H師の写真塾 〜年末忘年撮影会(1) | カイザーのブログ

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昨年末に開催されたH師の私塾における
年末忘年撮影会。

私がポートレート撮影を始め、写真教室に参加
したのはm-GRA創設前の松川コウジプロが最初
だと言う話は先月記事にしたと思います。

その後続けて参加した写真教室で、講師をして
いたのがH師。その後私塾として受講生の一部
と始めたのがこの写真塾。

H師は立木義浩師のもとで4年間修行し、独立
して現在に至るまで主に雑誌媒体での人物撮影
を中心に活動しているプロカメラマンです。

昨年はその雑誌関係の表紙の撮影が忙しくなって、
例年どおりの教室開催ができなかったことへの
贖罪をこめての年末忘年撮影会の開催でした。

モデルは、下山はるかちゃん。目にとっても表情
のある、引き出しの多そうな快活な女性でした。

テーマは特になく、撮影会と思って参加してくだ
さい、と言いつつも律儀なH師ですから、いろいろ
と塾生にアドバイスをくれます。

まずは屋内スタジオからのスタート。

まずは、はるかちゃんのことを把握しな
ければなりません。

(1)逆光+レフ板_正面顔_ハイアングル
1-1逆光_バストショット_ハイアングル
5D3 + Sigma 50mm F1.4, f/2.8 @ISO100

 
(2)サイド光+レフ板_左顔_ややローアングル
1-1バストショット
5D3 + EF85mm F1.2 LII, f/2.5 @ISO100

(3)サイド光_右顔_ハイアングル_見返り
1-1サイド光_上半身_見返り
5D3 + EF85mm F1.2 LII, f/2.5 @ISO100

1-1サイド光_上半身_見返り


目に力と特徴があり、ややハイアングルからの
撮影の方がかわいく見えるようです。
本人は右顔・左顔をあまり意識しないとのこと。


位置を変えて。

(4)逆光_全身座像
1-2逆光_全身座像
5D3 + Sigma 50mm F1.4, f/2.0 @ISO100

(5)サイド光_バストショット_左顔
1-2バストショット(よこ)
5D3 + EF24-70mm F2.8 LII, f/4.0 @ISO100

この後、私のライティングを見ていたH師から
カポックをどこに入れて作画するのか?という
話になり。

(6-1)カポックなしにフロアーの反射光をそのまま使った写真。
1-2レフ下から
アップライトになりすぎていて不自然ではないか?
何かを狙ってやっているのならいいが、との指導。

真夏の午後の屋内というシチュエーションであれば
屋外の強い光が反射しているという解釈もあるので
成り立つが、衣装とのバランスが悪い。


(6-2)カポックを入れて
-2レフ上から
そこで、H師がカポックを立てて、反射光を
上からのものに変えます。モデルの向きも変更。

こちらの方が自然では?というアドバイスでした。
また、顔の向きについてもよく考えた方が良いとも。

各種のアドバイスを受け修正。

ただし、私としては左顔をハイアングルから撮り
たかったことと、うずらフォト撮影会の影響から
か、ややコントラストの高い写真に仕上げたかった
こともあり、メイン光からは顔を背ける方向で、
白壁との間にモデルを挟んで、ライティング。

(6-3)サイド光_上半身_ハイアングル_左顔
1-2サイド光_ニーショット座像
5D3 + EF24-70mm F2.8 LII, f/4.0 @ISO100

そうこうするうちに、首筋が魅力的だったので。

(7)サイド光_上半身
1-2上半身_うなじ
5D3 + EF24-70mm F2.8 LII, f/4.0 @ISO100

ここまで前半戦の屋内スタジオでの撮影。

まだ、はるかちゃんの緊張感はほぐれてきていない
ので、いろいろと話しかけたりして、和むように
します。

この日は女性2名と男性5名の参加者でしたが、
やはり初めての場所で初めてのカメラマンに囲まれ
たなら、モデルさんは緊張しますよね。

このあと、快晴ながらも寒い中屋外での後半戦へと
移りました。
お一方の塾生(Carl Zeiss Otus 1.4/55mmをお持ち!!)
がここで所用あって退出。

後半戦からは別の塾生の方(ライカS2システムが
メインカメラ)が参加されたので、人数は変わらず。

(この項続きます)

(本ブログの写真はすべてモデル本人の承認を
得て
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