昨日、今年初めてのMOTOR HOMEでの旅に出た。

やはり旅に出るとお天道様と同じに動くのが面白い。

なんと、夜8時に床についた‼が、直ぐに寝付けるわけでもないので、自分の映画コレクションから、アーノルド・シュワルツェネッガー氏主演のトータル・リコールを観ながら横になった。


初めてこの映画を観たのは大学生の頃で、ウェストウッドの大学の近くにあった映画館であったが、今一釈然としなかったのを覚えている。


その後、何度も観て、自分なりの結論を出した。

それは、火星政府のエリート官僚が、反政府組織壊滅のために記憶を消して地球に潜伏して、反政府組織とコンタクトを取ったのだが、本来の自分でなく、現行の自我に目覚め、火星政府を倒して、火星に空気と平和をもたらしたである。

何故、自分の記憶を消したかと言うと、反政府組織には多くのミュータントがいて、心を読まれてしまうからである‼

ああ、話は変わるが、劇中のシュアちゃんの奥さん約は、シャロンストーンであって、先日、彼女は65歳の誕生日を迎えた‼

氷の微笑の取調室の名シーン、皆さんもドキドキしたでしょう?

定かでないが、Netflixかアマプラでは、脚を組み替えるシーン、ボカシ無しだったと思った‼

実はあのシーン、お又がチラ見せになっているが、見えない契約だったの見えていたので、シャロンストーン側は監督を訴訟したらしが、あのシーンが余りにも世界中から高評価だったので、訴えを取り下げたと言う。


話を戻すと、トータル・リコールのストーリーそのままだと、解釈していたのだが、最近、「いや、これは違う」と思うに至った。

詰まり、あのストーリーは、主人公のダグラスクウェイドが、日常の毎日に辟易して、記憶を売るリコール社を訪ねてからは、全て彼の“夢”なのである‼

リコール社で、ダグラスのリクエストは、“火星旅行”で、更にオプションで、“違う自分”を選んでいた。


皆さんが旅行に行っても、それは皆さん自身でしょう?

その記憶を自分は実は007で、多くのボンドガールを従え、酒池肉林の果てに悪党を倒すという内容にすることである。

恐らく、女性が男性になったり、また逆の設定も出来るはずである‼

これが、リコール社の売りの違う自分の記憶なのである。

火星旅行の記憶の標準コース2週間で、899クレジットであるが、このオプションは300クレジットである。

ダグラスの選んだのは、秘密情報部員で、身分を隠し入内な任務があり、敵は四方八方にいて命を狙われるが、結果、美女を手に入り、悪党を倒して火星を解放するという内容のパックなのだ。

その内容で契約してから、記憶を植え付ける機械の前に座り、係員は彼の首筋に麻酔薬を打つ。

そして、係員から、女性の好みを聞かれ、ダグラスは、ブルネットで筋肉質で淫らな女が良いと朦朧と成りながら応えた。

シーンでは、眠りに落ちて機械の中に入っていたのだ。


詰まり、このシーン後は、全てダグラスの注文した記憶を夢で見ているシーンなのである。

我々は、ダグラスの夢の展開を観せられていたのだ‼


そう思うと、確かにリコール社で、麻酔薬で眠っていたのに、覚醒して暴れ回るのに違和感があった‼


さて、「そんなの知ってたよ」と言う人も「えッ⁉」と思った人も、1番面白かったハリウッド映画を見直してみてはどうであろうか?