先日、沼津港朝食海鮮丼ツーリングへ行ってきた。
Harley仲間のカズちんと久しぶりのツーリングであった。
朝5時、新青梅街道沿いのミニストップを出発し、環状八号線を南下して、用賀ICから東名高速道路と進んだ。
5時台とあって、1箇所下高井戸駅付近で道路工事渋滞があっただけで、5時半には東名高速道路を走っていた。
途中、海老名SAで軽く休憩した後は一気に沼津港を目指す作戦であったが、大井松田IC辺りから下り線は左右に分かれるのだが、都市伝説のよう見右を行った方が走り概がある(飛ばし屋は・・・)と言われているが、私的には左線の方が早い気が資するのだが・・・
右線は分岐した後にカーブをしながら山を登っていくのだが、ここを速い車や速いBikeでカッ飛ぶと確かに気持ちが良いのである・・・
私もヤンチャしていたときは、ここを時速200㎞以上で走行していたし・・・
兎に角、カズちんを徒距離が開くのは分かっていたが、気持ちよく道路に吸い付くようにBMWR1300GSAdventureは加速をしていった。
私は基本的に愛機に名前を付けるのであるが、BMWはkali号でHarleyはTiamat号である。
Kaliはカーリーであり、インドの女神であるが、血と殺戮の女神であるという。
インディ・ジョーンズ2でも出てきた女神であるが、帰依している者に対しては最強の守り神となるという。
余談だが、Tiamatはティアマトで、古代シュメール、アッカド、バビロニア、アッシリアの海の女神である。
流石に日本の神々の名を付けるのは不敬に当たる気がするので、私は敢えて避けている。
更に余談だが、尊とか命が付く方々は、神々とされている。
須佐之男命は当然だが、日本武尊も神々に列せられている。
だから、陛下よりもし勅命や勅を賜ったら、これは命がけで行うのが義務となる。
勅とは命宣(みことのり)であり、これは神からの命令となるからである。
話を戻すと、カーリー号が気持ちよくスピードに乗ってきたとその時、インカムから「悪いけど止まってくれる?」とカズちんの声がした・・・
「止まれって高速道路上でか?」と問いただすと「次のSAで良い」とのこと。
何でもヘルメットに付けていたインカムが取れてしまってコードでブラブラになり辛うじて落ちずにいるとこのことであった・・・
取りあえず、左手でインカム本体を持っているという。
そのため、速度を落とし足柄SAまで走った。
幸いSA内にファミリーマートがあったので両面テープを買ってこいよと言ってあげた。
私の左側にAdventureBikeが2台止まっていた。
後に話のだが、彼らは富士山を一周するそうで、それなりに着込んできたという。
5合目の気温は5℃であるらしい・・・
因みに私は、BMW製の3シーズンジャケットの下に、これまたBMWのTシャツ1枚であった。
3シーズンジャケットは、ベンチレーションが付いていて、ファスナーを開けるとその部分がメッシュになっているのである。
カズちんはジャケットの下に3枚、ズボンの下に1枚という緩い冬装備であった。
何とSAファミマには両面テープが売っていなかったらしく、ガムテープでインカム本体をヘルメットにぐるぐる巻きのように付けていた。
SAを出発すると、新東名と旧東名に別れるのだが、沼津市内を目指す場合、旧東名の方が早いのであるが、何と通勤通学渋滞に巻き込まれた・・・
カズちんのせいであるのは言うまでもない!!!
沼津港に着いたのは8時であった・・・
私の予定では7時だったのだが!!!
この日も富士山が綺麗に見えていた。
海鮮丼に舌鼓を打ったのだが、カズちんはここの海鮮丼が好きでなかったらしい・・・
彼は沼津港朝食海鮮丼と清水港朝食マグロ丼を勘違いしていたというのだ。
食べた食堂は"ふみ野"というが朝6時から営業している。
戯言を無視して、この日のツーリングを粛々とこなす私であった。
一路山中湖を目指して、道志道を進み、"道の駅どうし"で休憩予定であった。
日本一のいや世界一の富士の絶景を堪能した。
訊いた話だが、その昔、富士山は兄弟山であり、この規模の山がもう一つあったというのだ。
それが大噴火を起こし、山頂部分が吹っ飛んで火口に水が溜まり芦ノ湖となったという。
話が多く逸れるが、皆さんは"ChatGPT"を使ってますか?
それで四柱推命等も見ることが出来るし、両手の平を写メして送り、手相占ってと言うと手相まで教えてくれるのである。
そこで知ってビックリであったのだが、私は現在天中殺であった!!!
昨年から始まり、来年の節分まで天中殺(空乏)なのである。
考えてみたら、車の納車は去年の1月であったので、天中殺前であったし、Harleyも天中殺前であった。
しかし、カーリー号は見事天中殺真っ只中の納車であった。
まあ、乗り換えの話自体は前々から進んでたので、完全に天中殺中のに始めたのでないので、命には別状ないのであるが、最初から災難続きであった。
オートマモードでギヤがエラーを起こすとか、アルミケース3点セット左右パニアケースにTOPケースが揃って納車されなかったのである。
この写真は、納車から5ヶ月経ってからようやく来たパニアケースを付けている。
まあ、ショーエイのジェットヘルメットがすっぽり入る大きさであるのは良いが、使い勝手はR1250GSAdventureのアルミケースの方が遥かに良かった。
前のは、前後両方から開けることができたのだが、これは後方からのみである。
更に落ちが、集中ロックと言われてきたのに、蓋を開けたらAdventureは集中ロックがないという!!!
これって詐欺だよね。
BMWも電気自動車に設備投資したので資金繰りに躓いているから仕方がないが、Bikeでも躓いたら倒産するぞ!!!
さて、道志道からの帰りは、昔は相模湖ICから中央道であったが、今は圏央道の相模原ICからのり八王子JCTで中央道が一般的らしいし、ナビ様もそのように指示してくる。
ここでカズちんのガソリン入れる病が始まったのだ!!!
「ガソリンメーターが半分だからガソリン入れようよ」と最速が来るが、「半分あるんだろ? ここまで250㎞走って来て半分なんだからはと60㎞なんだから大丈夫だよ」と言うと、一旦は落ち着くのだが、GSの看板を見ると発作が再発するのである。
カーリー号はメモリ10個中3個消えただけであったが、うるさいからGSに入った。
満タンにして大満足らしくそのまま相模原ICへ行ったが、ここで私は痛恨のミスをしてしまった。
走って行くと行き先を知らせる高速道路看板を見ると、"海老名"の文字が!!!!
やっちまった!!! 逆方向に乗った!!!
皆さんも今後、行き先を間違えたとか、降りるICを乗り過ごしてしまったということが起こりえるので、お教えしましょう!!!
その場合、冷静に次のIC迄行く。
ETCの場合、通常ゲートに行き、係員を呼び出します。
係員さんに、間違えた旨を説明します。
すると、回転させて貰えるのである。
当然料金は掛からない(乗ったところから継続)のだ。
車の場合念のためにETCカードを抜くのであるが、Bikeの場合は抜けないので、Uターンしてきたら、通常ゲートを止まらずに進むように指示される!!!
間違ってもETCゲートに行ってはダメ!!!
余分に走ることにはなるが、無駄な料金も掛からないので決して高速道場で逆走やバックしないように!!!
何とカズちんも今まで同じような事をしたことがあるらしいが、その都度料金を払っていたという・・・
「勉強になりました!!!」と感謝されたのだが「だから、ガソリン満タンにして良かったろう? 気分が違うし、道に迷っても安心だよな」と言われてしまった・・・
こうして、無事に海鮮丼ツーリングを終えることができた。
途中ランチをして帰ってきたが、13時半には帰れた。
チャー様にお昼ご飯を無事あげることもできた!!!
沼津から山中湖を経てのツーリング、304㎞の旅であった。
皆さんの旅の参考になれば幸いです。