9月12日火曜日、この日は5時少し前に目が覚め、朝風呂を浴びに大浴場へ行った。

朝食は6時半からであったので、チェックアウトの準備を済ませ、Bikeに荷物を積み込んだ。

そのまま食堂へ行き、朝食を食べた。

食べ終えると、鍵をフロンに返して、一路平湯温泉に向かった。

 

国道158号線は、私が好きな道BEST10に入る道で、町中から徐々に郊外へ進み、秘境のような連続トンネルへ突入するのである。

その手前の新島々駅に初めて立ち寄った。

この駅は、松本電鉄上高地線の終着駅である。

ここからバスに乗り換えて、上高地や平湯、飛騨高山方面に向かうのである。

 

梓湖までは晴れていたのだが、奈川渡ダムの堤防を過ぎ長いトンネルと抜けると雨が降っていた。

沢渡付近まで来ると、低い位置に虹が出ていた。

手で触れるほどに低い位置であった。

目線の先に虹があったのだ。

 

安房トンネル付近ではかなりの雨となっていたので、平湯の湯での朝風呂計画は断念し、そのまま平湯トンネルを過ぎで千光寺を目指した。

千光寺は江戸時代の僧侶兼聴覚かでもあった円空上人が滞在した寺という。

円空は円空彫りで有名で生涯12万体の仏を彫ったという。

 

千光寺を後にし、一路下呂温泉を目指した。

国道41号線を南進すると、上呂を経て下呂となるのだが、途中素敵な珈琲屋"綠の館"を見付けたのでわざわざUターンして行ってみた。

店内は撮影厳禁であった。

ここでスペシャル珈琲の"ケニア"を初めて飲んでみたが、フルーティーな味わいで美味しかった・・・

 

ランチは飛騨牛レストラン下呂松葉で食べた。

飛騨牛に舌鼓を打ち、下呂温泉で一風呂浴びた。

折角汗を洗い流したが、暑い日であるから、またまた汗だくになりながら中津川を目指して南下した。

 

前回、気が付いた苗木城に寄るつもりであった。

ここは岩肌に出来た城であったが、ここは戦国時代遠山家の居城であった。

そう、遠山左衛門尉景元(遠山金さん)のご先祖の地である。

暑かった・・・

山城は兎に角暑い日は罰ゲームである。

本丸からの眺めは絶景であるが、クレーンがある建設中の橋が見えると思うが、この橋をリニア新幹線が通るというのだ。

この日の宿は、中津川に取れなかったため恵那まで行った。

ルートイン恵那であったのだ。

ルートンは大浴場があるので、チェックインして直ぐに汗を流しにいけるのが良いのだ。

 

翌日、朝食は6時半であったが、私はこの旅で気が付いたことがあった。

それは、食事であるが、現代人の食事はお腹が空いたから食べるではなく、時間が来たから食べるとなっている。

昨晩も昼に飛騨牛を食べていたので、夜に空腹を覚えていなかったが、夕食時間なので食べに行ったのだ。

そこで食べた天津炒飯が大して旨くもなく、小汚い油で胃もたれを覚えたのだ。

 

そして朝食だが、別に腹が減っている訳でもなかったので、24時間のプチ断食をすることにした。

こうなると、早速チェエックアウトして帰路につこうと考えた。

6時半に一階に降りると、朝食会場は長蛇の列であった!!!

 

恵那は、中津川より一つ名古屋よりのICである。

当初の計画は、馬込宿、妻籠宿をへて峠越えをして飯田に向かう予定であったが、東京の天気が怪しかったし、けっこう疲れていたし、独り旅であったので、とっとと帰ることにした。

 

恵那ICからのり一気に中央自動車道を進んだ。

車をぶち抜く程良い速度で気持ちよく進んだのだが、岡谷JCT手前数㎞から左車線が渋滞であった。

岡谷で松本方面と甲府方面に分かれるのであるが、中央自動車道西線を走る車は圧倒的に松本方面へ行く車が多いことが分かった。

 

中央自動車道に載ってから休んだのは、八ヶ岳PAだけで、一気に高井戸ICまで走った。

途中、調布から初台まで渋滞と掲示板に出ていたし、ナビ様は「調布ICで降りろ」と支持していたが、スピードが調子乗っていたので、何と調布ICで降り損ねてしまった・・・

そのため、大渋滞に嵌まってしまった。

 

無事に10時過ぎに帰宅できた。

304.4㎞を約4時間弱で走った。

 

さて、今回の道中も皆さんの旅の計画の役に立てたら幸いである。

 

いや〜旅って本当に良いですね〜それでは又・・・(水野晴郎風に)