旅に出ると、夜寝るのが早くなる!!

夜9時には眠くなるし、私がサラリーマン時代だったら、夜9時と言えばもう一軒飲みに行く時間であった・・・

現在でも、自宅に言えれば、「そろそろ寝るか〜」は、11時過ぎである・・・

 

旅とは不思議な物である。

その代わり、朝の目覚めも早いのである。

4時半〜5時の間には目が覚める!!!

シェードを開けると、朝日が眩しい!!!となれば、何故か幸せを感じてしまうものだ。

実は、チャー様より私の方が早起きなのだ!!!

 

ベッドから起きて、ブレスケアで口を濯ぎ、今へ移動したら天井のシェードを開けると、陽の光が車内を照らすのだ。

キッチン前の窓を開け、リビングソファーの窓も開けるのだ。

そして、冷蔵庫から牛乳を取り出し、旅朝恒例のカプチーノを作であった。

これを飲みながら、野外にテーブルと椅子を出し、朝食の支度を始めるのであった。

チャー様を起きると、見回りと用足しをするのである。

当然、大きいのは拾って燃えるゴミに捨てています。

 

前日、オートキャンプ場はそこそこの人出であった。

キャンピングカーサイトには、我々の他に2台いたのだが、それが意味不明であるが、一つのサイトに2台置きであった・・・

更に、電源サイトには多くのキャンピングカーが泊まっていた。

ほぼ誰もいない状態なので、チャー様は好き勝手に歩き回っていた。

 

網走の欠点を思い出したが、それはやたらとゴミの分別が有ることである。

この複雑な分別、皆さんは出来ますか?

そもそも、客にこんなことやらせるか?

前回、網走市内のホテルに宿泊したが、ゴミの分別なんかしなかった記憶がある。

それに、東京23区に住んでいる奴らに、これだけ複雑な分別は不可能である!!!

23区の分別は、可燃ゴミと不燃ゴミだけである。

昔の名残でリサイクルゴミとかあるが、実際は燃やしているから無駄ななのである・・・

"リサイクル"と一度言ってしまったから、今更言えないのであろうが、焼却炉を新しくして高温焼却炉にしたお陰で、全てのプラスチックごみを燃やしても煙が出ないのである。

本来なら発電所機能を付けるべきであったのだが、当時、東京電力が政治力を使って計画を潰したと聞いたことがある。

町の言い分は、ゴミ焼却炉がないから、埋めているというのだが、下らない風力発電機を作るなら、発電設備付きゴミ焼却炉を作った方が、結果、どれだけ環境に優しいか???!!!!である。

詰まり、この表の瓶・カン以外は、全て可燃ゴミなのである!!!

それも、発電のエネルギーである。

180度意識の変換だ!!!

"ゴミ"が資源になるのである!!!

 

MOTORHOMEで旅に出ると、泊する場所は、道の駅、高速道路のSA・PA、RVパーク、そしてオートキャンプ場である。

この内、道の駅、高速道路はあくまでも、"疲れを取るため"であるから、車中泊はグレーゾーンなのである。

だから、泊まる人のマナーが問われるのである!!!

テーブルや椅子を出さない等は当たりまである。

まして、バーベキューなどもっての外である。

施設管理の人も、こういったバカがいたら、警察を呼んで強制退去させて!!!

次にRVパークだが、ここも施設によって仕様が異なるが、基本的に、サイドオーニングや椅子テーブルはNGであるし、袖の料理もダメであるが、場所によってはOKの所ともあるから、もし野外で調理したいのであれば、OKの施設を探すべきである。

 

オートキャンプ場は、それら全てがOKであるが、直火はNGが多いので、要注意である。

私は、カセットコンロを野外のテーブルに出してそこで調理するスタイルである。

こんな感じである・・・

 

朝食も、MOTORHOME内で摂る場合は、フルーツヨーグルトにシリアルと珈琲であるが、外で調理できる所なら"アメリカンブレックファスト"である。

 

朝食を済ませ、暫しまったりと過ごした後、隣のスペースにあるパークゴルフ場へ向かった。

自転車なら直ぐなのであるが、車で10分掛からない場所であった。

パークゴルフ場は、9ホールのコースが4つあった。

私も初心者の部類だが、初めてやった女性とも意外と良い勝負が出来るのが、パークゴルフの魅力であろう。

ゴルフなら初心者とでは勝負にならないから・・・

道民の爺さん婆さんは、侮れない!!!

皆上手い!!!

 

一汗掻いた後は、温泉で汗を流した。

網走湖荘に行ってから洗濯の日であった・・・

網走湖は静かな湖である。

この湖畔に建っているのが網走湖荘である。

冬は、厚さ約80㎝の氷が張り、湖面を歩けるそうである。

ワカサギ釣りが面白いと教えて貰った。

 

ここからウトロ(知床半島の左側)まで約78㎞の距離である。

 

温泉の後は、網走市内のコインランドリーへ向かった。

ここは、2年前にHarley仲間のカズちんと北海道ツーリグしたときに見付けたコインランドリーで、この辺りに来たときは何時も寄っているのだ。

なんとMOTORHOMEを停めることも出来るのである。

 

そして、その事件は起こったのだ・・・

前日、渡部体験牧場でお土産として、北海道バターとバター飴を買った。

私が子供の頃、父親が北海道出張折り、良くお土産で買ってきてくれ、それ以来の好物である。

洗濯待ちをMOTORHOMEで映画を観ながらしていた。

バター飴を口へ放り込む。

私は飴を噛むクセがあるのだが、「ゴキ」と鈍い音が!!!!

恐る恐る飴を出してみると、なんと奥歯の差し歯が取れた!!!!

北の果てで取れた!!!!

プチパニックであった!!!

今夜は、持ってきた松阪牛の焼き肉予定であった!!!

折角の焼き肉が、美味しく食べられない・・・

 

とりあえずGoogleマップで歯科を調べたら、何と今いるコインランドリーの隣が歯医者であった。

そのまま歯医者に駆け込んだ。

客は誰もいない・・・

受付のおねえさんに訳を話すと、応急処置をしてくれるという・・・

初老の先生がいて、口を開けて調べて貰った。

何と、先生は日大の歯科大学に通っていて、尚且つ大泉学園に済んでいたと言うではないか!!!

私の実家は上石神井で、大泉学園は隣町である。

先生曰く「池袋は私の庭でした」であった。

「私は新宿から銀座です」と応酬すると盛り上がってしまった・・・

 

最後に「不思議ですね〜、人の縁は、失礼ですが、こんな北の果てに来て、私の実家の隣町に住んでいた先生に診て貰うとは・・・」というは、先生も大笑いしていた。

先生は昭和30年代の生まれだと言っていた。

道産子であり、網走子である。

 

不思議な縁を感じながら、オートキャンプ場へ戻ると、焼き肉の準備を開始した。

すると、いきなり気温が下がり、台風並みの風が吹き出した。

仕方なく、車内で調理した・・・

 

治った歯で美味しく焼き肉を平らげのであった・・・

 

夜が暮れるに従って、風はますます強くなり、MOTORHOMEを揺らすほどであったが、雨は降っていなかった・・・

明日、連れは用事があるから女満別空港から飛行機で一足先に帰る等のだが、飛行機飛ぶのか?という状況であった。

 

つづく