WBCで日本が、世界一になったことは喜ばしいことであり、同じ日本人として誇りに思うことである。
大谷翔平の気迫のこもり、正に鬼神が乗り移ったような投球は、"これぞプロ"という真剣勝負もたまらなかった!!!
しかし、最期に三振を取った後の彼の行動が全てを打ち壊したのである!!!
大谷は、自らガッツポーズ(ここまでは理解する)をしたの後、勢い余って自分のグローブを投げ、帽子も投げた!!!
この行動は、日本人、少なくとも、"侍ジャパン"の侍の行いではない。
これでは、野盗や愚連隊と同レベルであり、まあアメリカ人と同レベルの文化まで落ちたことを意味していると思う。
私も、小学生の頃は野球をやっていたが、"グローブを投げる"という意識は無かったどころか、グローブは練習や試合が終わった後は、丹念にワックスを塗って磨いたものである。
さらに、大谷は、"グローブに飯を食わせて貰っている"プロ野球選手ではないか?
何で商売道具を投げつけることが出来るの?
日本のスポーツは、礼に始まり礼に終わるのである。
高校野球を観ても、勝っても負けてもホームベース前で整列してお互いに礼をして終わるでしょう?
何故、子供の出来て大人が出来なくなっているの?
これは、誰かが言っていたが、朝、見知らぬ場所で挨拶しても、子供は「おはようございます」と返してくれるが、大人は返せない奴が多いと言っていた。
剣道世界選手権で、優勝した選手が、喜びの余り竹刀を投げたらどう思う?
面を外して、面も投げたら、大ブーイングでしょう?
武道も対戦前と対戦後に礼をする。
これは、武士道の礼節に基づいているからである。
名映画である椿三十郎のラストで、三船敏郎演じる桑畑三十郎と仲代達矢演じる室戸半兵衛の決闘シーンがある。
長い沈黙の後に、居合いの勝負で室戸が血しぶきを上げて倒れるシーンは、世界の映画史の残る名シーンとなっている。
もし、三十郎が室戸を切った後に「やった!!! 勝ったぞ!!!」と刀を投げて叫んだらどうなる?
こんなの、侍じゃない!!!と言うでしょう?
大谷は大リーグでプレイをしていて、日本人の心を忘れてアメリカ人になっていたのかも知れない。
しかし、アメリカで住んでいる多くの日系人は、大和魂を誇りにしている。
祝勝会で騒ぐのは良いが、勝った直後は冷静を装うのが、大和魂であり、侍なのである。
一連の奴らの行動で、侍ジャパンが陳腐化してしまった。
"勝って兜の緒を締めよ"と昔から言われているではないか!!!
これは戒めであり、大和民族の生き様なのだ!!!
世界中が尊敬している侍に対する侮辱を、何故日本人自ら行えるの?
それを何とも思わないマスゴミも気持ちが悪い!!!