予定通りに10月9日の金曜日に、新しいドゥルガー号が納車された。
ハンドル周りの操作(イグニッションスイッチやジョグダイヤル、オートクルーズ等々)は、カリー号(R1300GSAdventure)と同じであったので、説明は買い換えたインカムの方に重きが置かれた。
店を出た後、私はドゥルガー号を駆り氷川神社へと向かった。
ドゥルガー号は、神社で初宮参りを終えた。
須佐之男命の庇護を得て、これからのツーリングを楽しむつもりである。
良く10日、朝5時に近くのファミリーマートを出発した。
Harley仲間のカズちんも久しぶりにツーリングをしたいとのことで、ファミリーマート5時出発なとなった。
カズちんは4:16にファミマに到着して、パンと珈琲をかって、Harleyのサイドバックから折りたたみの椅子を出して座って待っていたという・・・
この日は、私と彼は新型インカムのDebutツーリングとなったが、新型はさすがに凄い!!!
今まで雑音が酷いし、少し離れると聞きずらかったし、直ぐに切れて、再接続はサーチボタンを押さねばならなかったが、今度のはメッシュ機能で勝手に再接続してくれるのだ。
新青梅街道を16号バイパスまで走ったのだが、これがご丁寧に悉く赤信号に捕まるのだ・・・
まあ、暴走を防ぐためであろうが、それにしても酷すぎる信号なのだ・・・
16号バイパスから岩倉街道に入り、外環道の青梅IC下をクランクに曲がり更に奥地へと進んでいくのだ。
笹仁田を超えると東京都は思えぬほど、田舎モードに突入し空気が変わるのだ。
私はこの空気の変化が好きなのだ。
そして岩倉温泉の方へ右折するのだが、昔Harley仲間のチョロが「ここは良くAVの撮影に使われていた」と言っていた言葉が脳内を駆け巡るのであった・・・
そこから埼玉県随一の心霊スポットの手彫りトンネルの脇を掠めて、休憩地の"金妻ファミマ"へ向かった。
金妻ファミマ(日高団地店)に着いたのは6時であった。
ここで軽く朝食を食べるのが常であった。
ここを後にすると独りツーリングならば、一気に"道の駅大滝温泉"へ向かうのだが、カズちんは「やはりここは道の駅芦ヶ久保によりたい」とのことで寄ったのだ。
夜のは良いのだが、カズちんは昔から"支度が遅い"で名を馳せているので、少しは20分以上となるのだ・・・
国道299号線に出ると、時間の割にはやはり三連休の初日ということもあって車が多かった。
299から140号線所謂秩父往還道に入り、三峯の方へ進んだ。
朝5時頃の石神井の気温は約16℃で、Tシャツ・革ジャンではやや寒いので、冬用のインナーをTシャツの上に着て、ネックウォーマーをすると丁度良い感じでった。
299を進むと14℃となり、シートヒーターとグリップヒーターの3段階調整の弱にしたが、直ぐにお尻が熱くなりシートヒーターを切った。
カリー号もシートヒーターとグリップヒーター、そしてリアのパッセンジャーシートにもヒーター機能が付いていた。
ドゥルガー号はその他に、パッセンジャーのグリップと背もたれにもヒーターが付いているのだ。
この機能は冬もそうだが、夏も高原や北海道ツーリング等でも活躍するのだ。
夏場は全体的に薄着で、高原へ行くと、いきなり冷えることが多いから以外と使う機能である。
秩父鉄道の三峰口駅に到着したときは8時であった。
この日はSL運行があるというので、水面下で慌ただしい感じがした。
駅構外にある立ち食い蕎麦屋が開いていて、湯気が立っていた。
カズちんが腹減ったと立ち食い蕎麦屋へ向かったら、準備中と玉砕していた・・・
しかし、この玉砕は彼にとっての不運の序奏に過ぎなかったとは我々は知る由もなかった・・・
三峰口駅を出発すると7㎞ほどであるので、本来の休憩地の大滝温泉は止まらずに雁坂峠を目指した。
私の整体師の先生が高校生頃(60年近く前だが)三峰口から徒歩で夜通し山を歩き雁坂峠を経て塩山まで行ったという言っていた・・・
山歩きの際は、テントも張らずに木を背にして寝ていたそうだ・・・
雁坂トンネルは通行料をとるが、2輪車は軽自動車同じらしいが、タイヤが半分なのだから半額で良いと思うのだが・・・
だが、その料金が590円なのだ。
せめて500円にしろ!!!である。
料金所で停車してグローブを外して財布から・・・となるとどうしても遅くなるし、クラッチを切って・・・とうとうやることも煩雑なのだ。
せめてワンコインにして欲しいと思うのは私だけであろうか?
まあ、ティアマト号(Harley)にほ引き出しがありとドゥルガー号もタンク上部に小物入れがあるから、私はそこに小銭を入れているのだが・・・
雁坂トンネル料金所を過ぎると、"道の駅みとみ"があり定番の休憩所である。
8:50頃の到着である。
ここでトイレと五平餅を食べるのが常であるが、カズちんは・・・
この10段の階段の5段目で躓いた・・・
前に倒れれば良かったのだが、後ろへ重心が動いた。
私は何が起こっているのか、理解できなかった。
が、彼はとっさに片足ケンケンで3段降りてから仰向け気味に倒れたのだ・・・
「????」
私は近寄ったが、彼は意識があって「いた・・・」と言って立ち上がった。
もし5段目からなら"ピーポーピーポー"を呼ぶ必要があったはずだが、齢71歳にしてケンケンで3段降りたことは凄いことだ!!!
階段上のベンチに座らせてから、身体の機能チェックをして、何ともなかったので一安心であった。
その後、自ら五平餅を買いに行って「やっぱりこれだな〜」と笑顔で食べていた・・・
道の駅を後にして、フルーツラインを経てから、道の駅甲斐大和へ向かうと「あれ?赤いランプが点いた」とインカムから入った。
新型インカムであるので、良く聞こえた・・・
どうやら発電系の呼称らしいのだ。
私が思うに2010年前後のHarleyはレギュレーターが故障しやすいと聞いたことがあったから恐らくはレギュレーターだ。
更に走行中に黄色の警告灯も点いたと騒いだ。
エンジンチェックランプだ!!!
マニュアルに寄れば、このランプが点灯した場合、速やかにエンジンを切れ出会ったはずだが、高速道路走行中であるから行くしかない!!!
大月ICから高速道路に乗り調布ICまで休憩無しに走り抜けた。
目的地はHarleyディーラー西東京店だ。
私のティアマト号も今車検点検中である。
更に、希望ナンバーを付けよとの厳命も出してあるので、戻りは来月であろう・・・
私はカズちんに「もし高速道路でエンジンが停止したら、慌てずに路肩に寄せてロードサービスを呼べ。俺は前を走っているので戻れないから1人で対処してくれ」と言った。
カズちんは当初ディーラーは高いから、チェリーズカンパニー(カスタム専門店だがオイル交換は安いらしい)に持って行こうかな?と言っていたが、今回は正規ディーラーにしろと私はキッパリと言った。
そもそもカズちんのTRもその店で購入したのだし、正規ディーラーでコンピュータ接続してきっちりと整備して貰えと言った。
そして無事にディーラーに着いて、一息吐いたら私は茶子ちゃんが心配だから先に帰るとBMWのバイクで店を出た。
この日はBMWのTシャツにBMWの革ジャンを着ていたので、店の女性陣もいつもと違う色味に「BMWの革ジャン格好いいですね」と言ってくれた。
こうして無事に私は家に帰還した。
秩父往還道240㎞の旅であった。
RTとGSAdventureだが、走りが面白かったのは断然RTである。
オンロードの走りに能力を振っている分だと思うし、GSAdventureより加速が良い。
未舗装の林道や、山道を行くのが好きな人は、間違いなくGSAdventureであろうが、オンロードしか乗らないのなら、RTや他の車種の方が良いと思ったし、私的には1300よりは1250のAdventureの良かった気がする。
まあ、カズちんにとっては受難な日であったろうが、午後にスクーターで手土産を持って松茸を受け取りに来た。
残っていた1本を渡すと、夜は松茸ご飯とおでんに入れたとLINEが来た。
さて、次は何処へ行こうかな?とツーリングを考えるのが楽しいのである。




