旅行3日目。釧路を早朝に出発して、知床半島の羅臼港を目指します。
昨年夏に強風のため乗船すらできなかったホエールウォッチングのクルーズの
リベンジです。さらにシーズン的にはシャチの集まる季節だそうで、そこにも
期待が高まります。
(羅臼港近くの河口から知床峠方向を見る)

2025年は4月にもう一度大雪が降ったため、知床峠の開通が遅れ、まだ雪をかぶって
います。今晩は知床峠を越えたウトロ側に泊まる予定なので、峠の開通ができていな
かったならこの旅行自体がキャンセルになるところでした。
さて、雪をかぶった山々を見つつ、我々が今回お世話になったのは「北の知床観光」
さんのクルーズ。最近の新規参入者のようで、混んでいる時期にも割りに予約が入り
やすいようです。もっとも業者間で融通して、満席になった時には別の船の業者に
誘導するなどしているみたいですが。
出航場所の波止場から徒歩6-7分のところに「道の駅知床らうす」があるので、そこで
昼食を食べ、午後便(13:00便)の手続きのために少し離れたところまで手続きに向かい
ます。
「午前便はクジラを見ることできました?」との質問に、
「うーん、クジラ?という感じだったなぁ」とのお答え。
正直と言えば正直ですが、こればっかりは運もあるようです。
「みんなで手分けして探して、見つかればそこに駆けつけるので」
と慰めていただけました。
(Ohwashi号)

14mほどの長さの19トンのお船。1Fは20名ほどが着席できるソファ席で、後部甲板並びに
2F甲板(ベンチシートあり)でOpen Airでホエールウォッチングができます。
(出航)

せっかくなので天候が回復するとの予報を信じて、最初から2Fのベンチシートに陣取ります。
(捜索の旅に)

各業者の船も一斉に13:00前後から出航し、あたかも扇形の索敵線を張るかのように出ていきます。
共同作業なのでしょうか?
しかし、30分以上航走しますが見つかりません。
自然相手で動物相手なので、そんなものなのかなと思いつつ、お天気は回復してきて
春の北海道の海上というのにそこまで寒くないので、周囲の景色を楽しみます。
そうこうするうちに、船上で双眼鏡で捜索してくれていたスタッフの人が
「潮吹きが見える」と言ってくれました。
がぜん活気づいて追いかけます。
(クジラの潮吹き)

確かに潮吹きが見えました。意外に近い。でもクジラ本体はチラとしか見えない。
(小さな背びれと大きな背中)

何度か潮を吹き、息継ぎしながらクジラが泳いでいきます。
それをクルーズ船が追いかける。
これで400mm望遠レンズでの写真です。イメージとしては10倍双眼鏡ぐらい?
(横に回り込んではっきりとクジラが見える@400mm)

この背びれの形と体の大きさからナガスクジラではないか、とのことでした。
(実際の距離感はこんな感じ)

娘に渡していたカメラで撮ってくれました。けっこう遠くて、小さい。
目の良い家内はこのぐらいの距離なら楽々。目の悪い私は望遠レンズがないと無理。
さらに海上の反射などを考えると偏光ガラスのサングラスがあった方が見やすいと
思われました。
この間、30分ほどの出会い。
まぁ、それなりに見えなくもなかったからホエールウォッチングとしては良かったね、
と家族で話していたところ、無線連絡で他の場所にオルカ(シャチ)が見つかったとの
こと。
再び船内が活気づきます。
(この項続く)
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(2025.12.12掲載)