実に40年振りにガンダムシリーズを観てしまった・・・

偶々観ていたYouTubeで、この「"水星の魔女"が稀にみる傑作である」とのことに興味が沸き、Netflixで観てみた・・・

 

詰まらないガンダムが、なんで未だにシリーズ化を続けているのかが不思議であったが、何とも大人の都合であったのだ。

答えは至極単純で、バンダイがガンプラを売り続けるために、製作費を出しているというのだ・・・

 

私が最後に見たのは、映画"逆襲のシャー"までで、詰まらなかった記憶がある。

兵法の大原則で、"戦略的な敗北は、戦術的勝利でも補えない"を無視した作品風潮がシラケてしまうのだ。

 

さて、水星の魔女だが、これがまったく違った世界観である。

学園Gay作品?で、ガンダムまで同性愛かよ〜という気持ち悪さであるが、考えたら思春期の頃は、異性に関心が向く前に、先ず同性を好きになるというから、学園物であり、恐らく登場人物は15歳〜18歳の高校生が通う、"アスティカシア高等専門学園"を部隊とした私的には異質なガンダムであった。

 

この学園は、ベネリット・コンツェルンがウエイしている感じであり、その構成企業の御曹司が集まっているのだが、時代錯誤的な価値観で、何でも血統でなく決闘で決着が付くという所謂無法地帯である。

 

日本のなれの果てを見ているようで、気持ち悪ささえ感じた。

 

政府は、企業より上であり、企業をコントロールすべき立場にあるが、現在は企業に言いなりに法改正をして、"資本=正義"と成り果てている。

そこが政府と公儀の違いであり、江戸時代はどんなに金があっても"許されない"ことが多くあった。

"禁色"もそうだが、着物の色は身分によって細かく決めれており、大金持ちであっても町人が来てはならない色を使えば、首が飛んだのだ。

これは、正に政治界と経済界が分離されていたことの善例である。

今は、金で政治屋を雇い、都合の良い法律を作らせたり、規制緩和の旗の下に新規参入者が貪る仕組みが出来上がっている。

"規制緩和"を声高に叫んでいる奴が、金儲けを企んでいる輩であるこを忘れてはならない!!!

 

まあ、政府が機能せずに企業が取って代わると、どうなるか?を垣間見るだけでも、水星の魔女を一見する価値はある。

 

だって、企業のためには、自分らの子供さえ犠牲にし、"決闘"の名の元に自社新規開発"Mobile Suit"や兵器を実験するのだから・・・

さて、私が不思議ちゃん日本と思ったのだが、携帯電話等を何故"モバイルフォン"と発音するのか?であるが、これはモービルフォンが正しいのだが・・・

だって、"mobilesuit Gundam"をモビルスーツガンダムと読むでしょう? モバイルスーツガンダムとは発音しないよね〜?

 

話が逸れたが、同性愛や決闘ときな臭いが、これが意外と面白いのだ。

更に、私のガンダムといえば、地球の人口が増加で、人類をスペースコロニーへ移住させ、地球に住むエリートと非支配層のコロニー住人という構図であったが、最新ガンダムの世界観は、宇宙生まれ宇宙育ちをスペーシアンと呼び、地球生まれをアーシアンと呼ぶのだが、これが世界観がひっくり返っていた。

少数のエリートスペーシンが、大多数の納税の義務があるアーシアンを支配している構図となっている。

 

しかし、先ず、宇宙生まれで重力が弱い宇宙では、先ず人間が我々の形になることはない。

重力が無ければ、四肢は発育せずに、下手をしたら壊死してしまう・・・

 

これは、古代ローマ以前の西側では、騎馬隊の保つ"Occupation Hazard"日本語分からないが、意味としてはその職業ならでは危険性であるが、馬に常に跨がっていると脚部に血が溜まり下手をすれば壊死して切断になるのである。

地上で馬に乗っていてこうなるのだから、宇宙ではOUTである。

因みに、日本や支那には鐙が古代よりあったので脚部に問題なく当然脚部の壊死もなかった・・・・

 

水星の魔女には、"国家"が出てこずに、全てベネリット・コンツェルン内の話であり、コンツェルンは157社を保有し、中でも業績TOP3の会社を御三家と読んでいる不思議な構成である。

 

これは古代宇宙人説なのだが、地球は7番目、火星は6番目、金星は8番目と呼ばれている。

我々は自分たちの住む太陽系を中心に考えるから、太陽を中央にして水星が1番、金星2番、地球3番なのだが、神々は太陽系外から来ているので、外周から1番と順序が逆なのだ。

安倍晴明の五芒星は、木星となるのだ。

すると、第一番目は?となる。

冥王星は準惑星で、それは太陽を中心に円を描いて公転していなから準惑星となっているとこうことは、海王星の外側に未知の惑星ネビルがあるのかもしれない・・・

 

まあ、所詮ガンダムの世界観は、この辺チョロチョロで、国際宇宙ステーションに毛が生えた程度であり、宇宙戦艦ヤマトならば秒で移動出来る距離である・・・

松本零士先生、凄い〜と思ってしまうのだが、ここで疑問なのだが、"銀河鉄道999"の999号って一編成しかないのか、それとも何編成もあって、毎日出発しているのか?と考えたら眠れなくなった・・・

ああ、機関車のC62の番号分、999号は存在しているというこか・・・が私の出した結論であった・・・

 

もし、"水星の魔女"に興味のある方は是非ご覧下さい・・・

 

つづく