新型コロナウイルス騒ぎで、私のパーソナルトレーナーであったTracyが違う仕事をしていた。
彼女はUFCジムにcoachとして勤めていたが、コロナ禍でジムが閉鎖された折に、別の会社でフルタイムジョブに付いていた。
なんと、サントリーウィスーらしい〜
職場はLAダウンタウンにあり、サイドワークとして、ジムでcoachを続けている。
通常、ジムに入会すると月々の支払いが生じるが、私の場合、Tracyが特別にパーソナルトレーニング代12回分でジム会費免除をしてくれている。
だから、彼女は大切な友人である。
しかし、トレーニングは厳しい。
「君が鬼であった事忘れてた〜」と言ったら、大笑いされた〜
兎に角、細かい‼️
私の身体の動き、筋肉の動き、関節の動きまで細かくチェックされ、注意してくるのだ。
これを思うと、日本のパーソナルトレーナーが如何に無知かが分かってしまう〜
筋トレはどんなに長くても60分以内で、それ以上やると身体を壊す、正に百害あって一利なしなのである。
日本でジムに行って周りを見ていると、頑張っている輩が多いのだが、彼らはただやっているだけで、正しい動きができていないし、そもそも、マシーンの使い方分かってるの?のレベルである。
マシーンは鍛える部位によって違うのであるが、まあ日本のジムはスペースの問題なのか、兎に角マシーンが揃ってなささ過ぎる。
私的には午前中のトレーニングが好きである。
独りSMの場合、8時に家を出て3ブロック半を歩いてジムに通っている。
Tracyに合わせると、彼女がジムに来られるのは18時過ぎになるなで、夜のトレーニングである。
暗い夜道は歩きたくないので、車でジムに行くのだが、18時過ぎのジムは混んでいる。
駐車場がいっぱいで、ジムの前辺りには止められず、少し離れた場所(同じモール内)に止めている。
そんな中、彼女は「私が信用しているcoachの Chrisがいるけど、彼とやってみる?」と聞かれたので、「良いよ」と答えた。
Chrisは30台だと思うが、気さくな奴で、いきなり拳イエーをしてくる。
パッと見、中東系、それもペルシア系の風貌である。
こんな顔をしているのだ。
古代ペルシャ兵みたいで、カッコいいのである。
昨日のトレーニングは、ウォームアップと言って、12lbのウェイトボールを頭の上から床に叩きつけ(意外と気持ち良いし、ストレス解放にもってこい)ボールをキャッチするを10回、次にボールを抱いてスクワット10回、ジャンプスクワット10回をやらされ、次に15回づつ、次に20回の3セットをやらされたが、Tracyと違い、いちいち優しい笑顔で、優しく話しかけてくれるなだ〜
笑顔は素敵だが、トレーニング内容は厳しい。
そこで、 Chrisに聞いてみた。
「君はペルシア系なの?だって、古代ペルシアの像に顔がにてるよね〜?」と言うと彼は笑いながら「私はメキシコ系です」と言っていた。
更に像に似ているのは、この髭のせいじゃない?と笑った〜
彼は資格を取るために学校に通っているというし、何とたまに休みは取るが、基本週に7日働いていると言うのだ‼️
「お前は日本人か?」とジョークをかましたら笑っていた〜
Tracyは悪魔、 Chrisは天使〜
正に、天国と地獄なのである。