"断食"という言葉に、皆さんはどういったイメージを持っていますか?
古代ギリシアの哲学者の父であるソクラテスは「断食は哲学の門である」と言ったそうだ。
ドイツでは「断食で治らない病気は、医者にも治せない」、フランスでは「断食はメスを使わない手術である」、そしてアメリカでは「全ての薬で一番良いのは、休息と断食である」と言っている。
詰まり、断食は身体にとって良い行いであると言うことである。
では、何故、断食をすると身体に良いの?と思いませんか?
必要な栄養素が口から入らなければ、飢え死にしてしまう!!!と思いますよね?
実は、サーチュン遺伝子という免疫細胞を活性化させる遺伝子のスイッチが入るというのだ。
この遺伝子には、血管の老化を防いだり、傷ついた遺伝子を修復したりする所謂若返り遺伝子と言われている。
昔から腹八分目と言われているが、正に正論で、"満腹=悪"なのである。
更に、断食して栄養が来なくなると、細胞が飢餓状態になり、なんと細胞同士が共喰いを始めるというのだ!!!
その喰われる細胞は、欠陥細胞や弱った細胞であり、我々の身体のマイナスの細胞が、健康な細胞によって淘汰されるのである。
私の経験から言えば、自分一人で行う断食ならば最高3日が限度である。
通常は月一回の一日断食が良いと思うが・・・
それ以上の断食にトライしたい場合は、断食道場のような一定人数が集まる合宿のような会に参加することをお薦めする。
断食後の朝ご飯は、お粥やヨーグルトのようなものから始めた方が良い。
注意点は、断食中はいつも以上に水分補給を忘れずに!!!
更に不都合な真実なのだが、癌細胞といえば、人類の天敵とおもうかもしれないが、実は我々の体内には通常約1億個の癌細胞が存在してるが、癌細胞は何と血液の浄化を行っているというのだ!!!
詰まり、体内から全ての癌細胞を除去すると血液の弊害で死んでしまうのである!!!
これは"毒をもって毒を制す"であり、最終的には我々の免疫システムが如何に正常に機能するか、またはさせるかなのである。
コンビニやファーストフードを食べると発がん性物質天こ盛りを体内に取り込むことになる。
しかし、ある一定量に発がん性物質は、体内に入れないと逆に免疫力が衰えるという。
適度な発癌性物質(お焦げのような・・・)は食べる必要があるのだが、毎日過剰摂取すると、免疫システムが120%働いていると、体内のある癌細胞を抑えることが出来なくなり、癌細胞の暴走が始まり「貴方は癌です」となる。