FujiFilmのミラーレスカメラ XE-2 (1) | カイザーのブログ

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いよいよ2013年も押し詰まってきました。
私は昨日金曜日が仕事納めでした。

その仕事納め直後に新宿御苑の富士フィルムギャラリー
にいきまして、XE-2をお借りしてきました。

XE-2

色合いの表現が美しく、ポートレート撮影には最適との
雑誌評価もある、Fujifilm社のミラーレスカメラの最新
機種です。

○APS-Cサイズの撮像素子、1630万画素、ミラーレスで
軽い(350g)という表面的なセールストーク以外に、

○ノンベイヤ-配列のX-Trans CMOS IIを装備し、色表現が
豊か、かつ、フィルムと全く同じ色表現を再現。

→銀塩写真の経験乏しい私にはフィルム色表現はアピール
しませんが、ノンベイヤ-配列の色表現と言うのには関心
があります。

○位相差画素を装備した世界最速AF0.08秒、
○コマ速7コマ/秒
→運動会が撮れるかもしれない、という期待。

○電子ビューファインダーを内蔵
→ファインダーのないカメラは実用的でないし、
外付けファインダーよりは、内蔵の方が便利。

という興味深いスペックのそろった機種です。

いや、もっと細かい特徴的な機能はてんこ盛りにあるのですが、
私的にそそられたのは上記のようなところ。

実はここのところ、7Dや5D3などの重たいデジタル一眼レフを
補完してくれるようなカメラを求めていました。

具体的には、
(1)運動会が撮れるか?
(2)かさばらず、旅行先にももっていけるか?
(3)各種マニュアル設定が機能的に操作できるか?
というところをカバーしてくれるカメラを探していたのです。

(1)の目的としては、APS-Cサイズの7Dを使っています。
登場以来4年が経ちますが、屋外のスポーツ撮影においては
現行機種でもおそらく一番使いやすいのではないでしょうか。

昨年5D3を購入した際に、手放すことも考えましたが、
ポートレート撮影のサブ機にもなるし、運動会ではその
1.6倍のクロップ効果が有効なため、手元に残しました。
秒間8枚/秒で、かつRAWでも17-19コマ連続撮影可能という
高い性能を誇ります。

しかし、気軽に持ち出すカメラとしてはかさばります。

そこで、(2)の要請になるのですが、気軽なお散歩撮影なら、
実はiPhoneやコンパクトデジカメでもOKです。

それを超えて、所有欲を満たしつつ、操作欲も充たしてくれる
(3)の要素を考えると、ミラーレスカメラの存在が気になった
わけです。

いろいろと考えていた中で、電子ビューファインダーがあり、
レンズ交換によるシステムがある程度揃い、軽量で、お洒落
なカメラ、という点から、オリンパスのPenシリーズと
フジフィルムのX-E2が候補に挙がってきました。

そうこうしているところに、フジフィルムさんがX-E2を
貸してくれて、しかも撮った写真のプロラボ出力とプロ
カメラマンの講評がついてくるセミナーをやってくれる
ということなので申し込んでいたところ、忘れた頃に当選
しましたとの連絡があり、昨日参加してきたわけです。

セミナーは2日間構成で、まず一日目前半に、風景写真の
プロカメラマンの講師の方が、自身の作品をプロジェクターで
示して、いろいろと撮影のヒントを与え、後半フジフィルムの
マーケティングの人がX-E2の操作を1時間超にわたり解説。

2週間実際にX-E2を使って、撮影し、データをフジフィルムに
提出するとプロラボで出力。二日目のセミナーにおいて、
各自の作品を講評してもらえる、という構成です。

ということで、手元に来たX-E2を年末年始に使ってみて、
良い作品を撮れるように頑張りたいと思っています。

昨晩入手したところですので、今はまだ操作方法の学習中。
しかも、フジフィルムはフィルムの再現に注力しているせいか、
JPEG撮りを前提としたカメラなので、少しドキドキ。

JPEGで撮影なんて、ここ5-6年していません。やってみると
写真って、こんなに難しかったんだ、と感じました。Rawで
いろいろ現像する時に調整するのではなく、その場ですべて
構成する、というのはとても難しいですね。

また、提出作品のお題が「風景写真」1枚、その他自由に1枚
ということで、全く撮影したことのない風景写真をどう撮るのか?

時間の限られる年末年始の中で、X-E2の操作を試しつつ、
作品撮りまでできるのか?
おそらく重要な撮影はすべて5D3で撮るだろうから、X-E2の出番は?
という不安をかかえながら、貸出期間スタートです。

X-E2の写真、乞うご期待。