昨日、甲辰の年に龍が動いたのが能登半島地震だと書いたが、正確に言えば、令和6年の新年は2月4日からである。
何度も書いたのだが、日本は古来より太陽太陰暦を使っており、月例を1ヶ月としていたので、1年間は13ヶ月あったのである。
基本は、睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走と12ヶ月なのであるが、ここに閏月が入るために13ヶ月となるのであるのである。
そのために24節季を儲けていて、例えば春分の日が1月に来てしまえば、本来の歴とズレるために、閏師走として春分の日が2月になるようにしていたのだ。
現在の歴と比べると約1ヶ月遅れているので、6月には梅雨なのに水無月とは変だというが、実際の水無月は7月となり夏なのである。
縄文文明から日本人は、太陽太陰暦で生活しており、銅鐸も今何年かをしる暦表であるという。
詳しくはYouTubeのはやし浩先生の動画をご覧あれ!!!
これを鑑みると、今回の地震は、甲辰が近づいているので、龍が起きだしたともいえる。
これ以上、龍の禍が内容に皆が常日頃、水(龍神)に感謝、神々に感謝の念を忘れないように心掛けねばならない。
因みに、龍は財産運を司っているので、信心を欠かさねば御利益を下さるかもしれない・・・
なので、来年(令和6年)の初詣は、節分の次の日から行って欲しい!!!
更に言えば、日本語は全ての音が、言霊になっているのだ!!!
50音の一字一字に意味があって、これは古来の亀甲占いの占いの結果を表した音が始まりで、その1音1音を表したのが神代文字で、後のひらがなである。
だから、皆さんには綺麗な言葉を口に出して欲しい。
くれぐれも人を呪う言葉や、人の悪口を思うのは良いが、口に出してはならない!!!
さて、去年の暮れにNHK大河ドラマの"花の乱"のDVDBOXを買った。
花の乱は、希代の悪女と呼ばれる日野富子を中心として、応仁の乱を描いている。
室町時代は、戦に明け暮れていた時代であるが、朝鮮通信使の記録によると、日本全国に宿屋や店があり、風呂も一軒一軒にあって日本人の衛生観念は凄いとある。
更に、水車を観てびっくりして「我が国でも作るべき」とあるが、江戸時代の通信使の記録にも「水車が凄い、我が国にも必要」と書いているので、あいつらは数百年間水車が作れなかったという・・・
余談だが、江戸時代の通信使は、大阪の町に船(日本が用意した絢爛豪華船でこの国の王ですら持っていない)で上陸し、見物人達の着ている着物の色鮮やかさに驚いていた。
更に、我が国の首都より10000倍は凄い・・・と書いているし、更に同じ通信使で北京へ行った者の談によると、北京より大阪は華やかで大きな街だと言っていたという・・・
通信使は、実質朝鮮国が日本に朝貢していた証明であり、何と日本からは返礼使節が趣いていないことが朝貢の証明である。
話が逸れたが、日野富子は、8代公方足利義政の御台所である。
公方の御台は、代々日野家(公家)より出しているため、室町時代の日野家は、五摂家を凌ぐ権勢であったらしい・・・
義政は無能である説があるが、この頃大飢饉で洛中でも大勢の人々が飢えで死んでおり、鴨川は死骸で埋まっていたという・・・
富子は米問屋が米を買い占めて値をつり上げているから御所の米倉から米を施し米として配ることを考えるが、公方は「人はいつか死ぬ、だから施し米など意味が無いので、死者を弔う寺の建立が必要」と富子の試みにNOを突きつけるのである。
おいおい、これって訊いたことない?
最近の政府と同じでない?
毎日100人以上の人々が自殺しているのに、ガソリン税を止めないし、消費税現在すらしない・・・
花の乱の話は今から650年ほど前の話なのだが、自殺者、子供の貧困は現在進行形なのである!!!
国民を救わないって、まるで室町幕府と同じである。
応仁の乱の原因は、義政の我が儘で「世は将軍職が嫌だから、出家した」から始まった。
御年26歳ぐらいである。
義政は将軍職を異母邸の義視(当時坊主だったが無理矢理還俗させた)に譲ることを宣言したら、妻の富子が懐妊して後に男子を産む。
この子が後の9代足利義尚であるが、ここで義視派と義尚派に分かれて大激突するのである。
義視派は元管領細川勝元であり、義父に関係にある山名宗全とガチンコであった。
山名宗全は富子とその子義尚派であり、禁裏も巻き込んでの戦であった。
そこに今の山口県を始めとした西中国地方と北九州を領土に持つ大内政弘が駆けつけて、京の街を灰にしたのだ!!!
戦をするなら野山でやれ!!!である。
これを知って神君公は大名を小さくしたのだ!!!
加賀前田家は、現在の石川県と富山県であるが、大内は、広島県、山口県、島根県、福岡県を持っていた!!!
規模が違うのである!!!
その大内は細川憎さで山名宗全に味方した。
細川勝元は、山名宗全の娘婿であったが中々子供が出来なかったので、山名宗全の子を養子として家督を継がせようとしたが、何と側室が男子を産んでしまい、山名宗全の子を寺に入れてしまった・・・
こらが山名対細川の火種であった・・・
このガチンコ大戦で守護大名家は疲弊し体力を失った・・・
そこで、家臣達は馬鹿馬鹿しくなり、主家に背いて独立して平和になったのが所謂戦国時代である。
美濃は土岐家が守護大名であったが、斎藤道三が乗っ取り、尾張は斯波家が守護大名家であったが、守護代(守護の補佐)の織田家が力を付けた。
信長の織田家は、守護代の織田家の家来筋であったが、本家を倒して守護職であった斯波を追い出し尾張を手に入れた。
因みに斯波家は足利一族筆頭である。
その下に吉良家、そして今川家の序列である。
この吉良家は後の吉良上野介の家である。
まあ、室町政府の無能振りは、現在の政府の無能振りと重なるのだが、詰まり、室町が政府が終わったように今の政府の終わりも見ていると思う。
歴史は繰り返すというでしょう?
要するに、民が幸福になれば政府は何でも良いのだ。
江戸時代の民は、世界一幸福であったという。
欧州の文化を見れば一目瞭然でしょう?
欧州の文化は王侯貴族の文化だが、元禄文化は平民の文化である。
大河ドラマの花の嵐のBoXは上下巻だが、今下巻の1枚目のDVDを観ている。
このままどうなるのかが楽しみだが、ここで一言言わせてもらうと、足利義政は無能と言ったが、それは当時の政治形態が足利宗家と徳川宗家の権力の違いなのである。
足利宗家は守護大名家による神輿であり、「お前改易な」が言えない公方であった。
今の総理大臣と同じで、誰がやっても担がれた神輿だから何も出来ないのである。
ここで、誰からとち狂った総理大臣が、己の権力を120%使って、自衛隊に出動命令を出して財務省を破壊させ、官僚全て拘束、今まで裏で政治を操っていた奴らを第一空挺団に殺させるとかやれば、この政府の寿命を延ばせる気がするが・・・
足利時代にそれをやったのは、3代義満と6代義教の2名であるが、共に暗殺されている・・・
現代人にそれだけの覚悟があるのか?が問題であるが・・・