8月31日、秋田市内のRVパークで夜を明かした。
ユーランドとう温泉施設内の駐車場にRVパークが設けられている。
施設内に気になるポスターを見付けた。
"秋田城"であるが、これは佐竹藩の秋田城ではなく、大和朝廷が作った秋田城であるという・・・
詰まり、坂上田村麻呂が多賀城、胆沢城を作った以前にあったという・・・
この日のミッションは、男鹿半島の寒風山展望台と不老ふ死温泉に入ることであった。
秋田市内から寒風山までは、約35㎞であるので、秋田城は通り道であった・・・
行ってみてビックリである。
昔の門と壁の一部が再現されているが、中途半端が笑えて痛かった・・・
普通漆塗りじゃない?
平瓦?(瓦の下の木の切り口)も塗っただけの粗末なできで、本来なら金属が填められているはず!!!
下らない風力発電所を作る金より、こっちが先じゃない?
と、秋田県政のバカさ加減に辟易させられた・・・
まあ、何事に付けても中途半端が目立つ出来であった・・・
さらに、至る所に「拉致被害者の早期帰国」というポスターがあったが、そもそも秋田港は北朝鮮のマンギョンボウ号?だったか、入港していたとんでもない所である!!!
「お前らが言うな!!!」とツッコミを入れてしまう。
因みに、東北でも秋田は嫌われ者である。
何故か?
東北戦争で奥州連合は幕府軍として明治新政府と戦ったのだが、こともあろうに裏切った佐竹藩が、奥州連合の背後を突いたという・・・
秋田県民がどうこうでなく、歴史の真実は真実であり、裏切りのDNAが県政に受け継がれているといえる。
この建物は何か分かりますか?
何と、当時の水洗トイレであるという!!!
この建物だけでも、我が国が支那や半島の影響を受けていない証拠である!!!
奴らにはトイレという概念が無かったのである!!!
秋田城に挫かれながらも、先を急いだのだ。
男鹿半島へは海岸線の県道56号線を進んだのだが、ここも環境破壊の象徴の風力発電機が乱立している。
そもそも、風力発電機の収支報告書って発表されているのか?
巨大な風力発電機20機で、一体全体どれ程の世帯の電力を賄えるのか?
あの風車はオランダ製らしく、民主党時代に欧州に騙された"京都議定書"で、大量に買わされた負の遺産である。
こんな物なら、火力発電所や石炭発電所を作った方が、電気の安定供給が出来るはずだ。
私の一押しは、ゴミ焼却炉発電所である!!!
火力発電所であるが、燃料は"可燃ゴミ"である。
これこそが究極のエコなはずだ!!!
男鹿半島に入るとなまはげ像が出迎えてくれる。
右隅の車の大きさと比べれば、この像の大きさが分かると思う。
寒風山からの眺めは絶景である。
生憎の天気であったが、それでも感動したほどである。
寒風山を後にして、国道101号線で青森県を目指した。
青森手前の道の駅"みねはま"でランチを取った。
"アワビ定食"に目を奪われた。
新そばも付いてきたし、美味しかったが値段もそこそこ高かったと思った・・・
この辺りから雨が激しくなった。
ワイパーの速度も普段使わない段階であった・・・
青森県に入ると、101号線は五能線に沿って走っている。
明らかに車よりバイクの方が気持ちが良い道であった。
14時過ぎにミッション地である黄金崎にある不老ふ死温泉に到着した。
雨が降っていたので、露天風呂を躊躇していたが、私が入るときだけお約束通りに雨が止んでいた!!!
晴れていれば、湯に浸かりながら夕日を眺められたのである。
ここから、青森港を目指したのだが、これが遠かった!!!
東北を舐めたらいかん!!の一言である。
兎に角広い!!!のである。
帰りに岩手県を通ったのだが、岩手県は広すぎる!!!
知ってますか?
岩手県と四国はほぼ同じ広さなのである。
伊達藩は、現在の福島県の一部、宮城県、岩手県の半分であったから、四国より広かった・・・
凄いぞ伊達政宗侯!!!
まあ、日本全国を持っていた徳川家康公がもの凄いかった・・・
世界一の大金持ちであったのだから当たり前か!!!
想像できますか?
世界の富の1/3を持っていたって!!!
それでもって世界最強の軍隊も持っていたのだから・・・
青森港に着く前に、レーダーを買った。
フェリーのチケットを買って、チャー様の御夕食を作った。
青函トンネルを作った原因は、高倉健さん主演の映画"海峡"でも触れていたが、津軽海峡の連絡船洞爺丸の事故で、1155名の命が失われたのが、切っ掛けとなりトンネルを掘った事になっているが、それなら何故トンネルがあるにも拘わらず、一日24時間2社合わせて16往復しているのか?
結局、自動車社会にも拘わらず、青函トンネルが鉄道トンネルであることが、根本の問題解決になっていないと言えるのと、洞爺丸事故は、予測不能な巨大台風による不測の事故であったので、通常モードでの事故は起こっていないかった。
しかし、青函トンネルは意義があって、北海道で採れた玉葱は貨物列車で日本全国へ送れていて、今日積み込まれた玉葱は、2日後には鹿児島に着くというのだ。
フェリーに乗船すると、チャー様を残して人間は船室へ移動した。
犬は見知らない環境に数時間おかれるなら慣れた環境の方が、精神的に安定するという・・・
船内は自衛隊の人々が多かった。
ご苦労様です・・・
約、4時間の船旅が始まったが、外は大雨のため船室で大人しく過ごした・・・
つづく