5月16日、宇奈月温泉のホテルで目が覚めた。
時計を見ると4:50であったが、直ぐに大浴場へ向かって朝風呂を浴びた。
先ずは、この日のコースを考えたのだが、北陸道朝日ICから一気に帰れば、約357㎞なので、4時間あれば十分に帰宅してしまう。
朝8時に出れば昼には自宅と言うことである・・・
それでは、北陸まで来ているのに勿体ないと思ったし、最後の温泉が納得いかなかったので、糸魚川の"ひすいの湯" で温泉に入ってから帰ろうという結論に達した。
糸魚川まで高速移動なら直ぐなので、下道の国道8号線で行くことにした。
朝食ブッフェは腹八分目として、9時前に出発した。
ひすいの湯のオープンは午前10時であるので、急ぐ必要もなかったので、国道8号線で親知らずへ差し掛かる。
この辺りは洞門(片側が開いているトンネル)で、断崖絶壁が見えてる。
江戸時代、この地を通る場合、今より海岸線に近く人々は波を被ったという。
問題は、ここを通る大名行列であったが、その場合、漁師達が戸板の様な板を持ち、永遠と壁を作ったという。
それを"波よけ人足"と呼び、結構良い稼ぎであったようだ。
まあ、何百人規模の人々が、街道沿いに戸板を保って立ち並ぶ事を想像すると、さぞ壮観であったろうと思う。
糸魚川のひすいの湯に着いたときは、9:30前であった・・・
ひすいの湯は、石油の香りがして、お肌すべすべのいい湯である。
もし、近くに行かれたら、是非立ち寄ることをお薦めする。
国道148号線にひすいの湯があるのだが、そこから白馬方面に進むのが私は好きである。
姫川沿いに国道とJR糸魚川線が走っている。
そこで、古谷一行主演の"混浴露天風呂連続殺人事件"の19話"信州塩の道に消えたマルタイの謎"{リベンジ刑事とカリスマ温泉ギャルの信濃路秘湯ツアー 姫川温泉〜笹倉温泉〜白馬八方温泉 信濃大町温泉〜蓼科温泉}に出てきていこう、気になっていた温泉地であったが、148号線のトンネルとトンネルの間の信号を左折(糸魚川方面から)というので、中々行けなかった場所であった。
今回は、思い切って左折して、姫川温泉に向かった。
結果、大正解であった!!!
昔の公衆浴場であり、決して派手な露天風呂など無く、内湯一つであるが、ここの湯量が半端なく、正に源泉掛け流し温泉の見本のような風呂であった。
これが本当の温泉!!!を堪能した。
風呂を出た後、又148号線に戻り、左折して白馬・松本方面に向かった。
途中に、"道の駅小谷"(おたり)に寄ったりもするが、この道の駅には温泉施設が併設されている。
JRの小谷駅は、JR東日本とJR西日本の分岐の駅で、糸魚川から発車した列車は、ここが終点となるし、松本発もここ小谷が終点である。
確か、一日1本だから2本は、新宿発小谷行きの特急あずさもあると訊いたことがある。
まあ、多くの乗客は、途中の白馬で降りると思うが・・・
白馬は、最近MOTORHOMEで良く来る場所で、北陸方面から来ると、ひすいの湯で一風呂浴びてから、白馬のRVパークへ行くのが常となっているし、白馬から帰宅するときは、県道33号線→県道31号線→国道19号線を経て川中島を掠めて、上越道の長野ICへと進むのだが、今回は、違う道を選び、148号線をそのまま松本方面へと進んだ。
途中、青木湖、中綱湖、木崎湖を右にしながら大町へと進んだ。
大町は、黒四ダムを始めとして、立山連峰方面観光の拠点の町である。
アルペンルートの長野側の出発地の扇沢駅まで、信濃大町駅より17㎞ほどである。
148号線と別れて、北アルプスパノラマロード(県道306号線)を走ると、"大王わさび農場"の看板が見えた!!
ここも10年以上前から"行ってみたい"と思い続けていた場所であった。
この日の昼食は、本場信州蕎麦を食べようと思っていた。
高遠あたりの信州蕎麦が本場らしいが、昔、高遠藩主保科正之侯が、山形へ国替えになった折に、土民の家臣達は一族で一番出来の良い者をお供に付けて送り出したという。
そして、一緒に持たせたのが、痩せた土地でも育つ蕎麦のみであったという。
だから、東北は現在そば処となっている。
保科正之侯こそ、家光公の異母弟である、後の会津松平家の藩祖であった。
彼は、領内の医療費無料、教育費無料、90歳以上の年寄りの食い扶持は藩が保つとし、代理で家族の者が米2俵を取りに来ることも認めたのだ。
今の日本政府と比べてどうよですか?
400年前に政治家の方が凄くないですか?
保科正之侯は大老となり、幼い4代家綱公の補佐をして、焼けた江戸城天守閣の修復よりも、埋立地を作ろうと提言し、今の深川辺りを作ったという。
更に、今までは大名家の改易を公儀の是としてきたのを、なるべく改易しないようにと基本政策を180度変えた人であった。
侯は働き過ぎたため、60歳にして目暗になってしまい、隠居して還暦にして初めて自分の領地に入ったのであった。
我々の今日はこういった偉人の方がいらしたからこそ有るのであって、我々世代は、一体全体、400年後の子等に何を残すのであろうか?
話を戻すと、結果的に蕎麦は食べることが出来なかった・・・
その代わりに信州牛のステーキをベロリと食べてしまったが・・・
ああ、蕎麦で思い出したが、初日の平湯館で午後10時より夜鳴きソバが無料で振る舞われるのだが、それを楽しみにしていたのに!!!
部屋で酒を飲みならが、映画を観ていたら朝まで爆睡であったのだ・・・
夜鳴きソバ!!! Come Back!!!状態であった。
大王わさび農場から少し行くと安曇野ICに突き当たるので、そこから高速に乗り、一気に東京を目指した。
まあ、覆面に気を遣いながら、速い早い!!!
琵琶湖が過ぎたらもう八ヶ岳が見えてきた。
野辺山ICからは、こちらのテリトリーである!!!
今までBMWのコンピュータが示していた平均燃費だが、25㎞/㍑が、なんと16㎞/㍑となっていた・・・
ああ、カッ飛んだら燃費が落ちるのね〜
でも、コンピュータモードは普通にROADであったが、これをDynamicにあうると、加速や速度の伸びがヤバい!!!し、燃費の落ち込みも比例するのだが・・・
因みに、出掛けの雨の日は、念のためにRainモードにしていた。
思わずアクセルを開けてチュルンとなることを警戒してである。
途中毎度の談合坂SAで休憩をしたが、まあ早かったですね〜
高井戸ICで下りて、環8を北上し、無事に15時台に帰宅出来た。
思えば、今回の旅は、今まで「何時か、行ってみたい」という場所を結果的に潰せたのが良かったと思う。
全行程755㎞の旅であった。
さて、次は何処へ行くかな?と思う今日この頃である。



