先日、Harley仲間のカズちんと軽く一方面ツーリングへ行ってきた。
私も新車のストリートグライドCVOの慣らし運転を兼ねてきた。
朝5時に家近のミニストップ出発と、張り切るカズちんに合わせて、「朝4時起きか・・・」と寝る目に目覚ましをセットしたら、何と3時過ぎに目が覚めてしまった・・・
後から訊いた話だが、当人も「3時半前に目が覚めたぜ」と言っていた・・・
流石に朝5時は真っ暗で寒かった・・・
これが夏なら、朝5時は太陽がギラギラし暑くなり始める時間である。
冬至も近いので、更に日が短くなるのだ。
環八も空いていて、東名高速道路も町田辺りまで順調であったが、町田IC辺りから車の量が増えるのが分かった・・・
海老名SAで最初の休憩であったが、この時5時40分であったのだが、兎に角昼のでフードコートで温かいうどんを啜った。
海老名から足柄SAを目指したが、薄暗い中に富士山の姿が浮かび上がったのが幻想的であった。
足柄SAに到着時に、丁度朝日が富士山を照らしうっすらと赤富士になっていた・・・
その後、新東名で長泉沼津ICから伊豆縦貫道へ入り、修善寺を目指し、修善寺から折り返した。
この日、16時からチャッピーの鍼灸であったので、ブランチを摂って箱根より一気に帰宅した。
走行距離は279㎞であった。
月曜日は、Harleyのパーツを付ける日で、バックレストとCCバーそして、キャリアの取り付けであった。
バックレスト、CCバー、ブラケットのパーツは、アメリカのカリフォルニアHarleyで買ったのだが、これだけ円安と言われているにも関わらず、未だUSAで買った方が安いのは何で???である。
バックレストは、その店になく、テキサス州のHarley店から陸送されたのである。
更に、それらのパーツはディタッチャブルで、取り外しが出来るので、旅行やお姉さんを乗せてのツーリング時に役立つのである。
Harleyの私の担当Mは、実はHarleyが嫌いであり、今まで関東平野からバイクで出たことがなかったのだが、Harleyが発売したアドベンチャーモデルのパンアメリカに乗り換えてから、驚くほどのフットワークの軽さを見せているし、何とお盆に北海道へ突貫独りツーリングへ行ったという。
Mの趣味は"城100選"を廻ることらしく、北海道の松前城、五稜郭、根室半島チャシ跡群をなんと3泊で廻ったらしい。
その長距離移動の殆どを夜中に走ったという・・・
ハッキリ言えば、北海道ツーリングの醍醐味を何一つ味わっていないのである。
そこで、カズちん、Mを北海道ツーリングへ誘ってみた!!!
Mは「休み取れるかな〜」と言っているが、休みなどは今から根回しすれば何とでもなる。
だって、毎年有給休暇を捨てているのであるから・・・
私は今回USAで右目にトラブルを負った・・・
何と、物がぼやけて見えるのである。
眼科に行うとしたが、日本に戻るまで2週間であったので、日本で行くか・・・と思ったのだ。
友人等は眼科に行けば、「診察だけで1000ドルだよ」と言うし、そもそも日本語でも説明が難しいのに英語でするのって大変だよな〜とも思った。
もし、滞在期間がまだ一月以上あれば行ったであろうが、2週間であったので・・・
皆は白内障じゃない?と言っていたから、"Catarat"という単語も覚えた。
日本に戻ったその日に、思い立って近くの眼科へ行った。
すると「紹介状書きますから、明日朝一で順天堂病院へ行ってください」と言われた・・・
「眼底出血だけなら、予約を取ってからでもいいのですが、黄斑部に水膨れがあるので、一刻を争います」とのことであった。
翌日、8:30に順天堂病院へ行き、受付で「直ぐに行けと言われたので、押しかけた」と言うと、直ぐに眼科へ通してくれた。
検査の結果、"加齢黄斑変性症"で、どうも眼底の静脈梗塞で黄斑部に水膨れが出来たと言われた。
黄斑部とは、網膜から入った光が一点に集中する場所で、ここで視覚を認識する大切な場所であるらしい。
まあ、原因は"加齢"であり、丁度瓶の底から景色を覗いた感じの見え方である。
で、問題は治療法であるが、何と注射である。
それも、眼球に針を刺すという・・・
清水の舞台から飛び降りたつもりで、注射をした!!!
それも、「当日は三階の手術室で・・・」でと説明をされるが、「手術室・・・」が脳内をリフレインして、プチパニックであった・・・
当日行くと、特殊な注射と思っていたら、その日、朝9時半からであったが、何と9番目の順番で、何と加齢黄斑変性の人の多さよ!!!と少し安堵であった。
手術着に着替えると思いきや、まるで歯医者のような感じで粛々と進んでいった。
友人のジジイは「注射の最中に目は絶対に動かすなよ・・・薬の単価高いんだから」と言われたことを思い出した。
一応、目薬の麻酔はされたが、眼球に刺さった瞬間、小学校の予防接種の痛みを思い出した。
痛みを我慢していると、何と薬剤が眼球に入ってきたのが見えた!!!
単価は1本15万円也で、3割負担で5万円ぐらいであった。
しかし、その夜から見えるようになっており、次の日の検診では山のように盛り上がっていた部分は消えていた・・・
まだ、少し違和感はあるが、恐らく一月後にもう一度注射を射つであろうと思う・・・
そうして、Bikeに乗れるようになったのだ!!!
カズちんは古希間近だし、私は還暦が見えている、Mは私より3歳年下である。
55歳を超えると、人間何が起こるか分からないのだ。
我々の年代だと、学生時代の同期がチラホラ病気で死に始める。
「今年はダメだから、来年にしよう」という台詞は、幻想であって、来年が来る保証など誰にも無いのである!!!
その幻想を抱けるのは40代までである。
50代も半ばを過ぎれば、来年が来るのが幻想であることに気が付く年頃である。
来年も今年同様に健康である保証など無いのだ!!!
命の保証すら無い・・・
"思い立ったら吉日"なのである。
私も、もし右目がダメになっていたら、Bikeも乗れない、飛行機やヘリコプターの操縦すら出来ない!!!
更に、精力を落ちて、女性とも楽しめないとなれば、生きる気力が無くなってしまう。
金がいくら有っても、健康は買えないのだ!!!
だから、今日を精一杯生きることを心掛けねばならないのだ!!!
カズちんもMも感慨深い物があったらしい・・・
皆さんも、今日を精一杯生きることを心掛けてくださいね。