土曜日に、独りツーリングに行こうと思ったが、面倒になり、日曜日はゆっくりと寝て過ごそうと思ったが、今朝、4時半に何故か目が覚めた。

 

二度寝は勿体ない!!!

起きたのなら、これは天啓であるから、早速出発準備を開始した。

行き先は、伊豆半島か秩父であるが、何故か山!!!

5時半に家を出て、いざ新青梅街道を西進した。

 

春分の日が過ぎたおかけで、もう5時は明るいが、天気予報通りに気温が低かった。

因みに下調べしたら雁坂トンネル付近は-5℃で、8時台でも1℃であった・・・

 

途中、16号バイパスを100m位走り岩倉街道へ入り、飯能心霊スポット手彫りトンネルを過ぎて、飯能日高団地のファミマでトイレ休憩&軽い朝食を食べた(寒いので何か食べねば・・・)

ここまで下道で約1時間弱であったが、この飯能日高団地は、"金妻"の舞台になりそうな素敵な場所で、私は好きな住宅街であるし、篠ひろ子さんや古谷一行氏が出てきそうな感じである。

 

30分ぐらい休んで、裏道を通り国道299号線に出て、一路秩父を目指したが、天気が良かったためオートバイが多く走っていた。

通常は一気に秩父駅辺りまで行けるのだが、寒いので(気温6℃辺り)、道の駅芦ヶ久保でトイレに寄ったが、ここもBikeで溢れていた。

もう2週間もすれば、秩父は芝桜の名所なので、激混みになるのである。

秩父に入ると、国道140号線を左折して、大滝温泉を目指した。

 

道の駅大滝温泉を過ぎると、140号線は丁字にぶつかるのだが、左右どちらも国道140号なのである。

左に進めば、秩父湖から日本武尊を奉っている三峯神社へ行けるし、右に進むと秩父往還のバイパスで途中ループ橋で奥秩父もみじ湖へ進む。

 

そして、この140号線のメインイベントである一般道日本一の山岳トンネルである全長6625mの"雁坂トンネル"がある。

この雁坂トンネル、今ではトンネルで奥武蔵から甲州まで行けるのだが、その昔、武田信玄に「あそこは難所だから通るのは止めよう」と言わしめた雁坂峠があった。

途中、栃本関所跡もあるし、地元の人の話だと良いハイキングコースだと聞いたが、果たしてどうだか・・・

その昔、高校生や中学生が自転車で行方不明になった曰く付き峠である。

 

トンネルが出来てから旧道の峠道は乗入れ禁止になったようである・・・

因みにここは国立公園だし、東京大学の研究森林でもある為、工事は難工事であったという。

そのお陰で、我々は楽しいツーリングが出来るのである。

料金はBike(軽自動車):580円、普通乗用車:730円(クラジットカード&ETCは使えない)と決して安くはないが、トンネルの難工事を思うと仕方がない金額である。

料金所は山梨側にあるが、寒かった!!!(天気予報程では無かった)

 

料金所を過ぎると、道の駅みとみがあるが、通常トイレに寄ることになるが、寒かったので本当にトイレだけで、休憩する気にもなれなかった。

ここから甲府までは一気に下り坂で、進めば進むほど気温が上がるのが分かるのだ。

夏は、ダレる・・・

 

途中勝沼に向かったため、フルーツラインを走ったが、ここが眺めが良く、素敵な道なのである。

勝沼ぶどうの丘から見る景色は最高である。

雄大な南アルプスが綺麗なのだ。

 

眺めを堪能した後は帰路についたのだが、勝沼ICから高速に乗ったら10時前に帰宅してしまうので、ここは甲州街道を進み、新笹子トンネルを潜り、大月ICを過ぎ猿橋を抜け、旧甲州街道に入り、談合坂SAスマートICから中央自動車道に乗るのが、最近の行動パターンである。

 

ここから一気に高井戸ICまで進み、お昼前に無事帰宅した・・・

 

毎回、ほうとうを食べようと思うのだが、出発が早い分、甲州に着くのも早く、店が開く頃には帰宅という悲しい現実がある・・・

 

今度こそ、食べてやると、毎回反省するのである。

 

秩父、勝沼ツーリング254㎞、天気に恵まれて楽しいツーリングであった。

これも、朝4時半に自然に目が覚めたおかけである。

やはり、"早起きは三文の得"と言っておこう。