夏前に、私の予想だと「この夏は冷夏、若しくは去年より暑くならない」であったが、いい訳では無いが、半分は当たったと思う。

 

暑さの厳しさから言えば、去年の方がまんべんなく暑かったが、今年は梅雨が短く6月後半から夏の日差しとなった・・・

だが、8月にのあると太陽のギラギラ感が衰えていたのを感じた。

詰まり、ギラギラ真夏の日差しは7月後半で終わっていたのである。

 

この暑さの異常は、間違いなくヒートアイランド現象であり、土をなくして全てをコンクリートとアスファルトで覆ったせいであると思う。

更に、以上であったのが、上昇気流が弱いのか、夕立(ゲリラ豪雨)が少なかったのも、都市部を冷やさなかった要因だと思う。

更に言えば台風直撃が皆無(関東)であったのだ。

 

私が子供の頃は、通年7月に1本、8月に1から3本は関東直撃があった記憶がある。

更に昭和の台風と平成令和の台風では、規模で言えば数倍現在のが小さいのだ。

現在の台風14号も中心気圧940hPaで大型とかいっているが、昭和時代は800hPa代であったから、規模から言えば倍ぐらいでないの?

瓦やトタン屋根が宙を舞っていたじゃないの!!! 

覚えているでしょう?

 

徒然草に"夏果てた秋が来るのにあらず"と言う下りがあるが、ここは是非皆さんに読んで欲しいので、徒然草第155段である。

季節の移り変わりから、人生の移り変わりまでが何とも言えない風情がある。

 

少年期の"青春"、青年期の"朱夏"、壮年期の"白秋"、そして老年期の"玄冬"も同じで、ある誕生日から急に大人になる訳ではなく、幼さの中にも凜々しさがあり、脂が載りきっている中にも疲れが溜まる等の兆しが見ているのである。

 

季節は黙っていても移り変わるが、人間も何もしなければただ年老いていくが、やはり気持ちの持ち方で若さを保てるという。

こうなると、充実した人生を送るためには、自分に合った趣味を持つことであろう。

 

日本人は、"仕事"が人生となっている人が多から、定年退職と供に一気に老け込むという。

特に男性であるが、Harley仲間のカズちんもそろそろ仕事のリタイアを考えていると言うが、先日、「来年は又北海道ツーリングしよぜ」と誘うと「でもさ、家のカミさんに悪いよ〜」という。

これが間違っているのである!!!

今までの生活リズムがあるのだから、奥さんも邪魔をされたくないのだ。

年に2回の夫婦旅行は、お互いに働いていたときからの習慣なのだからこれまで通りで良いのだが、朝から晩まで一緒に居ると離婚届叩き付けれらるぞ!!!と忠告した。

カズちんの夢は、リタイアしたらBikeにテントを詰め込み日本一周をしたというのだが、「一月も家を空けたら離婚されちゃう」と本人談だが、実際に訊いたら「行ってこい」であったという・・・

 

季節の移り変わりと人の心の移り変わりは同じなのかもしれない・・・

 

さて、2030年から太陽の黒点が消えるという現象が起こるのだが、太陽は核融合によって光り輝いている。

数千℃にも及ぶ熱量だが、ここで太陽が熱く熱を放っているから地球が暑いと思った人!!!

廊下に立ってなさい!!

宇宙には空気が無いから、熱は伝達しないのである。

光が熱いのである。

永井豪先生凄いぞ!!!

"光子力"だ!!!

話を戻すと、黒点が無くなることによって核融合が止まるまでは行かないが、Powerが無くなるというのだ。

そうなると、光に量が減るから氷河期になるのである。

NASAによると、11年間、プチ氷河期だというから、夏でも涼しいのであるが、こうなると農作物が採れなくなるから、今から大規模ビニールハウス等の建設を始めるべきであろう・・・

 

江戸時代は往々にしてプチ氷河期であったという。

 

更に、私が学生時代、桜の満開は4月6日前後であったが、現在は3月後半である。

詰まり、季節がずれているのだ。

 

しかし、これは天変地異なのではなく、地球の歳差運動からくるもので、地軸が360°回転するのに約35000年掛かるのである。

詰まり、現在より15000年前の縄文文明時の日本は、夏が寒くて冬が暖かかったのである。

だから、氷河期であったと言える。

 

太陽に一番近づく夏至の頃に北半球が太陽に接近していれば、地表は暖められるが、これが逆になると南半球が太陽に接近したときが夏至ならば、殆どが海のために、地球全体が温まらないのである。

 

まあ、言い換えれば、人間ごときがいくらCO2を排出しても、地球規模からすれば問題ないのである。

 

脱炭素も全て金儲けのネタであったのだ・・・

 

結論として言えることは、夏の暑さも冬の寒さも、自分自身の年齢も何も騒ぐ問題ではなく、如何にそれらを楽しめるかなのだ。

若造の頃には考えも及ばなかった英知があるでしょう?

それも糧に酒を飲んだり、温泉に浸かって月を見上げる等々、人生の楽しみ方は無限大なのだ。

 

司馬遷のように「辛苦すら楽しむ」という姿勢が、自分自身の人生をより良い物にしてくれると思う。

 

さあ、皆さん、酒を片手に歌を詠むもよし、歌を歌うのもよし、虫の声や、涼しくなってきた空気を感じて飲むのもよし。

 

自分の人生をどうするかは、それは貴方次第なのである。