日経新聞の加藤昌也という記者が、6月5日に"広島から考える平和と財政 健全な財政、残す責任"と題した記事を書いている。
(全文を読みたい方は、日経新聞を読んで下さい)
ここで、加藤は「日本の安全保障環境はかつてない厳しさにある。万が一の有事の際にも財政の余力を確保する事が欠かせない」と言っている。
皆さん、加藤の意見に賛同出来ますか?
関東大震災、東海地震、南海トラフ地震が来るよ来るよと騒がれている。
皆さんも、地震や台風に備えて防災グッズを購入していると思いますが、ここで「現金を用意しているから、防災グッズは要らない」と思っている人はまず居ないはずだ。
何故なら、未曾有の大災害が来たら、現金などゴミと化すからである。
戦時中や戦後の食料品が無かった頃、現金は糞の役にも立たなかったと、私が子供の頃に祖母が話してくれた。
上石神井には疎開でやって来たらしいが、着物や骨董品を百姓に渡して食料品を確保していたと言っていた。
チョコレートや砂糖類は、叔父が戦地から送ってきていたので困らなかったと母から訊いた。
災害時には、物々交換出来る品物が必要と言うことである。
皆さんも、有事に備えてそれらの用意も必要である。
東北震災の折も、先ずは食べ物なのだ!!!
だが、あの時は、宮城県、福島県の太平洋沿岸が、津波によって壊滅したが、関東大震災が来れば首都圏壊滅である。
規模が違うから、救援物資が届くかどうかなのだ。
新型コロナウイルス騒ぎでも、店舗から品物が消えたでしょう?
我が家には、消毒アルコールやマスク、トイレットペーパー、キッチンペーパー等々の備蓄が1年分あったから事なきを得ていたが、物が無いのに金を持っていても買えないという経験をしたのであるから、日経新聞の記事が如何に馬鹿らしい事かが分かると思う。
詰まり、災害時への備えとは、金を使うことである。
災害用缶詰や水等も賞味期限があって、それを過ぎたら買い換えるでしょう?
更に、数年後には今より数段進化した防犯グッズも代に出回るから、買い換えてバージョンアップするでしょう?
それらの金は無駄のですか?と日経新聞に伺いたい。
政府だって、いくら財政に余力があっても、物が無ければ使えないでしょう?
では、災害があってから、食料品や水を作る工場を建てるのか???
災害を想定して、政府が金を使って準備するのでしょう?
有名な西郷札や軍票(当時の政府が発行した紙幣)だって、戦後紙切れになったでしょう?
詰まり、貨幣経済とは平時のみに通用する物で、大規模災害地では、貨幣より物品経済(物々交換)になるのは必定である。
今政府がやるべきは、公共投資であり、対災害を考えれば、先ずは都市部の電柱を埋設すべきなのである。
これだって数兆円で済んでしまう規模だが、これを計画的に行えば、経済が回り出すのは明らかである。
日本中の土建屋がざわめき立ち、雇用が生まれる(今より高賃金)のである。
更に、東京一極集中でなく、地方に分散すべきなのである。
例えば、新幹線や幹線高速道路を日本海側に作るのである。
青森、秋田、鶴岡、新潟から金沢へと東京に来なくても日本海ルートで行けてしまうものを災害用とリスク分散目的で政府が建設すれば良いのである。
インフラの耐震化だって、バンバン金を掛けてやれって!!!
国民の命をなんだと思っているのか?
政府はさておき、取りあえず災害に備えて1週間分の食料とうの備蓄が必要だと思う。
これらの多機能ナイフも忘れずに!!!
因みに、私は両方保っています。
山をトレッキングするときや、ツーリング時に携行している。
問題は、トイレなのだが、もし断水していたら?に備えるためには、「常に風呂に水を貯めておけ」という話を聞いたことがある。
毎日、その水を湧かして風呂に入り、又貯めておくと言うことだと思う。
我が家は、古くなったペットボトルの水をこう言ったために捨てずに取ってある。
それと、特に女性だが、集団避難所でも"レイプ"があるらしいので、必ず群れることである。
「私は若くないから」と安心してはダメ!!!
難民がドイツで暴れたとき、その町の全ての女性が犯されたというのだ!!!
災害時は、正気を失っている輩も多いというし、外国人も多く住んでいるから、要注意である。
東北震災時も、在日○○や支那人達が、津波で潰れた所へ行き、コンビニや信用金庫のATMを破壊て現金を盗んでいたと聞いた。
日本には"戒厳令"の法整備すら出来ていない!!!
夜間に泥棒が暗躍するのも不思議でない。
通常の国ならば、夜間に軍隊のヘリが警戒活動をして、怪しい奴は射殺するのだが・・・
兎に角、この政府は危機管理能力が低いので、戒厳令を含めた法整備もやってないし、災害に対して思い切った財政出動もしてない。
全て他人任せなのである。
まあ、これで日本経済新聞が読むに値しない糞新聞だとお分かりだと思う。
日本経済新聞は、財務省の御用新聞なので、これを読んでいる人って経済を理解していない人と思ってしまうのだ。
結局は自分の身は自分で守れなのであるから、日々の鍛錬も兼ねてキャンプなどするのも良いかも知れない。
最悪、テントと寝袋を始めとしたキャンプセット一色を保っているのも一案かも知れない。