東京ビックサイトで第52回東京モーターサイクルショーが開催されたので行ってきた。
当日、Harley仲間のカズちんと家近のミニストップで待合せをして、お台場まで向かった。
カズちんは、「霞ヶ関と虎ノ門は庭だから俺に任せろ」と張り切っていた。
私ならば、高速道路を使うのであるが、それを敢えて下道で行くという。
虎ノ門までなら新青梅街道を環七まで東進してから、環七で青梅街道、新宿大ガードから新宿通に入り四ツ谷駅前を右折して外堀通りへ入り弁慶橋から赤坂見附駅を掠めて虎ノ門まで行くのだが、"庭"であるカズちんは敢えて靖国通りを進み、靖国神社を右折して内堀通りを進み国会議事堂を右手に、財務省解体デモで話題の財務省、古巣の経済産業省を過ぎてから右折して虎ノ門の所謂地下トンネルを目指したのだが、彼は気が付いていなかった。
「お前は既に道を間違えている・・・」
トンネルに行きたいのなら、財務省と経済産業省の間の道を右折せねばならなかった・・・
靖国神社の桜が咲いていたし千鳥ヶ淵も良い感じで咲いていたが、未だ五分咲きであった・・・
余談だが、"桜"と言って花を指すのは、靖国神社境内の桜だけなのだ。
それ以外は"桜の花"と言うのである。
昔より"花は桜に人は武士"と言われていたようだ。
どちらも散り際が大切という意味だそうだ・・・
だから、桜は武人の英霊が眠っている靖国の桜を指すそうだ。
しかし、カズちんの思惑は、桜の季節であるから靖国から千鳥ヶ淵まで朝の8時台で混んでいたのである・・・
まあ、ぐるぐる回って結果的にJRガードを越えたあたりからトンネルに入れたのだ・・・
先月、所用でお台場に行った折にBMWのお台場店に寄った。
その帰りに、銀座でランチでもしようと思い、晴海通りに出るつもりであったが、豊洲市場前からバイパスに乗って最終的に出た先が虎ノ門であったという記憶あった・・・
だから、カズちんから「虎ノ門から便利なトンネルがあるからさ・・・」と訊いたときにピーンときたのであった。
この日、虎ノ門付近で、昨年の12月に納車されたBMWのR1300GSAdventureが遂に走行距離が1000㎞に達した!!!
これで初回点検とマフラーがアクラボビッチに変わるのである!!!
ノーマルでも良い音がしていたので、交換後の音が楽しみである。
"東京ビックサイト前"という交差点があるが、駐車場の案内係がダメであった。
そもそも、この交差点に"駐輪場は左折"と書いていれば、迷わずに行けるのにと毎回思う・・・
まあ、ぐるぐる回って漸く駐輪場に行けたのだが、カズちんが「こんなにBikeって人気あるのかよ!!!」と言うぐらいの大量なBikeが集まっていた。
チケットは予めカズちんがペアチケットを購入してくれたお陰で並ばずに直ぐに入れたが、朝の通勤ラッシュ並みの激混みに辟易してしまった・・・
Bikeメーカーブースも人集りが凄く、HONDA、YAMAHA、Harley、BMWを見て回った。
SUZUKIとKAWASAKIは、満員電車並みの人であったので、入るのを諦めたほどであった・・・
BMWで跨がれますBikeは、やはりR1300GSAdventureが凄かったが、まあ、「俺、乗っているし」となると、別にこの人混みに来なくて良かったのでは???と考えてしまった。
カズちんも「もう来なくていいな〜。 ディラーに行けば観れるし市場も出来るからな」と言っていた。
1時間一寸で会場を後にして帰路についた。
首都高速で帰ってきたが、新宿線は上りも下りも渋滞であったが、幡ヶ谷ICを過ぎたあたりから動き出すと、永福IC手前から動かない渋滞が始まっていた。
するとカズちんが「大変だ、高井戸出口で事故発生だって」と言った。
実はカズちんのHarleyTRには、ステレオが付いているのだが、例によって5年のメーカー保証が切れてから壊れたらしい。
純正は高額であるので、SONYのステレオにしたのである。
これはBluetoothでスマホの曲を再生できるのであるが、彼は何事も複雑なのが好みらしく本人も何が何だか分からなくなり、ラジオしか聴けなくなったというが、それが功を奏したのであった。
"人間万事塞翁が馬"とは本当のことであるとつくづく思った・・・
ランチは混んでいるビックサイトではなく、戻ってきてからということで、星乃珈琲高井戸店によったら、カズちんは星乃Debutであった。
家には13時前に帰宅できた。
チャー様が私の顔を見るなり、自分のご飯茶碗を舐めたのであった・・・
「遊んで来やがって!!! 早く私のお昼ご飯の用意をしろ!!!!」であったのだ。
犬も歳を取ると我が道を行くので、買い主に媚びなくなるという・・・
そして言うことを効かなくなるという・・・
人間と同じなのだそうだ。
と言うことで、近々BMWの初回点検をせねばならない。
春になり、新緑の季節の山間の道を走るのは気持ちが良い
今から楽しみである。