最近、YouTubeなどでウルトラセブンに拘わる物を観ている。

そこで、不思議なのが、我々のマドンナアンヌ隊員だが、彼女の歳を20歳とか言っている。

ウルトラセブン第一話で、隊員の説明がるのだが、「友里アンヌ、年齢おっと失礼」となっているのだが、私はアンヌは若くて24歳、常識的には30歳手前だと思っている。

何故ならば、劇中、アンヌは白衣姿で登場するのだが、アンヌは看護婦ではなく実は医者であるとフルハシ隊員が言っているのだ。

女医だとすれば、高校卒業してから医大に行くのであるから、卒業時に既に24歳である!!!

 

しかし、地球防衛軍のエリート集団であるウルトラ警備隊の正規隊員なのであるから、大卒でいきなりとは考え辛い。

防衛軍としての訓練、医者としての訓練もあるのだから、数年はかかると思うのだが・・・

通常の医者でも、医大を出てから博士号を取るのであるから、やはり30歳前後になってしまう・・・

 

地球防衛軍の基地は秘密基地であり、その場所は極秘であるという・・・

しかし、ウルトラホーク1号は、箱根の芦ノ湖にある二子山が左右に割れて発信する!!!

観光客が何万人もいるのに、二子山が左右開いただけでも大騒ぎである!!!

そこから爆音と共にウルトラホーク1号が発信したら、更なる観光地化になることは間違いない!!!

 

更に今観ると、ウルトラホーク1号、ウルトラホーク3号の発射速度が遅すぎるのだ。

ロケットエンジンに点火して発射でなく、本来はカタバルト発進させねば、芦ノ湖に突っ込んでしまう・・・

ウルトラホーク3号などは、滝から出てくるが、先ず下の岩に突っ込むはずだ・・・

自分が操縦する立場で観てしまうと、有り得ないのである。

 

更に言えば、ウルトラホーク1号の速度が遅すぎる!!!

敵と抗戦するときの速度が遅いのである。

あれでは100%墜落である。

 

又、旋回も変である。

飛行機の旋回は、期待を傾けながら旋回するのだが、ウルトラホークは期待を傾けずに旋回しているのだが、これはスリップ状態であり、横Gが凄いはずである。

珈琲を飲んでいたら、火傷間違いなしである。

皆さんも飛行機に乗って珈琲等を飲んだ経験があると思うが、旋回していることを感じないでしょう?

それは、コーディネートターン"Coordinated Turn"をしているからであり、常に重力が床にあるように旋回しているからである。

もし、スリップターンをしたら、床一面皆の汚物で大変なことに成るはずだ!!!

 

ウルトラセブンには、円谷プロが封印した回があるのをご存じか?

Blu-rayBOX等が発売されるが、第12回の"遊星より愛をこめて"である。

スペル星人が、地球人の血を求めてやって来る話らしいが、本国スペル星は爆弾によって放射能汚染され、正常な血液が作れなくなったというのだ。

その血液を多の惑星に求めてきたのだが、問題は、初回放送3年後に小学館が発行した小学2年生の付録に、このスペル星人が「被爆星人」と書かれていて、それが被爆者団体関係者の目に止まり、大騒ぎとなり、円谷プロは、この第12話を欠番にすることで決着したという。

 

それで良いのか?と私は思う。

これがどうなのか?は、我々が判断することで、一個人(法人)の判断で、世に放った作品を勝手に封印は無いはずだ。

どうも、日本人は「あなたの考えは分かりました」が言えないらしい。

田中角栄が日中国交正常化の際に、支那から「我々は二つの中国は認めない」と台湾のことを言われて、日本政府は台湾を切り捨てたのだ。

通常なら「あなた方の考えは分かったが、我が国は台湾は中華人民共和国の一部ではないと思っている」とキッパリと言うべきであったのだ。

「除夜の鐘がうるさい」と言われれば、除夜の鐘を止めてしまうこれが、正常な社会であろうか?

除夜の鐘は大晦日にしか付かないのだから、「我慢しろ」で良かったはずだ。

裁判になっても裁判所も除夜の鐘を止めろという判決はないし!!!

 

TV放送はやらないが、わざわざ大枚を叩いて買うBlu-rayBOXには収録すべきであり、その回を観るか観ないかは、視聴者の判断に委ねるべきである。

反対が騒ぐから止めるなら、賛成派の意見は聴いたのか?

 

どうも昨今、事なかれ主義が蔓延り、臭いものに蓋をする傾向である。

生きづらい世の中になってきたようだ・・・

 

これは、社会や人々に余裕が無くなったからではないか?