国家公務員、とりわけ官僚と言われている輩は、頭が良く日本国を牽引していると思っている人が多い。
しかし、現在の体たらく振りを見ていると「此奴ら馬鹿?」と思うことが多々ある。
例えば、最近では世界中半導体不足で、日本では自動車や給湯器までも生産が出来ない状態であった。
政府としては、半導体は戦略的に補助金をぶち込んででも国内メーカーに一定数は生産させるべきであった・・・
電気メーカーのシャープだって、台湾に買われるのを防ぐべきであったのだ。
私は記憶にないのだが、この世にNECのPC8000が出る前に、シャープは既に凄いPCを作っていたと先輩が言っていた。
先日、友人等と飲んでいたら、バブル期の就職の話になった。
企業は、内定者を拉致監禁していたのであった。
クルーズ船で海外に出したり、旅行に連れ出したりして、他社とコンタクト取れなくしていたのだ!!!
詰まり、新卒の上位から大企業に就職していた・・・
こう、公務員になるのは落ちこぼれや企業に就職出来なかった奴らであった・・・
だって、給与が倍近く開きがあったし・・・
それを踏まえると、今、各省庁の官僚は、ゴミ野郎(言葉が悪くてゴメンナサイね)と言うことになる。
言葉を柔らかく言えば、二流の人間が官僚の上なのである・・・
こう考えれば、一連の政府のやらかしも納得が出来るではないか!!!
まあ、"間が抜けている"という奴である。
詰まり、政治家とは、その二流以下の奴らがやっているから、30年間も経済成長出来ないのではないの?
確かに、私が学生であった頃、"日本は経済は世界超一流"だが、政治は三流と言われていた。
さて、国民の敵、反逆省庁のトップと言えば、財務省である。
財務省は、狂っていて、国民が自殺しようが食えなくなって飢え死にしようがお構いなしに、ただただ"増税"の道を突き進んでいる。
増税に成功したら出世するのである。
もし、今、消費税15%に出来たら、そいつは間違いなく将来事務次官だそうだ!!!
先ずは、アホな財務省OBの斎藤次郎という奴が、文藝春秋で故安倍晋三の回顧録に物申しているのだ。
"財務省の最も重要な仕事は国家経済が破綻しないように財政規律を維持すること"
と言っており、更に大幅な赤字財政が続いている日本では、財政健全化のために政治に"増税"を求めてきたと続き、更に、"入省して徹底的に教え込まれたのは、財政規律の重要性で、財政黒字化は当たり前のことで赤字国債は絶対に出すな"と言っている。
これを本真で言っているとなると、斎藤は財務省にいながら、経済をまったく理解していなかったと自ら告白しているのと同じである。
先ず、今の政府は明治から財政が黒字だったことは一度もない!!!これが事実で、明治時代に既に赤字国債が3500万円ぐらいあったし、日露戦争の戦費もイギリスから借りていたぐらいであるし、それを返し終えたのは1980年代であった。
借金返済のために、"不動産取得税"を導入したのにも拘わらず、返し終わったのに、今だに不動産取得税をとり続けるのは、政府の不当利得なのではないか?
次に、斎藤が馬鹿だという証明は、先ず、金本位制と為替の固定為替相場を理解せねばならない。
固定為替相場制は、"$1=¥360"の様な物を言うのだが、固定為替だと、好景気になると政府は景気にブレーキを掛けることを行う必要ある。
昭和30年代から始まった好景気は、岸信介が"所得倍増計画"を打ち出し、日本人の所得が本当に倍以上になったのであった。
私の父の話だと、初任給は1万円ぐらいであったという。
それから数年で、初任給2万円となった。
植木等の"日本一の"シリーズを観てみればお分かりになると思う。
では、何故所得倍増計画が出来たのか?
それは、消費と投資による内需主導で経済発展したのであ。
その頃は金本位制で、アメリカで稼いだ金はいつでも金にして渡しますと言っていたのだが、これが真っ赤な嘘であった・・・
第二次世界大戦後に、アメリカの一極集中が始まったので、アメリカは金本位制をやめて、ドル建てにしないか?と世界に持ちかけた。
何故なら、アメリカに世界中の金(貿易黒字によって)が集まったからである。
アメリカは、「ドルをいつでも金に変えるから」で始まったが、それが不可能であることが分かると、固定相場から変動相場制度に移っていった。
日本は好景気の反動で、貿易赤字となった。
何故なら、儲かったら贅沢品が欲しくなるから、世界中から色々な物を買いまくるし、石油もガンガン輸入したからである。
そうなると、日本政府は"$1=¥360"を維持するために、外貨準備金を切り崩してドルを買い固定相場制度を維持しよとするのだ。
何故か?インフレになるからである。
すると、どうするか?
増税したり、規制を掛けて景気にブレーキを掛けるのである。
詰まり、斎藤が言っていることは、金本位制と固定為替制度下の話を、現代においてほざいているのである。
元禄時代の勘定奉行萩原重秀は、既に金本位制などない!!!と言っていて、貨幣は金の含有量は関係なく、誰が発行したのか?という通貨発行元が重要なのだ!!!と解いている。
皆さん、萩原重秀が間違っているという人はいますか?
彼は400年も前から、現在の財務大臣より、税務官僚より経済を理解していたのでる。
もし、萩原重秀が間違っているという人がいたら、直ぐに財布から札を捨てて!!!
日本銀行券の1万円券は、お金でなく、日本銀行の債券である。
我々は1枚14円のコストが掛かった紙切れのために一喜一憂しているのである。
1万円券の実際の価値は14円なのだが、それ以上の価値があると思っているでしょう?
正に、萩原重秀の言う通りなのである。
江戸時代ならば、金の価値なのでなく、御公儀が発行した1両小判に価値があると思っているのだと言っているのだ。
だから、小判を瓦礫で作っても構わないとまで言っていたのだ。
財務省の正しいことしている"政府の財政黒字"は、絶対に有り得ない。
日本人1億2000万人と全ての法人が、文無しにならねば有り得ないし、もし文無しになったら、次の年は政府が滅びるからだ。
そんなことも理解していない?のが、財務省となる・・・
財務省を解体した方が良いのでは?
と思ってしまうが、一番良い方法は、予算編成権を取り上げて、内閣府内に移すことで財務省の権力は無くなるのである。
そもそも、選挙で選ばれない奴らに権力を持たせることが間違っているのだ。
財務省の権力の根底は、この予算編成権であり、何と他省庁の局長が財務省に行って、係長級に頭を下げているのである。
しかし、残念なのは馬鹿な税務官僚以上に、政治家が低脳過ぎるから、猿回しの猿にされているのが現実なのだ。
嘘だと思う人は、是非YouTubeで鈴木財務大臣の質疑応答を観て欲しい・・・
こんな無能な奴らが大臣をやっているから、日本は30年間経済成長していないのである。
少子化問題の解決は簡単で、年金は平均1200万円を支給し、正規雇用制度、終身雇用制度の再導入なのである。
年功序列による給与体系を必要である・・・
私も若い頃は納得がいかなかったが、年功序列の給与体系は、未来の自分が見える給与システム(偉くなれば年功序列を飛び越せる)なのである。
将来の安定と、毎年のベースアップがあれば、自ずと若者が結婚出来るようになり、自然と子供も増えるのである。
政府(官僚)の無能振りが炸裂しているのが、結婚出来ている人に、「もう人子供を産めば補助金出すよ」と言っている点だ。
おいおい、今の若者は結婚自体がステイタスになっているのを知らないのか?
したくても出来ない人が多いと言うことも理解していない・・・
何故、結婚出来ないの?
金がないから!!! 将来が不安定だから!!!なのだ。
プライマリーバランス黒字化をやめて積極財政に舵を切れば、自ずと子供は増えてくるのである。
財務省は国民を欺しているのではなく、馬鹿だったのか・・・残念