世界のオートバイ界を牽引しているのは、日本の四大企業であると言っても過言ではない。
HONDA、SUZUKI、カワサキ、そしてYAMAHAである。
YAMAHAとは元々は楽器メーカーであり、ピアノを始めとしてバイオリンも製作している。
それが、なんでBikeメーカー?となると、ことは第二次世界大戦中に、会社が資金調達しようとすると、政府は当然軍事産業を優先していた。
そんな中、楽器メーカーが銀行から融資を受けられるはずもなく、融資を受ける為にエンジン作りを始めたというのだ。
戦後のTOYOTA2000GTのエンジンはヤマハ製だし、最近も海外の自動車メーカーにエンジンを作って下ろしている。
そんなYAMAHAが拘り抜いて作り続けていた名車と言えるのが、SR400である。
SR400は昭和53年〜令和3年までの昭和、平成、令和と世代を超えて作り続けられた名車と言えるが、排気ガス規制のためにその歴史に一旦終止符を打った。
このSR400は、XT500というオフロード車をオンロードとして製作されたバイクである。
XT500がどれ程凄いバイクだったかというと、第1回目のダカールラリーの初代チャンピオン車である。
それも、YAMAHAが初めて作ったシングルエンジンで、ダカールラリーを制してしまったのだから、その凄さはお分かりであろう。
私がBMWGSAを購入時に悩んだHONDAのエンデューロバイクのCRF1100Lは、このCRFシリーズで4年連続ダカールラリーを制覇したのを記念して"AFRICA"と命名され、今ではHONDA AFRICATwinが世界共通語となっている。
それ以降、世界中のオフロードレースを席巻していたのだ。
実は、YAMAHA自体は、SR400を発売する気など無かった言うのだが、昭和52年4月に発売されたモトライダーという雑誌に掲載されたエイプリルフールネタのXT500をオンロードに改造したロードボンバーが発売されるとあった。
この記事に驚いたのは、読者だけでなく、YAMAHA社内も蜂の巣をつついたような騒ぎになっていたというのだ。
その理由は読者からの問い合わせが殺到したからであった。
転んでもただで起きないYAMAHAは、これほど世間の反響が高いならば、発売しようとなったようだ!!!
正に"嘘から出た誠"で大ヒットしたのであった・・・
そして登場したのが、SR500と日本国内の免許状況に合わせてスケールダウンしたSR400に2種類であった。
本当にこの国は下らない!!!
何の根拠もなく自動二輪の免許を"400cc以下に限る"という限定を入れ、当時の流行であり、憧れの750ccはこの限定を解除せねば乗れないのであった。
"限定解除"が当時のステータスであったことは言うまでもなく、限定解除の試験は各運転免許センターでのみ行われ、落とすための試験が強行されていた。
さらに下らないのが、"自主規制"であり、Big4は、日本国内向けのオートバイの最大排気量を750ccとしていた・・・
本当に気持ちが悪い!!!
バカな公安委員会も警察も独自性を貫くなら、限定解除制度を意地でも続けろよ!!!
情けなくも、HarleyDavidson社が、「日本でHarleyが売れないのは、限定解除とか言う馬鹿馬鹿しい制度のせいだ!!!」とUSAの連邦政府に泣きついたのだ!!!
それで、アメリカ様が日本政府に蹴りを入れたら、公安委員会も警察も情けなく悲鳴を上げて免許制度自体を変えて、自動二輪の免許を小型、中型、大型として、教習所でOKにしてしまった。
この馬鹿げた制度のせいで、私は免許書き換え(カリフォルニア州の免許から日本の免許)時に、自動二輪が"中型"にされてしまったのだ!!!
何故「内政干渉するな!!!」と言い返せなかったのか???である。
国民には強気だが、外圧にはひとたまりもない情けない政府がお分かりであろう?
話が逸れたが、当然、国内での販売で限定解除免許のSR500は消えゆく運命であったので、限定免許で乗れる最大排気量のSR400が生き残ったのであった。
まあ、チョコチョコは改良されていたが、最後まで空冷、キックスタートに拘ったBikeであった・・・
セルスタートになれている昨今のライダーには、面倒くさい作業であり、中々エンジンが始動しなければ、涙が出てきそうだと想像に苦しくはない・・・
かくゆう私も、SR400が欲しいと思ったことがあったが、友人等からは「やめておけ」と言われ続けた。
「スピード遅い、振動激しい、無理でしょう?」であった。
まあ、快適でないBikeの魅力も分からないでもない。
北の果てや九州の果てに、BMWGSAで行ったら、私も頑張ったが、頑張ったのはバイクであり、行けて当たり前であるが、Harleyで行ったら、頑張ったのは私!!!となるのだ。
それも魅力?なのかもしれない・・・
趣味は十人十色であるから、それぞれが楽しければそれで良いのである。
取りあえずは、来週の奥飛騨独りツーリングを楽しまねばならない・・・
天気予報だと天気は良くなのだが・・・
何時もは天気予報は外れるくせに、"マーフィーの法則" 発動で、こう言うイベントの時は何故か当たるのである・・・
しかし、Bikeツーリングは、雨ならば雨の楽しみ方もあるし、記憶により残るのである・・・

