレーミングを傾けてリズムを出そうとしたが
中途半端な結果に。もっと傾けられればまた違う
カットになった)
3-2 カメラ位置で影の活かし方を考える
(22)ウェストショット
カメラ位置を動かすことでも影の出方は大きく変わるのは
上述の通り。
(23)あえての正面
以上、MGRA写真教室に参加した時の作例からでした。
亜羽音ちゃんは勘が良くて撮りやすいのと、指示なくして
ポージング変化もできるので、ポートレート撮影のリハビリ
練習台としては最適でしたが、本来は共同作業で作品撮り
などに向いているモデルさんなんでしょうね。
個撮で向き合いたいです(といってもう何年?)
また撮影再開しようかなぁ。
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