北海道ツーリング6日は、7時半に稚内の宿を出発した。
宿は、南稚内駅から徒歩5分以内の"ホテル大将"であった。
長期の旅の場合、敢えての連泊で1日バイクに乗らない日を作ることは大切であるし、大切な年頃のになってきたのだ。
MOTOERHOMEの旅でも、敢えての連泊は精神的にも安らぎを得るのだ。
そうそう、前日の夜は、南稚内駅近くの通りを散策して焼き肉屋に入った。
まあ、たいしたことなかったのが失敗であった・・・が、一杯飲んで帰ろうとおもし、地元のスナックを探したが、意外や意外、店が閉まっていたので、伊勢守に「独りでも飲めるスナックを探せ」と言うと、三店ピックアップしてくれたので、行ってみたら、悉く閉まっていたのだ!!!
これは「黙って帰って寝ろ」との天啓であろうと、ホテルに帰って独り吞みしたのだった・・・
セイコマ大活躍であった!!!
因みに昨夜は、旅の疲れのせいか、セイコマで有名な鶏の唐揚げと大きなおにぎりを買って食べた。
美味しかった!!!
翌日は、南稚内駅から稚内駅まで歩いてみた。
ゆったりと散歩しながら旨さに舌鼓、最高の日であった。
さて、朝、稚内でガソリンを入れて、満タンでスタートした。
一路宗谷岬を目指して走ったが、今回は、宗谷岬へは寄らずに、道道1077号線を進んだ。
丁度、宗谷岬の底辺をショートカットする道であったが、このコースが素敵
道を進みながら辺りを見ると森であったが、「あの山まで行ったら熊に合うだろうな〜」と考えた。
だって、熊がいないはずがないでしょう!!!
何処ぞの馬鹿が熊の生息地に入って喰われたと騒いでいたが、これってサファリパークで、肉食獣ゾーンに徒歩で行ってライオンに喰われたと同じであろう?
それで熊の親子を殺したんだ!!!
何の罪があるのか?
熊の住処に入るな!!!!であろう?
こういった子を射殺したんだ!!!
全て人間が元凶であろう!!!
皆さんも北海道の原生林を観れば分かると思うが、熊はいないはずがない!!!
だから、みだりに入らないことが肝要である。
それでも入るなら自己責任でどうぞ
国道238号線、通称オホーツクラインを進むと、忘れてはならない道がある!!!
エサヌカ線である。
この道を走ると、北海道らしさを感じるのだ。
車で行っても壮大な景色を楽しむことが出来るので、是非行って見ることをお薦めする。
更に進むと、紋別とう町があるので寄って遊んだ。
この夜、私は蟹をやっつけたのだ!!!
網走には15時前に着いた。
温泉を堪能してサッポロクラッシクを飲んで、夜まで昼寝をした。
MOTOERHOMEで来たときは、昨年温泉で知り合ったじいさまに勧められた喜八へ行ったが、今回は偶然見付けた五十集屋(いさばや)に行った。
店に入ると、先ずはサッポロクラッシク生で喉の渇きを癒やした。
雲丹を食べたらこれは"燗"でなければ思えて、頼んだ。
海苔に雲丹をどひゃと乗せて、葱とわさびをのせて手巻きにして食べるのだが、説明は不必要だと思うので・・・
口の中に海苔と雲丹の味の余韻が残っているところに、程良い熱さの燗酒を注ぎ込む!!!
そう言う事である!!!
その後、シシャモを焼いて貰った。
皆さんが普通に買うシシャモは殆どがバッタもんであるのをご存じか?
カペリンというカラフとシシャモであり、本物のシシャモは、鵡川町を含む北海道の太平洋側の一部地域でしか採れないのだ!!!
味の違いは?
これはご自身の舌で是非確かめてほしい!!!
毛蟹は、入店時に水槽から「これね」と値段も聞かずに頼んでしまった・・・
すると、「先ずは刺身で」と足先が出てきた!!!
これを山葵醤油に付けて口に運び食べると、何とも言えない美味であった。
残りの部位は胴体部と一緒に蒸してくれるのだ。
蒸し上がってきた甲羅部分に燗酒を入れて「彌榮」と言って飲み干した・・・
締めは蟹塩ラーメンであった・・・
これだけ吞んで食べて2万円一寸であった。
こうして、今年2回目の網走の夜は更けていったのであった・・・
つづく