前回の山陰地方ツーリングで、角島に寄った折に、私のナンバーを見て「練馬から来たのですか?凄いですね〜」話しかけてきた男性がいた。
その方は70歳で仕事を辞めて、好きな車で日本中を旅しているという。
大阪の方で、西日本を中心に回ったから、来年は東北地方を攻めいたとのことであった・・・
東北地方と一言でくくるが、岩手県だけで四国とほぼ同じであるから、北海道並みに広いのである!!!
私は、東北を青森県まで行くとすると、ざっくり四通りの行き方があると説明した。
初心者用として、旧奥州街道詰まり、大雑把に東北自動車道沿いに北上する方法である。
まあ、有名な観光地、温泉、旨い物が目白押しである!!!
宇都宮、那須高原、白河、須賀川(円谷英二ミュージアム)、白石、仙台、平泉、花巻、盛岡等々、これだけを観光しながら廻ったら一週間はあっと言う間だが、仕事をリタイアした人ならもってこいである。
少し旅慣れた人なら、栃木県今市市を目指してから、鬼怒川→湯西川温泉へと抜ける会津街道を会津若松へ進むのであるが、私は東北自動車道を鹿沼ICでおりて例幣使街道で日光方面に向かうのが好きだ。
この杉並木をBikeで走ると気持ちが良いことは間違いない!!!
会津街道で進めば、その先喜多方でラーメンを食べてもよし、そのまま我慢して米沢に抜けてから米沢牛を堪能するもよしである。
米沢、山形、天童、真室川(この付近が小野小町の故郷らしい)、そして江戸時代は天領であった横手へ進む。
私は横手を北上してからは、角館を経て田沢湖へ行く。
MOTORHOMEなら田沢湖にあるオートキャンプ場で一泊するし、Bikeなら国道341号線を北上して玉川温泉で泊まる。
玉川温泉は日本一の強酸性のお湯で、いきなり源泉に入ると、肛門と尿道がヒリヒリするぐらいである!!!
ここで温泉を堪能したら、鹿角へ抜けて青森市を目指す。
マニアックなら、太平洋と日本海をそれぞれ北上するコースがある。
三陸リアス式海岸を楽しみながら、海の幸に舌鼓、そして温泉を堪能するし、日本海側ならば、新潟県内の村上市のまほろば温泉である。
この温泉は入ればたちどころに、お肌つるつるになるのである。
象潟読めますか?"きさかた"を過ぎて、由利が近づくと鳥海山が直ぐ側である。
"秋晴れや 雲を掻き分け 鳥海山"は、鳥海山に行ったときに詠んだ句である。
秋田市から男鹿半島へより、寒風山の展望台も素敵であった・・・
更に北上すると、黄金崎ふろう不死温泉がある。
この行程は、青森市内へが前提であるが、青森自体も観光名所は多いのだ。
下北半島へ行けば、三沢基地で有名な三沢を抜けて、"横浜"を通り過ぎるとむつ市である。
陸奥湾沿いに進むか、津軽海峡へ抜けるかでもまったく違うのだ。
陸奥湾を行けば、幻想的な仏ヶ浦へ行くし、津軽海峡へ向かえば途中に恐山があるが、私は絶対に行かない・・・
更に地図の右上に行くと、尻屋崎放牧場があり寒立馬を見ることが出来る。
巨大な馬である!!!
そこから大間崎を目指す途中に、下風呂温泉郷があり、ここの湯も最高である。
硫黄泉のために石鹸等が使えない・・・(泡が立たない)
大間と言えばマグロである。
写真奥に映っている陸地は、北海道である。
ここからフェリーで函館に渡るのであるが、大間から函館までは約1時間半である。
そう、青森〜函館間フェリーは約3時間40分掛かるのだが、陸奥湾を出るのに2時間以上掛かっているのだ・・・
又、津軽半島を進めば、これも見所満載で、何と言っても竜飛岬である。
龍が翔ぶが如くの強風が吹き荒れる地であり、昔、MOTORHOMEで竜飛岬の道の駅泊をしようとしたのだが、余りの強風に車体が揺れるので断念した記憶がある。
新幹線の青函トンネルは、この竜飛岬付近から海底へ進むのである。
急いで北海道へ渡りたい人は、青森市内のフェリ埠頭へ行くのだが、時間に余裕があれば、津軽半島の蟹田から下北半島の脇野沢へむつ湾フェリーがあるので、これで下北半島へ渡り、大間崎を目指すのがお薦めである。
因みに、下北半島の国道338号線は、MOTORHOMEやキャンピングカーで行く場合は要注意である。
国道でなく酷道である。
兎に角、道が狭い!!!
2年前に行った折は、台風の影響で津軽海峡側の国道279号線が不通となっており、むつ市を直進して県道46号線を進んだ。
途中、湯野川温泉郷があったのだが、新型コロナウイルスの影響で締まっていて風呂に入れなかった記憶がる。
この辺りも、古谷一行氏の昭和63年放送の混浴露天風呂連続殺人事件第七弾で、紹介されていた。
冬に東北に行くのであれば、自家用車で行くよりも公共交通機関をお薦めする。
雪見の地の運転に慣れていれば問題ないが、南関東人には自殺行為である。
やはり、雪見露天風呂がお薦めであろう・・・
余談だが、私が花巻に行くと立ち寄る"やぶ屋総本店"という蕎麦屋がある。
そこで椀子蕎麦を食べるのであるが、やぶ屋さんにはかの宮澤賢治も良く言っていたらしく、"宮澤賢治セット"なるメニューがある。
天麩羅蕎麦にサイダーが付いているのだが、これが宮澤賢治の好物であったという・・・
しかし、椀子蕎麦を食べたことの無い人は、是非椀子蕎麦にチャレンジして欲しい。
独りでも良いが、4人ぐらいだと盛り上がること間違いない!
来年の北海道ツーリグは、遠野から龍泉洞へ寄ってみようと思っている。
この辺りも、十年以上前から行ってみたいと思っていたのである。
50代後半となったら、"やってみたい"と思ったら、即行動に移さねばならないと思っている。
つづく


