先日の水曜日、一日時間が空いたので、久しぶりに独りツーリングに出かけた。
朝4時に起きて、4時50分に上石神井の実家を出発した。
新青梅街道から井荻で環状8号線に乗るのだが、この環8が曲者で、5時なら空いているが、5時15分には渋滞とう具合でたかが15分されど15分であり、高井戸まで一気に行けるか、まあ混んでいるかの分かれ道である(日中よりは明らかに空いているが・・・)。
高井戸で首都高4号線を潜る迄が混雑するのだが、ここから用賀ICまでは以外とすいっと行けるのである。
東名高速道路に乗り、最初の休憩所である海老名SAに着いたのが5時30分頃であった・・・
空腹に耐えかねて、SAで久しぶりの吉牛を食べたが、旨かった。
この日の計画は、稲取の徳造丸で金目鯛ランチ、七滝温泉で一風呂浴びてから帰宅であった。
徳造丸は朝9時30分オープンであったので、早すぎでも暇を持て余すので、休憩を数カ所入れて向かった。
工事中であった西湘バイパスの西湘PAで休憩したが、元の方が断然良かった!!!
単なるトイレ休憩場と化しており、残念・・・
真鶴半島の向こう側に天城の山々が浮いていたのが、幻想的であった・・・
ここから石橋ICを目指して、真鶴道路(有料)、熱海ビーチライン(有料)を進み、一気に熱海を超えたのであった・・・
この当たりは、有料道路があるので、冬のバイクだと面倒くさい(止まってグローブを外して金を払いその後グローブ装着)ので、無料の方を進んでしまうか、気持ちに余裕があれば、料金所手前か少し過ぎたと辺りに止めて徒歩で払いに行く事にしている。
料金所でトロトロしていると後続車に迷惑が掛かるし、慌てると立ち転けの原因にもなるからである。
熱海を後にすると、網代、宇佐美を過ぎれば伊東である。
海岸線を走ると、サンハトヤの建物が出てくると、"前は海〜、後ろ〜ははとやの大漁苑♬"(昭和世代ならばお分かりと思うが)の歌が頭の中を渦巻くのであった・・・
伊東港を過ぎると、国道135号線から外れ、川奈方面へ進み、海沿いを堪能してから城ヶ崎海岸へ至る。
先ずは通常人が居ない"ボラ納屋"という場所に止まった。
この辺りに到着したのが7時30分過ぎであったので、のんびりと海を眺めたりしながら過ごした・・・
城ヶ崎海岸の吊り橋も、朝早すぎるため誰も居なかったし、駐車場も2台ぐらい車が止まっていただけであった。
車は有料であるが、Bikeは無料なのである!!!
城ヶ崎海岸の駐車場からBikeで数分の場所に"ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン"がある。
写真の1枚目のボラ納屋から散策コースがあって、吊り橋を渡って更に進むと、このフラワーガーデンに至るのである。
伊豆急行線の富戸駅から歩くこと、丁度良いウォーキングコースである。
フラワーガーデン迄来てくじけたらバスがあるので城ヶ崎海岸駅まで行ける。
ここでスイーツ類で栄養補給と十分な休憩を摂り、体力が回復したら、城ヶ崎海岸駅まで歩けば良いのだ。
このの店のオープンが9時30分であったので、今回は休憩のみであったが、時計が9時を回っていたので、徳造丸へ向かった。
港の徳造丸本店に着いたのが丁度9時半であった!!!
店に入ると、私が一番乗りであった。
アワビ飯が全品であったし、金目の煮付けが旨いのは言うまでもない!!!
量が多いと思ったが、ペロリンコであった・・・
この後、温泉を目指して河津から下田街道へ向かい、ループ橋の手前を右折して七滝温泉郷に至った。
誰もいない露天風呂で暫し、命の洗濯をして、長湯せずに帰路につくのであった。
元来た道を戻り、ループ橋を上り天城越えをして、伊豆スカイラインにのり箱根に至った。
箱根には寄らずに、そのまま箱根新道を経て小田厚道路から東名高速道路であった。
伊豆スカイラインの熱海手前は標高が1000mくらいだり、気温も26℃であったが、高度が下がるにつれ、地獄の暑さとなっていた。
東名高速海老名上りでは34℃であった・・・
風を切っていれば涼しいが、止まると暑かった。
14時過ぎに無事に帰宅した。
333.8㎞の小旅行であった、海あり山ありで伊豆の魅力が堪能出来た。
車で行くのも良いが、是非電車で行って、富戸駅から城ヶ崎海岸駅まで歩いてみることをお薦めする。
富戸駅から海岸線に向かうか、大きな石があるが、ここから江戸まで巨石を運んだのである。
それが江戸城の石垣となっている。
切り出し、海岸まで運んで何故か止めた巨石を見ることが出来る。
日帰りでも良いが、出来れば一泊すれば、次の日に河津駅からバスで修善寺駅まで行くのがお薦めである。
途中、七滝温泉と旧天城隧道での途中下車が出来るので、お得である。
石川さゆり姐さんの天城越えの、寒天橋を渡ってから天城隧道へ至るのである。
河津方面からならば、二階滝バス停でバスを降りて旧道へ入り、天城隧道を超えて、山を下りていくと水生地下とうバス停からバスに乗ることが出来る。
伊豆の踊子の学生さんと踊子一行の逆を行くことになるのだが・・・
これから秋になるので、歩きやすくなるので、文学の世界に浸ってみては如何だろうか?