先日、Harley仲間のオヤジと飲んだのだが、その中でビックリ話がでた。
そもそも、ガス欠を経験した人は少ないと思う。
通常の車は、燃料計があって、残量が6L〜10Lを切るとランプが点き、燃料補給を警告するのだが、大体ランプが点いてから最低でも50㎞は走れるようになっている。
Harleyも大体60㎞走れるのであるが、そのオヤジは2回もガス欠で止まっているのだ!!!
何故、ガス欠になるのか?
そのオヤジAは、2006年のハーレーに乗っていたのだが、この2006年頃のHarleyが曲者で、燃料計がアバウトすぎたのであった。
中央、左がスピードメーター、右がタコメーターで小さい右上が電圧計、下が油圧計、左上が燃料計で、左下が温度計だが、なんと華氏表示である・・・
この燃料計だが、普通はFが満タンでEが空であり、針は現在の燃料残を示しているはずであるが、なんとHarleyは、燃料タンク内のガソリンを半分使っても何故か針はFを指しているのだ。
針が中央に来ると瞬殺でEへ向かい直ぐに燃料警告灯が点くのだ。
だから、多くの人は、燃料を入れたときにトリップメーターを0にして、「何㎞走ったから大体何㍑残っている」と計算している。
Aは、仕事がら計算が得意であり、自分の計算に絶対の自信があるのだが、北海道でやらかした。
先頭が道を間違い、気が付くまでに60㎞走っていたのである。
そこから引き返すと往復120㎞無駄に走ることになり、途中でガス欠となった・・・
私は、"転ばぬ先の杖"なので、仲間の誰かがガソリンスタンドへ寄ったら私も常に満タンに入れることにしている。
結局、ガソリンを仲間内から貰ってどうにか宿泊するホテルに着くことが出来たのだが、総勢6人中4人がガス欠であった・・・
ガソリンをホテルまで業者に持ってきてもらい、リッター1000円で買ったことになった・・・
そして、Aはこの2006年式のHarleyを10年間乗って75歳の時にHarleyを降りたのだが、彼は買って7年目にディラーのメカニックから「そろそろドライブベルトを交換した方が良い」と言われたらしい。
メーカーは、乗った距離若しくは7年の早い方でドライブベルト交換を推奨しているのである。
Aは得意げに「絶好調なのになんで交換するんだ」と交換を拒み、結果的に10年間乗れたと自慢していたが、それは違うでしょう!!!
たまたまドライブベルトが切れなかっただけで、それは運が良かっただけの話である。
メーカー推奨なのだから、やはり交換しておくべきである。
もし、携帯電話の繋がらない山奥で切れたら、どうなった?である。
それこそ、皆で北海道ツーリグへ行っている途中で、ドライブベルトが切れたら、それでOUTである。
更に、今乗っている日産ノートだが、その時オイル交換を進められたと言うが、これも「なんで普通の車と違う発電機用のエンジンなのにオイルを頻繁に交換するんだ?」と断ったという・・・
おいおい、通常の車は、エンジンの動力で走っているから、エンジンは常に掛かった状態であるが、発電の時のみに稼働するエンジンならば、動いて切れるを繰り返しているのである。
だから、エンジンオイルが水分と混ざってドロドロになる恐れがあるのでないの?である。
冬の寒い日に、前を走る車の排気ガスエギゾーストから水が垂れているのを見たことがあると思う。
それは、熱せられた排ガスが、冷え切ったマフラーを通ったときに水滴を作る(夏の日に冷たい飲み物の外に水滴が付くのと同じ)からで、短距離しか乗らない人の場合、この水がマフラーを腐食させる原因となる。
だから、数十㎞のれば、マフラーも熱くなり水が蒸発するから錆びない腐らないのである。
それと同じ現象がエンジン内でも起こっているという・・・
常に、エンジンが動いていれば、中で発生して水分は全て蒸発して排気されるが、点けては切ってを繰り替えてしていると、エンジン内が十分に温まらずに、エンジンオイル劣化の原因となる。
オヤジA、お前の論理は最初から破綻しているのだ!!!と言ってやったが、齢80歳になると分かっているのかどうかが分からない・・・
Harley仲間で同じような奴がいるのだが、此奴は痩せ型で今年67歳だが、此奴もHarleyに変に拘っている。
別にHarleyだけがBikeでないし、年齢や体力が変われば、乗るバイクも変わるのが普通ではないのか?
このジジイMは、そもそも自分で倒れた自分のBikeを引き起こせないのである!!!
その時点で乗る資格無しである!!!
そろそろ仕事を辞めて、Bikeで日本一周をすると言っているが、もう少し軽いバイクの方が楽だと思うが、こう言う奴に限って人のアドバイスを訊かないのである。
だって、よくギックリ腰をやっているから、「良い整体を教えるよ」と言っても、なんと「根性で治す」と言うのである。
バカである。
身体も、車もバイクも、全ての物は、壊れる前に定期的にメンテナンスをすれば、結果安上がりなのである・・・
ドライブベルトがいきなり切れて、エンジンブレーキも訊かずに何かにぶち当たれば命が無いし、エンジンオイルをケチって交換しなければ、最悪エンジン載せ替えになってしまう。
そう言えば、先週、私のBMWBikeのドレスアップをしたのだが、メカニックが「そろそろ前回のエンジンオイル交換から3000㎞になりますが、交換しますか?」と言われたので、「メッカニックが言うならやって」と言った。
その時、BMWで同じequipmentに乗っている人に、オイル交換の話をしたら彼は5000㎞毎に交換していると言っていた。
メーカーは、なんと10000㎞毎の交換と言っているのだが、店長は、日本の夏は高温多湿、冬は寒い気候からすれば、3000㎞〜5000㎞毎をお薦めしますとのことであった。
エンジンオイル交換といえば、毎日交換するのが一番良いのである。
30年以上前のに訊いた話だが、トヨタの務めいる人が、毎日エンジンオイルを交換していたら、最終的に抜いても新しいオイルと遜色なくなったと言っていた。
先月、MOTORHOMEの定期メンテナンスでオイル交換したのだが、確かにエンジンの調子が良い。
車と違い、国産BikeもBMWも、所謂エンジンオイルがトランスミッションオイルも兼任しているから、早めのオイル交換が良いに決まっている。
いや、それにしても、不思議な爺さんが多すぎる・・・