先日、今年初めてのMOTORHOMEの旅に出た。
そのMOTORHOMEには、CATVで撮りだめしたドラマを焼いたBlu-rayDiscを持ち込んである為、時はあっと言う間に過ぎゆくのである。"As Time go by"なのだ。
さて、今回見たのは、"スチュワーデス物語"をしっかりと(多分、酒を飲みながらだったが・・・)
まあ、こんな感じで、黒糖梅酒もペリエで割って、バンバン飲んだし・・・
一番危険なのは、カルアミルクである。
牛乳で割って飲むと、ジュースのように秒殺してしまう・・・
この黒糖梅酒は、那須高原のStoreで購入したのだが、何故かの3割引だったが、実は、このスーパーに寄ったのは、花粉症で目と鼻がズブズブで、薬を飲んでいるのだが効かなかったので、アイボンと鼻うがい薬を買うためであった。
これも余談だが、花粉症は花粉が悪いのではなく、光化学スモッグが原因であったのだ。
"花粉症"と訊けば、「自然の猛威だから仕方がない」となるでしょう?
しかし、実際は光化学スモッグであるPM2.5が引き起こしているのだ。
風では流れない空気より小さな物質であるPM2.5が、花粉の穴に入り込み(何十という単位)、その無数の花粉が風で舞っていくということである。
これを"光化学スモッグ症"であれば、人為的となり、損害賠償請求だ!!!となるから敢えて"花粉症"にしたと私は思っている。
話を戻すと、ドラマ"スチュワーデス物語"は、昭和58年10月18日〜昭和59年3月27日までTBS系列で毎週火曜日の夜8時から1時間枠で放送されていた。
今気が付いたが、松本千秋と私は同じ歳である!!!というより、学年で言えば、私は一学年下であった・・・
ええ、その私から見ても、登場人物のお姉様方はおバカに見えていたが・・・
私的には、石田信子を演じた高樹澪さんと、ダンスを踊りたい〜が、きっと「私はダンスは上手く踊れない」と断られそうである・・・「お後が宜しいようで」
まあ、内容は、皆さんもご存じであるから、敢えては触れないが、怖ろしいのは片平なぎさ女史の怪演であった新藤真理子の両手の義手のグローブを口で外すシーンであった・・・
夢で魘されそうである・・・
池田兼子を演じたのは、春やすこであったが、彼女が千秋を虐めるのであるが、今見ていると、現在のイジメとは質が違うのがわかる。
当時のイジメの根底には、虐めている相手への愛があるのだ。
普段は、突っかかって喧嘩を売るような態度であるが、千秋が困れば助けるし、最後の方は、二人で抱き合いながら泣いていたのだ・・・
この松本千秋が、教官の村沢浩(風間杜夫)に恋をするのだが、そこに立ちはだかるのが、片平なぎさである。
「浩、貴方のせいで、ピアニストであった私の両手は無くなった」と毎回だ。
ミミタコだし、こんなのが毎回現れたら、110してしまうよな〜
完全に、ストーカー規制法でOUTである。
そもそも二人で行ったスキーでの事故で、またまた村沢のスキーエッジが彼女の両腕を砕いただけだし、あくまで事故なのだから、保険金も億単位もらったろ?それに新藤財閥の一人娘なのだからさ・・・と思ってしまう。
一番驚いたのは、スチュワーデスの最終試験に、松本千秋は落ちたのに、今なき「チー坊」の石立鉄男が訓練課長なのだが、それが教官を前に拝み倒して、「機上訓練で合格なら合格」という訳の分からない判断を下す・・・
「ええええ????」である。
これは日本のパイロットの人に訊いたのだが、日本は規定時間で本来合格なのに「もう少し乗りなさい」と言われたり「もう200時間も訓練しているの?合格にしてやる」というのがまかり通っているらしい(現在は分からない)
だって、200時間乗っても出来ないからダメなのに、こんな奴に免許渡したら、本人が死ぬのは仕方がないが、上から飛行機が落ちてきて下に居た人は災難で済まないでしょう?
私は、操縦訓練を規定時間+2時間(確か38時間ぐらい)で単発免許を取得したのだが、これは異例の早さだと言われた。
私の知り合いの女性は200時間以上乗っても取れていなかった・・・
日本の免許制度、おかしい・・・変だ!!!
そうそう、双発(エンジンが両脇に付いている)の試験の時に、バンク角45°で360°ターンを左右で行ったのだが、試験官が高度を指定したので、5000ftまで上昇した。
360°ターンを始めるのは私が宣言してからなのだが、雲が上部にあったので、「今から始める」と宣言して左360°ターンを始めたのだが、暫くすると上部の雲が切れて青空が広がった。
上昇気流が無くなり、機体が1000ft近く滑って落ちたのだ。
直ぐさま、機体を立ち直してから「もう一回良い?」と訊くと「いいよ」との返事であった。
日本ならばこの時点でOUTである。
この試験の条件だが、360°ターンをしているときに高度を維持せねばならないからでる。
5000ftならば、4900ftから5100ftの間で飛ぶのである。
しかし、USAはダメならば、その場でやり直して良いのだというより、この滑り落ちたときの私の操作も試験官はチェックしているのだ。
試験失敗は、試験官が操縦したらOUTなのである。
リカバリーまでもが試験であり、実際に起こりうる事態であるから、その後の対応までチェックしているという。
まあ、結果は一発合格であった・・・
詰まり、試験に落ちると言うことは、一連の作業に瑕疵があるからで、その瑕疵が死を招くからOUTなのであるし、スチュワーデスも多くの人は、空飛ぶウェートレスぐらいだと思っているが、乗客の命を預かっている大切な仕事なのである。
その一連の作業に瑕疵があったら、皆さん、飛行機に乗れますか?
更にビックリだったのが、あれほど「村沢教官」状態で「松本千秋、教官の愛が無ければ・・・」ほど言っていたのが、最終回「教官、ありがとうございます」と言って、世界の空へ飛んで言ってしまった・・・
おいおい!!!!
22話もイライラさせながら観ていた我々視聴者の感情は???どうしてくれるの!!!
責任者出てこい!!!状態であった。
これって、女子高生が、若い先生が好きとか言っておいて、卒業したら直ぐに別の男作るのと同じか???
それで思い出したが、水谷豊と竹下景子主演のやはりTBSの"赤い激流"を思い出したのだ!!!!
毎朝音楽コンクールの第一次審査の課題曲ショパンの英雄ポロネーズであったが、皆さんも聴いたでしょう?
日本中が英雄ポロネーズ一色になったでしょう?
あのドラマですよ!!!
天才ピアニスト田代清司(緒形拳)の子供である田代敏夫(水谷豊)は、父が自殺だか失踪したのは、世界的なコンクールで大沢武(宇津井健)に負けたからだと信じて、場末のジャズピアニストとして生計を立てていた。
大沢武は名門宮島音楽大学のピアノ科助教授であったが、死別した奥さんは宮島家の三女であり、1男2女が居たが、ひょんなことから弓子(松尾嘉代)と第一話で再婚するのだが、この弓子は田代清司の元奥さんであり、敏夫の母であった・・・
ああ、長くなる、これだけで1話分あるな〜
これは次回書くことにしますが、宮島家のお嬢様の華江(竹下景子)は、粗暴で人生で始めて観るタイプの敏夫に引かれていくし、敏夫も、美人令嬢だが、真のしっかりしている華江を愛し始めていた。
まあ、迂余曲折して、最終回で敏夫がパリへ留学するときに視聴者は、この二人は結ばれて結婚しするんだろうな〜という期待をバッサリ裏切ってくれたのだ!!!
視聴者「????」何が起こったのか理解出来ていなかった・・・
これの時、小学校6年生であった私も、クラスメート全員が???状態であったのを覚えている。
TBSのこのシリーズは、視聴者を裏切ることを平気でしたのであった・・・
さて、赤い激流は次回として、その前に、赤い激流を観直してみなければ!!!
つづく