先日、6月29日日曜日にHarley仲間のカズちんと久しぶりに秩父方面ツーリングへ行ってきた。

行く前日、カズちんからの弱気LINEが入ってきた。

「明日、猛暑日だけど大丈夫かな???」であった。

まあ、古希だからな〜はあったが、逆に言えばバイクを降りる時もカウントダウンなのだから、甘やかさずに「暑さ対策をしてこい」と返信した。

 

当日、新青梅街道沿いのファミリーマートに集合で、5時出発としていた。

私も5時前に着くように家を出たので、出発も早まった。

新青梅街道を西進して岩倉街道を経て、何時もの"金妻ファミマ"で休憩と軽く朝食を食べたのだ。

金妻ファミマとは飯能日高団地にあるファミリーマートであり、山の中に住宅街が現れるし、まるで"金曜日の妻たちへ"に出てきそうなお洒落な町なのである。

篠ひろ子さんや古谷一行氏等が歩いていてもおかしくないのである。

 

6時15分にファミマを出て、秩父市内を目指した。

さらにここから299号線まで裏道を行くが、この日高団地事態が飯能市内を通らないので渋滞は無いのだ。

 

実はこの数日前にMOTOERHOMEで、秩父の皆野に行っていたのだ。

そこで、今回はそのまま299を進み志賀坂峠へ行くルートを選んだ。

その前に、前々から気になっていた秩父32番札所法性寺へ寄ることにした。

ここは、秩父で唯一鐘楼門がある寺で、岩窟があると聴いたのだ。

しかし、着くのが早すぎで門が閉まっていた!!!

「おいおい、寺なんだから5時から門を開けておけ!!!」と叫びながら記念撮影して戻った・・・

 

志賀坂峠を埼玉県側から越えるとトンネルがあり、そこから群馬県である。

299は今度は下り坂になるのだが、暫くワインディングを下ると集落が出てくるが、これが遙か昔からある感じの集落でそれを縫うように299は進むのである。

平将門公の奥方駿河御前がこの地で果てたという伝説もある。

最終的に国道299は426号線と丁字路にぶつかる。

左に進むとそのまま299で、日航123便が墜落した御巣鷹山付近を掠めて佐久平方面に抜けるし、手前の県道45号線を北進すると下仁田から254号線に合流できる。

 

今回は丁字路を右折して国道426号線を進み、本庄児玉ICから帰路につく計画であった。

 

朝は清々しく気温も丁度良く「今日は知らずして何時走るんだ〜」とカズちんもご機嫌であったが、私は前日の泣きのLINEを忘れてはいなかった・・・

 

休憩地は道の駅万葉の里であった。

道の駅に着いたのが8時25分であった・・・

店は全滅であった・・・

この吊り橋が意外と面白かった。

まは、私はヘリパイでもあるのでこの高さは怖くもないだ。

だって、訓練中、ヘリのドアを外して飛んでいたし、身を乗り出して下方を見たりしながら飛んでいたし・・・

慣れて怖い〜

 

9時を回ると流石に暑くなってきた。

ナビ様は本庄児玉ICを目指せと言っていたが、これが以外と遠いのだ!!!

しかも、トロイ4輪に捕まると最悪だ。

 

もう汗が噴き出していたが、それでも木陰を進むときは涼しさがあったので、まだ夏本番ではないと感じた。

あの激アツは、木陰も関係なく暑いから・・・

 

結局ランチは、地元のロイヤルホストにすることになった。

「涼んでランチしてから1時間以上走るのは嫌だ」とカズちんの提案であった。

 

ロイヤルホスト石神井台店に入店したのは10時45分ぐらいであった・・・

 

自宅へ帰ったのは12時前であった・・・

まあ、230㎞程度のツーリングならばこんなものであろう・・・

伊豆半島ならば14時ぐらいの帰宅になるし・・・

 

暑い中を走るのもBikeの醍醐味である。

過酷な日の思い出は色褪せない。

未だに飲みながらの昔話は過酷な日々のBike談義である。

 

今は、対暑対策グッズも結構あるので、首元を冷やしたり、冷却スプレーもある。

半袖では限りなくNGだ。

万が一もそうだが、暑日に肌を出して走ると余計体力を消耗する。

お薦めはメッシュジャケットである。

 

私は、水で濡らして着る冷却ベストも積んでいる。

どうしようもなく暑ければ、道の駅やSA等でとまってベストに水を含ませて着るのである。

 

自動車と違ってBikeは自然を諸に感じる乗り物である。

エアコンガンガンの4輪だと、"空気が変わった"という変化も感じることが出来ない。

 

3泊4日で奥飛騨〜越中方面ツーリングへ出るのだが、これも暑いだろう。

しかし、夏は暑いのだ。

万全に準備をして行く。

それでも汗びっしょりになったら、温泉宿で全身洗って湯に浸かり、お疲れの冷えたビールを飲み干すのだが、夏のツーリングの醍醐味であろう。

(注意:ツーリング途中で吞んじゃダメだよ)

日帰りツーリングならば、帰宅後にシャワーを浴びてから冷えたビール、お泊まりツーリングならば宿屋に着いてからである。

 

これだから、夏のツーリングは止められないのである!!!

 

奥飛騨ツーリングレポートも乞うご期待!!!